訪問時期:2025年2月

パサデナの観光記録です。上品で治安もよく、欧州の香りが漂う素敵なところでした。


The Paseo

パセオは屋外型のモールで、宿泊したホテルの間近にありました。あまり賑わっておらず、閑散としていました。パサデナの街自体がそんな感じなのですけど、パセオはその傾向が強く、大丈夫かなと心配になりました。


Vroman’s Bookstore

コロラド・ブールバードに面するVroman’s Bookstoreは1894年創業の独立系書店です。カリフォルニアで最も歴史ある書店として知られ、アメリカ全体でも屈指の老舗書店のひとつです。店名は創業者のAdam Clark Vromanにちなんでいます。

2階建ての広い店内には様々なジャンルの本があり、カフェもあります。雑貨やオリジナルグッズも販売していて、見ているだけでも楽しめる場所です。ポートランドにあるパウエルズ・ブックスみたいな感じです。こういうお店があると街の魅力がグッと増しますね!

書店の入口にはWRDSMTHのミューラルがあります。ホテルの部屋もあるのとは似ていますが色やメッセージが異なる違った作品です。

https://vromansbookstore.com/


Pasadena City Hall

パサデナ市庁舎ことシティホールは、1927年に建てられたスペイン・コロニアル・リバイバル様式とルネサンス様式が融合したデザインが特徴で、パサデナを象徴するランドマークの一つです。丸いドームとアーチ状の柱が特徴的で、このデザインはサンフランシスコのシティホールを参考にしていると言われています。

シティホールの天井のデザインです。ミニマルな感じで印象に残りました。

中庭には噴水があります。

東側の離れた場所から見るシティホールも良きです。どことなくスペインあたりを想起させる光景です。

パサデナで育ったロビンソン兄弟の彫像です。シティホールの入口の向かい側にあります。

兄のマシュー・ロビンソンは1936年のベルリン・オリンピックの銅メダリストとして知られていて、弟のジャッキー・ロビンソンは黒人初のメジャーリーガーです。MLBのみならず人種差別問題そのものへ与えた影響は非常に大きく、背番号「42」はMLB全球団共通の永久欠番となっています。


オールド・パサデナ

コロラド・ブールバードに面するオールド・パサデナは通りの両脇にお店がたくさんある繁華街になっています。とはいえパサデナなので上品に賑わっていて、混雑はしておらず、落ち着いた空気が流れています。

オールドパサデナにはビッグバンセオリーという通りもあります。

2007年~2019年までアメリカのCBSで放送されたパサデナが舞台となったテレビドラマ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』の影響で2016年にこの標識が立ったそうです。


ワン・コロラド

ワン・コロラドはオールドパサデナの一角にある19世紀末から20世紀初頭に建てられた建物をそのまま活かしてショップが低層モールみたいに集結している場所です。

規模は大きくないですが、写真映えするところでもあり、歩いていて楽しめるところでした。

https://www.onecolorado.com


サウス・レイク・アベニュー

コロラド・ブールバードと並んでパサデナを代表する通りのサウス・レイク・アベニューは、都会的でモダンな通りという印象でした。

オーガニックを売りにしたジュースやフードを販売しているKreationなどが見えます。

Pokemixというお店でAloha salmonというポケを食べました。丁寧に作ってくれて野菜一杯で美味しかったです。


その他

Home Brewed Barというカフェでラテとコーヒーケーキをいただきました。この店に限らないですが、店内のタッチパネルで注文して名前を入力して支払いして出来上がって名前を呼ばれるのを待つというスタイルの店が多かったです。もちろんカウンターでも注文できるのですけど、慣れるとタッチパネル方式は楽ですね。

日本でもチェーン店でこの方式がありますけど、LAでは小規模のお店でもタッチパネルが普及しているイメージでした。

メトロのメモリアル・パーク駅です。マンションの下を突っ切っていてダイナミックな光景です。オールド・パサデナに行くにはここからが近いですかね。

メモリアル・パーク駅に近いノスタルジック・カフェで休憩しました。南欧的な内装でリラクゼーションできるカフェでした。

コロラド・ブールバードあるターゲットは何でもそろう巨大スーパーです。日用品から電気製品まで売っていて重宝します。

オールド・パサデナにあるNha Trang Vietnamese Cuisineでいただいたボーンブロスのベジ・フォーです。フォーといえども細麺でなんとなく素麺みたいな感触でした。価格は19ドル弱でだいたい2800円くらい。日本の感覚だとかなり高価ですけど、ファストフードを除けばどこで食べても一食で17~19ドルくらいは確実にするので、アメリカでは平均的な値段です。

コロラド・ブールバードにあったSweetgreenは全米で展開しているサラダ専門のチェーン店です。日本ではないタイプのお店ですね。注文したのはCrispy rice bawlです。17.95ドルでした。サラダいっぱいなのは健康的で良いのですが、ソースというかドレッシングの味が濃すぎでした。

ここはカスタマイズ可でいろいろ指定できるので、自分好みの品に仕上げるべきなのでしょうけど、語学力に不安があるのでつい頼みやすい固定メニューにしてしまいますwww

そんな感じでパサデナはかなり気に入りました。良い意味でロサンゼルスらしくない街で、だけど気候はロサンゼルスの神気候なのでとても居心地の良い街です。

今回は時間も少なくゆっくり回れませんでしたので、↓のサイトを参考に次の機会にはもう少し深掘りしてみたいところですね。ハンティントン・ライブラリーも行けなかったし。

https://www.visitpasadena.com/