訪問時期:2022年12月

2022年の年末から2023年の年始にかけて、オランダのアムステルダムへ行きました。

年末年始の時期は北米やアジアはいつもよりも相当割高。逆に普段は高値のヨーロッパが相対的に割安で、中でもKLM航空のアムステルダムの直行便は相対的に割安でした。オランダやヨーロッパへ観光に行くなら年末年始の時期が相対的なコスパが良いと思います。

成田空港第1ターミナルへやってきました。

有人カウンター行く必要がない便利な発券機で、ボーディングパスを発行する。今回利用するのはKLM航空。東京成田からアムステルダムへの直行便です。

前日にスマホのアプリでチェックインしてボーディングパスが表示されてたので、特に紙のボーディングパスは必要なかったのですが、一応発行しました。

ちなみに帰路はスマホのボーディングパスは一度有人カウンターでチェックインしないと表示されなかったけど、やり方が良くなかったのかそういう仕様なのかは不明。

KLM航空は初めての利用ですが、立ちはだかるのは12kgの壁。手荷物は12kg以内に収めないといけないというルール。キャリーバッグと身の回りの品バッグの2つを合わせて12kg以内です。これが結構厳しくて、持っていきたいけど持っていけない物や服がありました。

しかし結論を言うと、今回のフライトで手荷物の重量を計測されたことは一度もありませんでした。せっかく頑張ったのに、ちょっと拍子抜けでした。

ウクライナ侵攻の影響で、ロシア上空を飛行できないので、アラスカからカナダを抜けて、グリーンランドやアイスランドを越えて、オランダに向かいます。そのためフライト時間はなんと14時間!。自分史上でも最大級のフライト時間になりました。

CAさんも「ベリー ロング フライト」と言ってましたが、14時間はさすがに長いですよね。

フライト中に読んでいた藤沢数希「コスパで考える学歴攻略法」を読み終わってもまだ時間があったので、もう一冊何か用意しておいても良かったと思いました。

「コスパで考える学歴攻略法」は露悪的な本かと思いきや、真摯に勉強に向き合った本で読み応えありました。英語に関する話とか、あとがきのシュレーディンガー方程式の話とか良かったですね。

アムステルダムに到着。スキポール空港の様子です。

OVチップカールトというSUICAのようなICカードを購入したいのですが、写真の券売機では購入できずに、エラーとなってしまいました。なので有人カウンターへ行きました。

ちなみに、オランダの入国審査は、「何しに来たの?」、「何日間滞在するの?」、と簡単な問いであっさり終了。先日のアメリカの執拗な質問攻めに比べて遥かに楽でした。もちろんワクチン接種歴など問われることもありません。完全にCovid-19は過去のものになっています。

なお2023年末に導入が予定されているヨーロッパ版ESTAのETIASが導入されると入国審査も少し変わってくるかもしれませんね。申請を忘れないようにしないといけませんね。

スキポール空港内の列車の有人カウンター。こちらでOVチップカールトの匿名版(Anonymous )を購入できました。30ユーロをチャージしました。少なくとも20ユーロないと鉄道には乗れませんので。

こちらが匿名版のOVチップカールトです。

個人登録する記名版もあるのですが、旅行者は取得不可のようです。

スキポール空港から鉄道に乗ってザウド駅(Zuid)へ着。一駅で着きます。

ほとんどの旅行者はアムステルダムのセントラル駅へ向かうと思うのですが、やや郊外のホテルに泊まるのでザウド駅へ。

そのためどの列車に乗るか分かりづらくて混乱してしまいましたが、スマホのGoogle Mapを頼りに乗車しました。Google Mapは時刻表とリンクしていてとても役に立ちます。

ちなみにセントラル駅までならセントラル行きと表示されているので迷いません。

実はアムステルダムに来るのは2回目でして、前回は10年以上前のことです。その時はスキポール空港からセントラル駅まで行きました。そんなこともあって違った場所にしようと思いました。

ザウド駅の様子。

夜で暗く、更に雨も降っていて、早速アムステルダムの洗礼を受けています。

ザウド駅からホテルまで歩いていく様子です。

雨の上に風もそれなりに強く、傘があまり役に立たない。傘がすぐ裏返ってしまう。

そのうえ石畳でキャリーバッグも転がしにくく、なかなか大変だなと。素直にタクシーかUber使っておけば良かったかもと一瞬思いました。でもそこまで大変でもないかな。ゴアテックスのコートを着ていたし。

ザウド駅から10分ちょっと歩くとホテルが見えてきます。

今回宿泊するホテルは、大きなモールに直結しているエレメント・アムステルダムです。


今回使用したSIMカードは楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIです。

Rakuten UN-LIMIT VIIは海外でのローミングがとても優秀です。海外では毎月2GBまで使いたい放題で、ほぼ全世界で使えるので、旅先に合わせて購入する必要がありません。このSIMカードは大変有用です。国内でもIIJMIOのSIMカードのバックアップとして使ってます。

ただ楽天モバイルの事業はあまり好調でないようで、存続が危ぶまれているような情報を聞いたりします。今後の継続性には一抹の不安がありますが、とりあえず現在は大変有用なので良しとしましょう。