訪問時期:2023年12月
この日は朝からロッテルダム近郊にあるキンデルダイクという風車がたくさんある場所へ行ってきました。キンデルダイクにはロッテルダムから水上バスを使って行きます。
朝一番10時のウォーターバスに乗るため、セントラル駅から7番のトラムに乗ってWillemskadeという停留所までやってきました。水上バスのエラスムスの停留所のそばになります。
この日はいつもより雨足が強く、キンデルダイクには相性の悪い一日となりました。
トラムはRETの路線図を見ると分かりやすいですね。Google Mapでも良いですが、最短時間の経路を提示してくれるため、結構目的地まで歩かされたりするので。
エラスムス橋の麓の水上バス乗り場です。
ここから21番の水上バスに乗ってキンデルダイクへ向かいます。
2時間に1本しかないので、乗り過ごさないよう少し早めに到着しました。
エラスムス橋の水上バス乗り場からは、対岸のテトリスみたいな奇怪な3連ビルとエラスムス橋が良く見えます。ここは眺望スポットとしても良いですね。
21番の水上バスが定刻通りにやってきたので、乗り込みます。
キンデルダイクまで約40分、乗換の必要はありませんが、途中で一つだけ止まります。チケットは水上バスの公式サイトより事前購入していたので、スマホで画面を見せて終わりです。楽なものでした。
キンデルダイクのMolenkadeという船着き場に着。
船から降りたら標識に従って、キンデルダイクへ向かいます。写真の他にもたくさん標識があるので道に迷うことはまずありません。
左側に見える建物がビジターセンターです。船着き場から徒歩3~4分の距離です。
ビジターセンターにはお土産屋やカフェがあります。インフォメーションセンターもあるので、風車のチケットも買えるはずです。私はWebで事前購入しましたが。
ちなみに風車の中に入るのでなければ、特にチケットは必要ないのですね。知らなかったです。でも、ここまで来て風車の中に入らないという選択肢はありえないので、チケットは購入必須ですね。
ビジターセンタを出発したあとはひたすら直進していきます。すると、左右にある風車がどんどん近づいてきます。
実はこの時点で一つ誤りを犯してまして、いま歩いている左側の道路は自転車用なのです。右側が歩行者用の通路です。なので、どうなるかというと、、、
写真は右側に現れる一つ目の風車です。この写真を撮るのに右側の歩行者通路の少し出っ張った撮影スポットに行く必要があります。なので歩行者通路に渡らないといけませんが、道がないので草むらの茂みがないところを注意深く横切ってたら雨でスリッピーな地面で滑ってしまい、靴と服に少し泥が付いてしまいました。転ばなかったのは幸いでしたが。
また少し前方へ歩いていくと今度は風車のそばまで行ける橋があります。
橋を渡って、風車へ向かいます。
中に入るのにはチケットが必要です。公式サイトより事前購入したチケットのQRコードをかざして入場しました。
風車の中では、風車の造りや暮らしを垣間見ることができます。
竪穴式住居みたいなのを想像していたので意外と文化的な生活で驚きました。
道に戻ってからは、左右の風車を眺めながら再び直進していきます。
小川を眺めたり、
Yの字型に曲がったりする川の光景を楽しみます。
近づける場所だと、風車に近づいていきます。
そして、もう一つある内部に入場可能な風車へたどり着きます。少し道を見失いましたが、実はキンデルダイクは公式アプリがあるので、それを使えば見どころが分かりやすいですし、あまり迷いません。
風車の横にある小屋で係員にチケットを見せて入場します。入口にあったビジターセンタよりは遥かに小規模ですが、この小屋ではお土産を売ってたり、トイレがあったり、コーヒーやお茶を飲めたりします。
こちらの風車ではより生活に密着した光景が見れます。ずっとシンクで何かやっている人がいましたが、何をしていたのでしょうか。
風車前の庭の光景です。このあたりからいよいよ天候が暴風雨に近くなってきました。
これで一通り観光が終わったので、来た道を徒歩で戻るのですが風と雨が半端ないです。
傘は風に飛ばされるので全く役に立たないので、撥水のジャケットとフードでしのいでました。水が内部にしみるなどはなかったですが、完璧な防水ではないため、強い雨で少し湿ったりはしました。また、全体的に服装の防寒性がやや低く、かなり体力を消耗しました。その影響もありエラスムス橋の年越し花火イベントはパスしました。
何とか頑張ってビジターセンターまで戻り、そのあとは行きと同じ船に乗ってロッテルダムのエラスムス橋まで戻りました。船の時間が2時間に1本なので雨宿りというわけにもいかなかったのですよね。
まとめ
風車の光景は幻想的で予想以上に楽しかったですが、天候の悪さも想像以上で、なかなか疲れた体験になりました。キンデルダイクには春とか天候が良い季節に行くのが良さそうです。冬の灰色の空のオランダは大好きなのですが、キンデルダイクには向いてなかったです。
今回ロッテルダムに滞在して思ったのは、冬のオランダはゴアテックスの3レイヤーくらい防水性が高い上着にしたほうが快適そうだなと。基本的に傘はさほど役に立ちませんし、現地の人は上着のフードで雨をしのいでます。
冬のオランダは気温はそんなに低くないのですが、風が強いので天気や場所によってはかなり寒くなります。特に屋外の観光スポットは風雨にさらされますので注意が必要です。