2017年4月末にマレーシアのクアラルンプールに行ってきた。ちょうどそのころ日本では、北朝鮮がミサイルを発射することが話題となっていた。とりあえずクアラルンプールに行くことにした。

クアラルンプールで宿泊したホテルは、カプリ・バイ・フレーザー (Capri by Fraser)。レジデンスもあるサービスアパートメント型の宿泊施設だ。自炊なども可能で、コストも安い。ここに2泊した。

 

アクセス

カプリ・バイ・フレーザーがあるバンサー・サウスとはだいたい下のエリアの部分。

カプリ・バイ・フレーザーの最寄り駅はユニバーシティ駅。KLセントラル駅からLRTに乗車して、3駅ほど。駅までのアクセスは簡単。駅からのアクセスはちょっとだけ体力使う。

なぜなら、坂道だからだ。到着した時は、夜で小雨が降っていた。その天候でキャリーバッグを転がしながら坂道を登っていくのは快適ではない。道には出店があって屋根はあるけど、ところどころ3段くらいの階段の段差があって、その都度バッグを持ち上げる必要があった。屋根も途切れ途切れだし。

道路の向こう側のモール側の坂道を登れば良いとは後で気づいたが、そちらは屋根はないので、雨天時は傘が必須。

これがカプリ・バイ・フレーザーの入口。到着したのは夜だったので、翌日の朝に撮影。

少し遠めからカプリ・バイ・フレーザーを見るとこんな感じ。広い道路に狭い歩道。KLらしい光景。

屋上と眺望

ホテルの屋上からの眺望。三角形の頂点が傾いているビルがインパクトあり。

ビルがない側の眺望。クアラルンプールの街並みが広がっているが、高層団地みたいのばっかり。

東京でいうと高島平団地とかのイメージ。

VEホテル&レジデンスという建物が間近にあり、眺望をブロックしているのがやや残念。これがなければ方角的にはペトロナスツインタワーも見えたんじゃないかという気がした。

今度、VEホテルに宿泊したいなと思った。モダンでクリーンなホテルみたいだし。でも眺望の写真が掲載されてないから、あまり眺めはよくないのだろう。

屋上のプールは大盛況。マリーナ・ベイ・サンズスタイル。クアラルンプールだと他にはALOFTも屋上にプールがある。

プールの上階には個室で楽しめるジャグジーがある。カーテンを閉めて密室にして独占できる。実に楽しそうだ。

屋上にはプール以外にも休憩スペースがたくさんある。ただ日中は直射日光が厳しいかな。

屋上のBARの野外テーブル。

カプリ・バイ・フレーザーは観光の拠点としても良いけど、ここだけでも楽しめそうな感じがした。どこも行かずダラダラ過ごすのも意外と良さげ。

屋上からの眺望は様々な角度から楽しめる。そして、どれも飽きない。

夜の屋上

夜の屋上からのバンサーサウスの光景。やっぱり三角系のビルは目立つ。左側の神経みたいな模様のビルは日本ではお目にかかれないセンスだ。

夜景が異様な迫力で迫ってくる。ロマンチックというより、異形なものをみているような感じ。

これはこれで楽しいが、もうちょっとインパクトあっても良い気はした。

夜のプールからの眺め。雨が降っていたので、昼と異なり誰もいなかった。

屋上のBARでダイキリを飲む。頼まなかったが、モヒートがたくさん種類あったのが印象的だった。食事でサモサも頼んだが、作るのに随分時間かかってた。

朝食

朝食はビュッフェ形式。卵料理は紙で書いて渡す注文形式。最初分からなくて、口頭で注文したら紙で書くよう言われる。オムレツをフル・トッピングで注文した。朝食込みの宿泊プランではなかったので別料金(32.8RM)がチャージされる、日本円だと850円程。

ビュッフェだと、フルーツ、野菜を多めに摂れるのが嬉しい。身体に優しい。味ももちろんばっちり。

 

2日目の朝食はビュッフェではなく、カフェで単品のナシレマを頼んでみた。マレーシアに来たからにはこれだよねという感じだ。料金は18RM、日本円だと460円くらい。

 

部屋

部屋はかなり広かった。ダイニング、寝室、バスルーム。価格を鑑みると驚異的な広さ。

ダイニングにはカフェテーブルがある。

ダイニングには、食器やフライパン、鍋など一通り揃っていて、自炊が可能。シンクがあって、電子レンジもある。ホテルというかサービスアパートメントだ。

これが鍋とフライパン。カプリバイフレーザーは長期滞在にも向いてるかもしれない。普通に生活できてしまう。洗濯機はないけど、ホテルの洗濯サービスがある。

洗面スペースも余裕たっぷりの広さ。壁一面が鏡となっている。

バスルームはシャワーのみで、浴槽はなし。熱帯なので東南アジアはシャワールームのみが多い気がする。

デスクも横に広い。何気に上の段が役に立つ。

寝室は全景がうまく収まらないがこんな感じ。35mmの広角レンズでこれくらい。

ベランダ越しの眺望。窓が開かずベランダには出られなかったが、塀が低くてびっくりした。ベランダに出られないのは正解だ。

ベランダの塀に寄りかかるなとの警告。もしかしたらべラダンに出られるのかもしれないな。危ないから出たくないけど。

部屋からの夜景。KLに想いを巡らしながら贅沢な時間を過ごす。ペトロナスツインタワーとは逆方面。

ホテルの周辺

最寄り駅のユニバーシティ駅には2017年3月にオープンしたばかりのモールがある。オープンしたばかりすぎて、まだ大部分のお店が準備中だ。これがKL流。しかし、スーパーは開いてるので、食材など買って自炊は可能だ。

短期滞在ならホテルの隣にあるNEXUSというレストラン街へ行くのもおすすめ。最初、NEXUSの存在気づかなかったのでもったいなかった。

NEXUSには日本食レストランもあります。どんな料理なのか気になる。

SOULedOUTというスポーツバーみたいなところでプレミアリーグを見てました。

SOULedOUTでもダイキリを注文。南国の蒸し暑い気候だとつい甘いカクテルを頼みたくなってしまう。辛口のカクテルが恋しくなってくる。

まとめ

カプリバイフレーザーはKLの中心地からわずかに離れてるので安いけど、価格からは考えられないほど贅沢なホテルだった。

LRTの駅も近いし、観光の拠点としてもおすすめ。沈没するにも良いのではないか。

屋上の眺望は一見の価値あり、とまでかは分からないけど、爽快なのは確かだ。

ふらっとKLに行って、カプリバイフレーザーに宿泊して、余暇を楽しむ。

欲を言うと、屋上のBARは少々アップリフティングだったので、シックなBARがあれば更に最高なんだが。

ファミリー向けでもぴったし。屋上のプールは家族連れで賑わっていた。

幅広い層にマッチすると思うし、どんな人にもとりあえず外さないと思う。

訪問時期:2017年4月