訪問時期:2021年11月
高山には1泊しました。
夜と翌日昼くらいまでの間、高山の街を短い時間ながらも観光することができました。
高山の街は予備知識があまりなく、取りあえず古い町並みのほうへ歩いて行ったら、栄えてそうな商店街を発見しました。
時間帯が遅いので、閉店間際か閉店してる店が多かったです。
日中は結構栄えてそうな商店街だなと思いました。
コーヒー ドンはオープンしてました。
1951年創業の渋い店構えながら、迫力も感じられます。
二四三屋 鍛冶橋店です。みたらし団子を売っています。
みたらし団子は高山の名物なのですけど、今回は一本も食べませんでした。
一本くらい食べておけばよかったですね。
古い町並みの通りです。
夜なので一軒も店が開いてませんが、雰囲気は伝わってきます。
とうふ料理 のぐちやです。
ここは15時には営業終了してしまうみたいですね。
豆腐の料理、良いですね。
夜の高山でひときわ異彩を放つ建物を発見。
バグパイプという喫茶店です。
中身も自分好みの様子でしたので翌日訪問することにしました。
カフェもいいけど、ちょっと軽く食事もしたい気分で、けとアルコールは飲まないしということで、歩いてたらちょうどいい感じのお店を発見。
じびるやです。
クラフトビールが飲める店ですが、ノンアルコールでレモネードや一品料理みたいなのもあります。
デザインもスタイリッシュで現代的なので、吸い込まれるように入店してしまいました。
カシスビネガー レモネード ソーダを注文しました。
近頃はアルコールをきっぱり断ってるので、ノンアルコールカクテルの感覚でレモネードを飲んだりします。
美味しいけど、やや甘かったですかね。
飛騨牛すじ煮込み(しょうゆ)です。
普通の煮込みなんだけど、これが予想外に美味しかった。さほど期待してなかったけど、実はこの店、料理美味しい店だなと分かった瞬間でした。
漬物ステーキです。追加で注文しました。
白菜の切り漬けをバターで炒めて卵でとじた飛騨高山の名物料理だそうです。
最初はピンとこなかったけど、徐々にハマっていきました。抜群にイケてますし、甘いレモネードともマッチしています。今回の優勝でした、 漬物ステーキ 。
もう一つの高山名物の朴葉みそも気になったので、次は注文したい。
じびるや、美味しくて気軽で良い店でした。
じびるやを出た後はホテルに戻ったのですが、途中で発見したお店がこちらの飛騨餃子あてやです。
飛騨の食材を使用した餃子ということです。
この地の物は何でも飛騨を最初につけて、飛騨のブランド化にまい進しているというか、地元のレペゼン意識が半端ないなと思いました。
翌日の午前、再び古い町並みのほうへやってきました。
前日は雨でしたが、この日は雨も上がっていて、爽やかな気候です。
筏橋より宮川を眺めます。
筏橋のそばにある喫茶店バグパイプです。後で入店してみます。
看板にある「果物そのまま生ジュース」を頼むことになります。
古い町並みの通りに入ります。
版画喫茶ばれんです。
その名の通り、版画がたくさんある喫茶店みたいです。
古い街並みにはカフェや食事する場所がたくさんあって、楽しめます。
船坂酒造店の内部です。通り沿いではなく敷地内の光景です。
このあたりから急に雨が降り出してきました。
油断して傘をホテルに置いてきてしまったので、買う羽目になってしまいました。
藍花珈琲店です。
炭火焙煎珈琲と書かれているのでコーヒーオリエンテッドかと思いきや、ジュースや茶プチーノ、などもあり幅広く対応可能のようです。
茶プチーノ、気になりますね。抹茶のカプチーノらしいです。
高山のカフェと言ったらここでしょうかね。至る所で紹介されてます。
中身も良さげで、気になります。
喫茶去 かつての入り口です。あまがさねは和パフェです。抹茶、黒蜜、きなこ、麩菓子、生クリーム、あずき、わらびもちが入ってるそうです。
カロリーとか健康とかはひととき忘れて、あまがさねにダイブしてみたいですね。
ちょうど中央付近にある古い町並の標識。
カフェ青。
実は古い町並みで一番気になったのは、このカフェ。むちゃくちゃお洒落でセンス良さそう。
カフェ青は建物の中に入り口があって、庭もあります。
こちらは反対側からの光景で、庭園の左後ろの建物がカフェ青です。
やっぱり良さそうなカフェですね、青は。
古い街並みを一通り歩いてきて、後ろを振り返ります。
人通りも多く、賑わっていて楽しい通りです。
金沢のひがし茶屋街が近いイメージですけど、私的には高山の古い町並みのほうがスモール感があって居心地が良いです。
あとストリートフードも魅力的です。みたらし団子や、行列ができていた飛騨こって牛などで飛騨牛にぎりを持ち歩いて食べたりとか。
飛騨牛にぎりは私も食べてみたかったけど時間がなくて無理!でした。
宮川朝市にやってきました。朝市が終わるころで、店じまいにかかってる店が多かったです。
行神橋です。新しい橋でGoogleマップにも登場していません。
高山の街にマッチした橋ですね。
行神橋からの眺めです。いい空気感です。
癒されるというか、エネルギーが充電されます。
橋を渡った通りでタイ料理の店を発見。
飛騨牛ガパオライス!とかあるようです。
minimum cafeです。
入口の張り紙に、高山在住以外の方はお断りみたいな文章が貼ってありました。要は観光客は来ないでねってことですね。
新型コロナウイルスの感染防止策でしょうか、落ち着いた空間を提供したいということでしょうか。
店主の気遣いと苦悩が感じられる優しい文章でした。
忍者カフェ高山は、忍者の遊びができる体験型エンターテイメントのお店みたいです。
外にも声が聞こえていたので、中では盛り上がってそうでした。
souerは定休日でしたかね。
写真で見ると川の借景がきれいで、評判もいいカフェですね。
さて、バグパイプへ戻ってきました。
これだけ多種多様のめぼしいカフェがある中、いろいろ迷ったけど、やはりバグパイプでしょうと。
自分にはバグパイプが合うと直感したのです。
建物側面です。紅葉に埋もれたBagpipeの文字が麗しいです。
いやー、もう、こんなヴィジュアル見せられたら入らざるをえないでしょう。
この色使い、デザイン、カタカナ、いったいどんなセンスなんでしょうか。
店内は意外と正統派というか、クラシックな感じです。
高山らしさは皆無だと思います。
バグパイプの独特の世界です。
アニメ「氷菓」に登場して聖地にもなっているそうです。知りませんでしたが。
飛騨洋梨ジュースを注文したのですが、予想を遥かに超えて美味しかったです。
さすが「果物そのまま生ジュース」です。
他に客は誰もいなかったこともあり、観光地とは思えない世界観で、非常に気に入りました。最初は高山らしさ皆無の静謐な空間にきょとんとしたのですが、すぐ馴染みます。
外の世界との落差が素晴らしいですね。時間の関係でゆっくりできなかったので、また訪れたいです。自家製のケーキも気になりますし。
もう一軒だけカフェに行くことにしました。
手風琴です。
こちらも評判が高く、気になってました。
手風琴はクレープが目玉で、食事系からデザート系まで数多くのクレープがメニューにあります。
ランチセットで野菜とチーズのクレープを注文しました。
ナイフとフォークでクレープを食べるのは初めてです。こんなクレープを食べるのは初めてというくらい既成概念を覆すものでした。
穏やかな雰囲気も良いし、手風琴も再訪したいくらい気に入りました。次はデザート系のクレープが食べたいですね。
良いカフェや落ち着けるスポットがあると、街の印象が凄く向上します。
Floreは手風琴の隣にあるカフェです。
電車の時間が迫ってきているので、このまま駅前中央通りを駅の方面に向かいます。
恵那川上屋 高山花筏店です。
高山モンブランが名物のようです。
30㎝くらいあって、部位で味が違うようです。食べてみたいですね。
お店ではなくて民家ですけど、庭が見事だったもので、つい。
駅前中央通りで戻る途中で、振り返って。
右に見えるのは定休日でオープンしてませんが、椿カフェです。
さて、高山駅に戻ってきました。
ホテルに預けておいた荷物を受け取って、13:29発のワイドビューひだ名古屋行きに乗り込みます。
少し時間があったので、東急ステイ飛騨高山の1階のカフェで宿泊客用の無料ドリンク券を使いました。
飛騨トマトジュースです。
新鮮なトマトが濃厚です。トマトを丸ごと飲んでるみたいです。
そのままドリンクを列車に持ち込みました。
高山発、名古屋行きのワイドビューひだの車内です。
グリーン車でしたけど4列でした。富山から乗車したときは3列だったので、車両が異なりますね。狭いとは感じませんでしたけど。
それでもコスパは良いです、少しの差額でグリーン車に乗れます。
このまま名古屋まで行き、名古屋で東海道新幹線に乗り換えて東京に戻りました。
東海道新幹線は指定席でしたが、相変わらず混雑しているし非日常感が無いので、今度はグリーン車にしてみようかなと思いました。コスパが悪いのですけどね。
にしても高山はよい街でした。
コンパクトで文化が詰まってて、京都や金沢にも劣らず面白いと感じました。観光しがいがある街です。
特に山間部ならではのリトリート感覚は高山でしか味わえない魅力だと思いました。
では。