• レパルスベイ ~香港のリゾート地で極楽気分~

迷った。レパルスベイ(淺水灣)に行くか、ランタオ島に行くか。どっちも行ったことないからだ。ガイドブックのるるぶを見ながら迷っていた。結局レパルスベイにした。

コインを空中に投げて裏が出たらレパルスベイ、裏が出たらランタオ島、と決めてコインを投げたら表が出たから。というのは真っ青な嘘で、ランタオ島は距離があって時間的に厳しそうだったからだ。ランタオ島はまた今度にしよう。

そんで、レパルスベイはどうだったかというと、ズバリ、当たりだったぞよ。

山を越えていくバスがテーマパークのアトラクションばりにスリリング

レパルスベイには、中環(セントラル)から路線バス(※)で行くんだが、山を越えていくバスがスピードだして急カーブをつっきっていくもんだから、スリルたっぷり。眺望も絶景だから2階席に座って、しかと味わうべし。山の頂を越えて下り坂になってからが見どころだぞ。ちなみに、トンネル(アバディーン・トンネル)を使用する坂道を使わないバスもあるが、せっかくだから山越え路線で行こう!

※中環のバスターミナルから赤柱(スタンレー)行きに乗車。山越え急坂エンターテイメント路線はルートNo.6。トンネル経由の安心路線はルートNo.6A, 6X。ルートはこちらのリンク で確認可能。

現地に到着して看板をピシャリと一枚。看板を御覧の通り、ビーチっす。香港にもリゾートっぽいビーチがあるのねー。さ、レッツゴー。

むむむ。これはまさしく、南国のリゾート地、じゃないか。香港らしさが皆無。

ビーチには木が植えられていてる。どこのリゾート地ですかという感じ。ここは香港ですよ。夏じゃないので、泳いでる人は少ない。

のんびりしている人たちが大勢いる。旅行者なのかローカルな人なのか、よく分からん。ここのビーチは多種多様な光景。

ちなみに、奥の温度計によると気温は26度。11月の香港はちょうどいい気候だ。

海の風景はこんな感じ。どこの離島かと思うような光景だが、ここ香港っす。

後ろを振り返ると目に入るのが、真ん中に穴があいている建物。ザ・レパルスベイという有名な建物だ。真ん中の穴は龍の通り道で、風水を考慮してる。建物内には素敵なことで高名なザ・ベランダ・レストランがあり、アフタヌーンティーが楽しめるようだ。

ふと、サイドを見渡すと、妙にケバケバしい、チャイニーズ・サイケデリックな施設が目に入る。なんじゃありゃ。

ここは天后廟(ティンハウミュウ)という寺院。パワースポットらしい。福の神が集結しているとか⁉

多くの人で、賑わっている。造形がいちいち派手、日本では考えられない色彩感覚。文化の違いを感じさせる。

これは長寿橋、渡ると寿命が伸びるとか。

さて、休憩場所にも困らないのがレパルスベイ。ビーチ沿いに飲食店がつらなる建物あり。たくさんカフェがあるぞ。

たくさんのカフェの中から、私が入店したのはHOTSHOTというカフェバー。通りの奥の端にあって、客が少ないこと、音楽が比較的大き目の音量でかかっており、壁には絵画が飾ってある、いわゆるアート志向ということ。で、気に入った。

ブルックリンラガーの生ビールを注文。暑い気候の昼下がり飲むビールの美味さ!この美味しさを知ってしまうと、人間はやめられなくなる。つまみにオニオンリングを頼んで、レパルスベイを堪能。

HOTSHOTの店内の様子。この店を選んで正解だった。チルアウトのためにあるようなお店だ。HOTSHOTの場所は以下のマップを参照。客が少なかったのでいつまであるか不安。

夕日を浴びたビーチも美しい。レパルスベイ、一般的な香港のイメージからは一線を画す場所だ。あ、でも帰りのバスは満員でなかなか乗れないので大変かも。

訪問時期:2016年11月

香港に引っ越しました。
ぶんか社 (2014-12-18)