• タイハン (大坑) ~アーティスト性が高い街並み~

期待のニュースポットという情報を得たので、期待せずに行ってみたら、かなり面白かった。それがタイハン (大坑)。香港は拝金志向で金こそ正義、という世界だけど、大坑に来るとインディペンデントなカルチャーの存在を実感する。ストリートを感じるのだ。それがタイハン (大坑)、東京でいうと麻布十番か、高円寺か、下北沢か、どれだ!?

とりあえず、タイハンへ行って観光して、通ぶってみよう。

ラグジュアリーな空間に飽き、下町の活気も飽きたのなら、タイハンへGO!

タイハン・エリアはこの地図付近一帯の碁盤の目のような正方形地域のことだ。見ればわかる通り、100メートル四方くらいの狭い地域であり、MTRの駅からは少し歩く場所にある。

タイハンへは中環あたりからだとトラムで行くのが良いだろう。MTRやバスでも問題なし。MTRだと天后駅で降車、銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅の次の駅っす。この写真はトラムでやってきて、タイハンのエリアに近づいているところだ。

蓮花宮西街。なんかカッコいいストリートの名前だなと。ここまでくればタイハンまであと一歩だ。

タイハンまであと一歩というとことで、リトル・タイハンという名のホテル&サービスアパートメントを発見。タイハン気分が高まる。先のWEBサイトは工事中なので(2016年2月時点)、FACEBOOKのページか、こちらの紹介ページが参考になる。泊まってみたいな。もう利用できるのかしらん?

そして、到着。タイハンへやって来た。

これがタイハンの街区、つまりストリート。

碁盤の目となっている街区に小さなお店がいっぱい。路駐の車もいっぱい。車大杉。

この狭い街区にカフェやレストランなどの個性的なお店がたくさんある。タイハンは発展目覚ましいようで、Googleストリートビューの様子が追い付いていない。なお、この写真は瀟洒な一角。奥に見える、突き出した席があるのはWarrenというレストラン。

一軒だけ飾りが激しいのは、The Old Hakka Houseという貸しパーティスペースっぽい家。見かけによらず、内装は超オシャレ。30人まで収容可能だそうだけど、ベッドがないので宿泊は無理なのかな。こういうところに招かれる身になりたいですな。

こちらはポップなイエローが目立つ、Gaggia Barista Academy という場所。その名の通りバリスタのスクールみたいだ。

これはate26 というカフェ。ラテン系の国みたいな色使いが個性的。

全面にキティちゃんを押し出しているのはHello Kitty Secret Garden という名前のカフェ。

青が鮮やかなTaylor Shellfish Farms Restaurant はシーフードのレストラン。

壁画が目立つサイゴンは気安く入れるベトナム料理の定食屋。私はここで腹ごしらえをした。味はまあまあ。

緑に覆われた東京っぽい建物はAllure Customised Hair 、つまりヘア・サロン。

路地の風景も絵になる。これは先に取り上げたGaggia Barista Academyがある路地だ。

これも絵になる路地。歩いてるだけでいい気分になれる。タイハン面白いっす。


さて、タイハンの魅力が少しでも伝わったかどうなのか。今回訪れたのは昼間だったけど、タイハンは夜も面白そうだよな。ワインバーとかあったし、もしかしたらソーホー並みにエキサイティングかもしれないぞ。香港ではこの辺を拠点に活動したいと思った(いったい何の活動?)。また行くぞよ。

訪問時期:2016年11月

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