訪問時期:2019年12月

トルトラ島からヴァージン・ゴルダ島までフェリーで行き、ザ・バス(The Baths)に行きました。 今回の旅のメインテーマです。

ザ・バスを実際に見てみたい!というところから旅の計画が始まったんですよね。感慨深いです。

トルトラ島のフェリーターミナルのチケット売り場です。前日の夕方に下見に行ったときの一枚です。

場所はこちらになります。

当日は、朝9時発のフェリーに乗り込むため、左から2番目のSpeedy’sのブースに行きました。出発20分くらい前に着きましたが並んでる人はいませんでした。

「このチケットでヴァージン・ゴルダ島との往復で、更にザ・バスまで行けるわよ」とチケットブースのお姉さんに言われるがままに購入。チケットは38ドル。

ヴァージン・ゴルダ島への料金にプラスアルファだったため、きっとザ・バスまでの往復手段が上乗せされているのだろうと勝手に推測。

チケット代わりにピンク色のリストバンドを渡されて、腕に巻きました。

手前にあるのがSpeedy’sのフェリーです。奥に見えるのはクルーズ船ですね。フェリーとは違う港にあります。

フェリーは冷房が効いてて快適そのもの。乗客は白人のファミリー層と現地人ぽい黒人がほとんどで、アジア人は一人もいません。

というか、今回の旅で思ったのは、カリブ海にアジア人は超レアです。これは結構カリブ海が気に入ったポイントです。

ヴァージンゴルダ島のスパニッシュ・タウンに到着。さて、ここからどうやってザ・バスまで行くのかと思いきや、なんと、Speedy’sのバスが港で待っていた!

さすが、超行き届いている。

みんなが次々と乗り込むので流れに乗って乗り込む。そして、バスに乗って悠々とTop of the Bathsの駐車場へ到着。

実は事前にかなり心配していたんですよね。スパニッシュ・タウンからザ・バスまでどうやって行くのかというのを。タクシーで行こうと考えてて、でもタクシー捕まるのかなとか思ったりして・・・心配無用でした!!

こちらがSpeedy’sのバスです。このようなバスが何台か待機していて、スパニッシュ・タウンのフェリードックとザ・バスの間で乗客をピストン輸送しています。

ちなみに帰りはこのバスがフェリーの時刻に合わせて待っています。

12時40分発のフェリーに乗るには12時に駐車場まで戻ってきてねとのこと。

入場料3ドルを支払って入場します。

入場するとこのようになだらかな道を進んでいきます。

周囲を見渡すと、絶景が広がっています。

ニワトリやら左下に見たことない植物やサボテンが見えたりします。

だいたい標識があるのですが、ここは何もない二手の分かれ道。どちらに行くか迷ったら、左に行きます。

そしたらデビルズ・ベイのビーチにきました。また戻ってくるのかなと思い、すぐ出ていきましたが、結局戻ってきませんでした。このビーチはかなり良さげだったので、少しもったいなかった。

元の道に戻り進んでいくと、足が水に浸かるエリアになっていきます。

岩場と海のコントラストが美しいです。

いよいよ、ザ・バスに突入です。こんな感じで狭い岩場に、たくさんの人が並んで渋滞を引き起こしています。

待ち時間は結構長くて、直射日光と、荷物が重かったので、意外と体力削られます。

混雑している中、身をかがめながら狭い岩場をくぐり抜けていくと、紐を頼りに滑りやすい階段を降りて、水に浸かるエリアにやってきます。

ここがザ・バスの心臓部です。

下は膝くらいまでの水です。素足か、水対応のサンダルでないと無理です。もちろん長ズボンも無理です。ビーチサンダルも厳しいです。足首をホールドするサンダル必須です。私は短パンにTEVAのサンダルの服装でした。

上からは巨大な岩石が迫る中、身をくぐりながら進んでいきます。

ギリギリの隙間を進みます。アドベンチャーしています。

前の人を見失うことはありますが、ここまで来たら道に迷うことはありません。階段や通路があったり、岩に方向を示す矢印がマーキングされているので。

このあたりの岩山は見ごたえあります。神秘的な形状です。冒険心をくすぐられます。

そして、到着しました。写真などでよく見かける最も有名なポイントです。

感無量ですね。ターコイズブルーの水面と差し込む光のコントラストが美しいです。

ここはもちろん、最大の撮影スポットになっています。奥の方にいきたかったのですが、首近くまで水に浸かることになるので、荷物が多い身では厳しいので断念。

そこを抜けるとほどなく出口です。スプリングベイに出ます。

逆戻りはできないようです。

本来なら、スプリングベイ方面からザ・バスを通って、デビルズベイに抜けていくのが素晴らしい体験だとガイドブックには書いてありますが、規制されてるようですね。一方通行です。時間帯によっては行けるのかな。

スプリングベイはパラソルがあるので、過ごしやすいです。ビーチはデビルズベイに比べると小さく、大変にぎやかなので落ち着く感じではありませんでした。

スプリングベイには売店のPoor Man’s Barがあります。

ビールやらラムパンチでも飲んでゆっくりしたいところですが、フェリーの時間があるので断念。

トイレもこちらにあります。

行きとは違ったルートでスプリングベイから駐車場へ戻ります。

戻りは早くて、10分もかからずに到着する感じです。

駐車場の横にはTop Of The Bathsというレストランがあるので、食事も楽しめます。

サンダルが砂だらけになってるので、洗い落とします。駐車場のサイドにあります。

ザ・バスには10時ころに入場して、かなり混雑していたのにも関わらず、11時半過ぎには駐車場まで戻ってこれたので、2時間以内で余裕を持って全て回れると思います。ビーチでゆっくりするともう少しかかると思います。

フェリーの時間が、12時40分を逃すと、次が15時30分なので、3時間もあくので、12時のバスに出発に合わせて戻ってきました。

ヴァージンゴルダ島のフェリードックから見える海です。素晴らしい色の海ですよね。

フェリードックから見える山です。ヴァージンゴルダ島は奇岩が織り成す面白い島で、今回は南部のザ・バスのみの観光でしたけど、北部とかに行くのも面白いかなと思えました。ヨットとかクルーザーの客がメインそうな気配もしますけど。

このあとは、12時発のフェリーに乗ってトルトラ島へ戻りました。ピンク色のリストバンドが乗車券代わりです。

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実際に赴くまでは情報が少なくて不安でしたが、ザ・バス(The Baths)は超メジャーな観光地で、現地まで行けば超ラクラクで観光できることが分かりました。神秘的な洞窟を探検しているようなアトラクションです。

普段あまり自然の良さとかに感興することがない私ですけど、岩石が織りなす空間はマジでスペクタクルだなと思いました。

治安も良いし、観光客ばかりで、安心でっせ。

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