訪問時期:2023年12月
ロッテルダムで宿泊したのはロッテルダム・マリオット・ホテルです。このホテルはロッテルダムセントラル駅の目の前にあるという抜群の立地の良さです。そのうえスキポール空港からロッテルダムセントラル駅まではICダイレクトで27分なので、下手するとアムステルダムのホテルよりもスキポール空港からのアクセスが便利ではというレベルです。そして立地だけでなく、中身も良いホテルです。
今回はポイントを使って宿泊しました。マリオットはポイントで4泊すると1泊サービスしてくれるのが嬉しいですね。
駅の目の前にある高くそびえたつ高層ビル。これがロッテルダム・マリオット・ホテルです。上部にあるマリオットのエンブレムがその存在を誇示しています。
この建物はかなり目立ちますので、絶対に迷うことはありません。
トラムの線路や道路を横切って、ホテルの前まで行きます。駅から徒歩1分くらいですかね。
まだ午前中だったので、部屋は用意できておらず、荷物だけ預かってもらい、ラウンジの利用カードだけもらいました。
そうです。ついにマリオットのプラチナ会員になりましたので、特典でラウンジが利用可能な状態になったのです。浮かれた気分でラウンジに乗り込みました。
12階のラウンジの様子です。朝食の時間も終わったので、閑散としてます。
まずはここで長旅の疲れを癒すべく、アールグレイティーを一杯飲みました。
ここで気づいたのですが、このホテルは1階から12階までだけなんですね。ビルの外観からしててっきり高層ビルの全てのフロアがマリオットホテルだと思ってましたが、低層階のみがホテルとなっています。高層階はオフィスビルになってる模様です。
これは騙されるというか、勘違いする人が多いと思うので、よーくチェックしておきましょう。
ラウンジのお気に入りスペースはこちらのソファですかね。食事には不向きですが、夜などにお茶を飲みながらリラックスするのには向いてました。
12階のラウンジから見下ろすロッテルダムセントラル駅です。やっぱりカッコいい!
しかも見飽きないです。
この光景を見下ろす席で食事をするのは気分良かったです。
さて、外出して、夜に戻ってきました。
マリオットのアプリで部屋番号が表示されていて、部屋をスマホで開けられるモバイルキーも取得できていたので不要だったのですが、フロントに立ち寄って一応カードのルームキーをもらいました。
部屋の様子です。
最もグレードが低い部屋を予約しましたが、特にアップグレードはされていませんでしたね。プラチナ会員なのでアップグレードされているかなと少しは期待していたので、正直言って少しがっくりしましたが、慣れたら実に居心地の良い部屋だと気づきました。さすがのクオリティの高さだなと。ていうかこれで十分だなと。
多くの時間を過ごしたソファの様子です。いいソファでした。
窓際にも座れるクッションがありますが、この窓は外から丸見えなんですよね。周囲にはオフィスビルしかなさそうですけど、基本的にカーテンは閉めていることが多かったので、この窓際の席はあまり使用しませんでしたね。
日中の写真ですが、窓からの眺望はこんな感じでした。眺望を楽しむ部屋ではありませんでしたので、カーテンを開けてる意味もあまりなかったですね。
ベッドの様子です。マリオットなのでさすがの寝心地の良さでした。ベッドの質の高さはマリオットの良いところです。
ベッドサイドの照明が眩しすぎなのですが、これは下方向に下げることができます。
ベッドサイドの照明を下方向に下げるとこんな感じで、グッと過ごしやすくなります。上部の壁紙の波をうっているような模様も良いですね!
バスルームの様子です。
水回りは充実していました。シャワーの水圧が弱めだったのが唯一の残念なところでしたが、別に使えないわけではないのでそこまで気にはなりませんでした。
アメニティはthisworks です。
そしてバスタブは足を延ばせる大きさのでした。これは良かったですね。
疲れを癒すのに、毎晩お風呂に入ってました。
ディナーをラウンジで
12階のMクラブラウンジでは5:30pm~9:30pmの間、軽食が出ます。軽食といっても十分に夕食代わりになるものでした。
滞在中は基本的にはこのラウンジで夕食を取っていましたね。だいたいは似たようなメニューなのですが、毎晩少しずつ異なるのも楽しみでした。野菜スティックは旅先での野菜不足解消にいいですし、デザートでプディングがあった日は美味しくいただきました。
朝食をラウンジにて
朝食は6:30amから9:30amまでです。週末は10:00amまでです。なかなか充実していました。
だいたいどの日も似ていますが、こんな感じでした。マヌカハニーは持参したものです。卵料理はゆで卵があったら良かったのですが、スクランブルエッグは業務用で作れるから楽なのですかね
年越し花火イベント対応
大晦日こと12月31日ことNYE(New Year’s Eve)の日のこと、エラスムス橋で年越し花火イベントがあるのですが、その日の対応についてまとめた紙が12月31日に部屋に置いてありました。
要点をまとめると以下です。
- 12/31はナショナルファイヤーワーク(国営花火イベント)がエラスムス橋で開催されるよ。
- 12/31は地下鉄が25:52までロッテルダムセントラル駅まで運行するから安心して花火を楽しめるよ。
- 1/1は13:00まで朝食をやってるから朝遅く起きても大丈夫だよ。ラウンジもRフロアのレストランも13:00までやってるよ。
- ちなみに1/1は10:00~11:30の時間帯が朝食は混むよ。
- 新年祝いとしてGlass of bubblesを用意してるよ(泡ものの飲み物。シャンパン?)
うおお、なんて至れり尽くせりなんでしょうか!。さすが、気配りが行き届いてます。これぞおもてなし。
しかしながら、当日は疲れがかなりたまっていることなどから、イベントは断念することにしました。思った以上にキンデルダイクの暴風雨にやられました。
こちらのシャンパングラスに入ってるのが、元日の朝にラウンジであったGlass of bubblesです。アルコール飲まないので口付けませんでしたが、本当にアルコール入りなのか口付けて確かめたら良かったなと。アルコールだとしてもシャンパンではなく、スパークリングワインでしょうけど。
1階のロビーでは2024年を祝福していました。
まとめ
ロッテルダム・マリオット・ホテルはとても良かったですね。派手なデザインなどはありませんが、セントラル駅から至近距離の立地とか、至る所に行き届いてるところとか、滞在すると良さが染みて分かってくるホテルです。何よりもスキポール空港からのアクセスが良すぎです。
ロッテルダムにはマリオット系列の他のホテルもあって、そちらも気になりますが、ロッテルダム・マリオット・ホテルが最適解の気がしてなりません。
ラウンジを部屋の延長として使うと、ホテル滞在がかなり充実することにも気づきました。12階のラウンジから見下ろすセントラル駅の光景は見ごたえあります。なので ラウンジを使えないと良さが半減してしまうかもしれませんね。