訪問時期:2022年1月

東京の東側でホカンスを楽しんだついでに、東京都現代美術館や清澄白河などを主にシェアサイクルを利用して巡りましたので記します。

馬喰町から清澄白河まで歩いていた時に見つけた、東日本橋にある喫茶店「デルフリ村」です。

異彩を放つ外観です。

デルフリ村のそばにある薬研堀不動尊です。

ビルの谷間にコンパクトに建てられています。

階段を昇って参拝したあと、振り返って撮った写真です。

ビルの隙間にスカイツリーが見えます。

見やすくするために写真を拡大してみます。

スカイツリーが見事に建物の隙間に収まっています。

狙ってるのか偶然なのかは不明ですが、葛飾北斎みたいな構図だなと思いました。


隅田川を渡って清澄白河に来てからは、シェアサイクルを使いこなすことを覚えました。

いつも東京都現代美術館とか駅から遠いなーと思っていたのですが、自転車を使うと楽々だし行動範囲が広がります。

清澄白河にある深川釜匠です。

今まで一度も深川めしを食べたことがないので、ちょうどランチの時間にトライしてみることにしました。

深川めしです。

あさりたっぷりです。あさりに囲まれて幸せになります。

なんとなくシンガポールやタイのチキンライスと同じジャンルかなと思いました。

ご飯が大量でとても食べきれないくらいあるので、持ち帰り用にサランラップが常備されているのが面白いです。

次は炊き込みではない、ぶっかけの深川丼も食べてみたいですね。


ブルーボトルコーヒーです。

オープンからだいぶ経ったのでさすがにブームも落ち着いただろうと思いきや、大勢お客さんがいて、外まで待っている人がいました。

私のブルーボトルは好きで結構飲んでいたのですけど、コーヒー自体を今は飲まなくなってしまったので、入店はせず。

ブックカフェのドレッドノートです。

大勢のお客さんでにぎわっていました。

本のセレクションが強烈に偏ってて、戦艦や軍事、宇宙、歴史などが主体です。

店内のオシャレな雰囲気と蔵書のアンマッチが強い印象を残します。

そんな中、自分が好きなレベーティカのバンドシネの本があったのが嬉しかったですね。

ドレッドノートではスパイスレモネードを頼みました。

ジンジャーが入ったホットレモネードです。

個性的で温かみのある味わいで、寒い季節にジャストフィットしました。


清澄庭園です。

今まで一度も入ったことなかったので、フラっと立ち寄ってみました。


東京都現代美術館にやってきました。

クリスチャン・マークレー展とユージーン・スタジオ展を鑑賞しました。

まずはクリスチャン・マークレー展です。

こちらは展示される度にその国の言語で翻訳され伝言ゲームのように変化し続ける音についての文章が壁に書かれている作品MIxed Reviews(1999-)です。後で思うと、この展覧会の内容を暗示しているようでした。

同じくクリスチャンマークレー展です。オトマノペの絵画作品Actions(2013-2014)です。

全般的に作品はコラージュの嵐でした。こちらはNo!(2020)です。

クリスチャン・マークレーはかつて、横浜トリエンナーレで見た「The Clock」という作品に感銘を受けたのですが、今回の展覧会には出品されていませんでした。

その代わりというわけでもないでしょうが「ビデオカルテット(2002)」という4つの映像を組み合わせた作品が展示されてました。

クリスチャンマークレー展は作家の個性が全面に出ていて、作風の幅は狭いし、観てて楽しいかというとそうでもないんだけど、妙に記憶に引っかかる感じでした。

クリスチャン・マークレー

トランスレーティング[翻訳する]

2021年11月20日(土)- 2022年2月23日(水・祝)

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/christian-marclay/

次はユージーン・スタジオ展です。

<レインボーペインティング>シリーズ(2021)です。

ロスコルームを思わす白い絵画でいい空間だなと思いました。

よくみると虹のようなグラデーションや。近づくと指の模様が見えるなど細部にわたり凝っています。

暗闇の中で砂粒のようなものが落ちてきて、ずっと見ていたくなるようなゴールドレイン(2019)という作品です。既視感があると思ったら、オラファー・エリアソン展で同じような作品を見ましたね。

あと、「想像」という人数制限のある作品があったのですが、午前中に伺ったら次回は16:30からということでパスしました。残念!

他にもユージーン・スタジオ展は一つ一つが品質高く、見てて非常にエキサイティングな展覧会でしたが、果たしてこれがアートなのだろうかとも思いました。

チームラボと同じような印象というか、作家のドロドロした執着や念みたいなものはないような、AIが作った作品みたいな感じだなと。

作品の幅が広すぎるからそう思ってしまうかもしれません。いろいろ考えさせらます。

ユージーン・スタジオ 新しい海 

EUGENE STUDIO After the rainbow

2021年11月20日(土)- 2022年2月23日(水・祝)

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/the-eugene-studio/

他に常設展と久保田成子典もあったのですが、時間切れで見れず。いつものことですが、東京都現代美術館は時間が足りない。

帰りは自転車を使おうかと思いましたが、たまたまバスの時間があったので東京駅までバスで行きました。

清澄白河は個性的なカフェやお店が多く、自転車での散策が楽しいです。これまで東京の東側は縁遠い世界でしたけど、今回宿泊したりして過ごして、良さが伝わってきました。いいところですね。

以上、では。

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する] 大型本