訪問時期:2020年1月

イギリス領ヴァージン諸島からアメリカ領ヴァージン諸島、トルトラ島からセント・トーマス島へ渡ります。

予約をしていたフェリーは12時発だったので、ゆっくりとトルトラ島のフェリードックにやってきました。一応、国境を越える国際線なので、空港と同じく2時間前に到着するようにしました。

チケットブースでスマホを見せて予約を確認してESTAも見せろというので、ESTAを見せて、確かチケットを受け取ったと思う。

国際線の入口より入場して、カウンターで出国税を支払って、待合室で待ち時間を過ごすことに。思ったより何もなくて時間潰すの大変そうだなと思ってると、係員らしき人がやってきて10時発のフェリーに乗れと言われる。この時、チケットはどこだ?と言われ、なくて焦る。出国税を支払った際に、渡してしまったのか、そもそも初めからチケットを受け取っていたのか。記憶が曖昧。

よくわからないまま、係員が数人で声をかけあった結果、どうやらOKらしく、さっさと行け!と言われたので、既に時刻は10時20分頃だったのですけど、まだ出発してなかったフェリーに急いで乗り込む。私が最後の客だったようで、乗り込み次第フェリーは出発した。

こうしてトルトラ島を後にして、アメリカ領ヴァージン諸島のセント・トーマスへ向かった。

航海の途中、アメリカの領土に入ったら直ちにSIMカードが使えるようになったのは感心しました。海上でも領土に忠実に電波が届いてる!と。

今回はアメリカ用のSIMカードを用意していったので、BVIにいるときはSIMがずっと使えなかったんですよね。

このSIMカートはとても優秀でした。

さて、セント・トーマス島のシャーロット・アマリーに到着。入国審査を受けてびっくり。なんと乗船客の9割がアメリカ国民でした。2つレーンがあって、ビジターとアメリカ国民の2つレーンがあったのですけど、90%の乗船客がアメリカ国民に並んでいるんですよね。

なので、ビジターが空いていること。4、5人くらいしか並んでなくて、サクサク通過できました。審査というか質問はヌルくなかったですけど、まあ優しい方でした。

イミグレを通過するとすぐ出口で、タクシーの呼び込みが盛んでしたが、そんなに遠くないので徒歩でホテルまで行くことに。

上の写真は歩きだしてしばらくしてからフェリーターミナルを振り返って撮ったものです。

海沿いの道を歩いていきます。かなり気分爽快です。

セント・トーマス島はトルトラ島に比べ、割と平坦な感じの島だなと思いました。

歩道から見た海の景色です。

カリブのこの景色は最高ですね。

今回宿泊するガレオン・ハウス・ホテルまでやってきました。

このホテル、階段が多くて大変です。入口からレセプションに行くまで結構ヘトヘトになります。

レセプションがあるフロアのラウンジスペースです。朝食会場もこちらです。

部屋に行くまでは更に階段を上っていきます。写真ではそうは見えないかもしれませんが、ちょっと古びた部屋だなーという感じです。両脇のランプは点灯しなし、写ってないけど部屋にある椅子のボロさは座るのをためらわれるほどだった。全般的に清潔感が欠けてました。

ベランダがあるのはポイント高いです。

ベランダからの眺望です。かなりいい感じです。

でも良かったのはここくらいでしたね。

バスルームです。

シャワーブースです。

洗面台です。左側に見える石鹸が唯一のアメニティです。シャンプーはなかったです。なので、スーパーで別途購入しました。

プールもあります。ちょっと汚れてたし、ちょうど雨が降ってきたので入りませんでしたが。

翌日、食べた朝食はこんな感じでした。

ガレオン・ハウス・ホテルは安宿っぽい感じで、これで安宿なら文句ないのですけど、実は結構高価なんですよね。こう見えても1泊2万円近くしたので、ちょっと辛いなーという感じです。いくらハイシーズンとはいえ値段と内容が釣り合ってないと思います。

部屋の眺望と中心部へのアクセス抜群のロケーションは良いですが、清潔感に欠けるのは少し敬遠したくなります。

あと、イグアナを至近距離で見たのは良い経験になりました。部屋の横に普通にいました。

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では、他に選択肢はあるのか?

シャーロット・アマリーのホテルでは、Lonely PlanetではGreen Iguanaというホテルが推奨されてました。よって、実際にGreen Iguanaまで行ってみました。ダウンタウンからほど近い距離にあります。

Green Iguanaはゴージャスではないけど、必要十分の良いホテルだということです。

Green Iguana の入口です。

Green Iguanaの弱点はたどり着くまでにこのような猛烈な坂を登る必要があることです。スーツケース持ちながらは相当厳しいでしょう。手ぶらではいけますが、夜は少し治安が不明、多分大丈夫でしょうけど。基本的にはタクシーを利用することが前提になります。

もし私がシャーロット・アマリーで宿泊する機会があるならGreen Iguanaにするでしょう。

https://www.thegreeniguana.com/

あと、もう一つMiller Manorというホテルも推奨されていまして、こちらも良さそうです。テラスからの眺めは最高そうですね。ただ注意点はホテルとダウンタウンの間にサヴァン地区というよろしくない地域があるそうで、夜間はタクシーを利用するようにとのことでした。

ちなみにサヴァン地区はドラッグディーラーやギャングのるつぼだそうです。

Miller Manorは予約が面倒そうで、Emailか電話のみ。いわゆるWebサイトからの予約フォームがないようです。現地までが行きませんでしたが、遠目から眺めました。画像の山の中腹くらいにテラスが見えてます。