訪問時期:2021年12月
あけましておめでとうございます。2022年もよろしくお願いします。
さて、鹿児島へ一泊二日で訪れたので、旅レポです。
目的は鹿児島の知覧にある知覧特攻平和会館に行ってみたいことで、そのついでに周辺を巡ってみようということです。
特攻平和会館は橘玲「無理ゲー社会」を読んで訪れたいと思いました。
その他に以前読んだ本にも知覧の特攻平和会館の記述があり、気にはなっていた。2か所以上で言及されたりおススメされるとどうしても気になりますね。
まず、最初は種子島に向かいます。宇宙センターがある島です。なかなか行く機会がない場所です。アクセスも簡単ではないので、気合を入れて訪れることにしました。
鹿児島空港の写真です。鹿児島空港から種子島へ向かう飛行機に乗り換えるところです。
AM8:00羽田発のJALに搭乗。羽田空港から鹿児島空港へやってきました。早起きして頑張りました。
鹿児島空港でのトランジットは50分ほどあるので、余裕です。
ちなみに20分のトランジット(奄美大島行き)でも乗り継いでいる強者の乗客もいました。その人たちは優先的に機内から降りてましたが、少しでも遅延したらアウトじゃないかと思ってしまいました。
ちなみに航空券は今回全てマイルで支払ってますので、金額の負担ゼロでした。
種子島行きの機内からの光景です。
窓からは桜島や開聞岳が見えてました。
フライトは順調でそろそろ着陸かと思いきや、「これから揺れが予想されます」のアナウンス。
確かに揺れてる・・・。
そして、滑走路に接地する寸前、急に上昇。ま、まさかのゴーアラウンド!!
風の影響とのことで、上空を周遊したあと再トライ。果たして種子島にたどり着けるのか、一抹の不安がよぎりましたが、2度目のトライで何とか着陸成功。
良かった、良かった・・・。以前体験したゴーアラウンドでは、着陸できなくて出発地まで引き返したことがありましたので、辿り着いただけでも御の字です。
しかし着陸までの間、結構揺れてたので、酔ってしまい、気分が優れないまま種子島に上陸しました。
こちらが搭乗していた飛行機です。ATR42-600というターボプロップ機でした。
空港に到着後は、最近よく利用するニコニコレンタカーでレンタカーを借ります。
本当は違うレンタカー会社にしようと思ったのですが、車の空きがなかったので、またニコニコレンタカーになってしまいました。
予約済みなので、ターミナルに入ってすぐの空港内のカウンターでスタッフが待ち構えてました。
ニコニコレンタカーは店舗ごとにシステムが異なっていて、なかなか面白いです。特に車の返却方法は、それぞれの店舗の個性が出ています。
飛行機酔いの疲労に加え、小雨も降っていて、しかもやや旧式の車でエンジンのかけ方が最初分からないなど(車内の説明書読んで解決)、いろいろ苦労がありました。
写真はやっと運転ができて空港の外側の道路に出たところからの一枚です。
レンタカーで種子島を南下していき、空港から20分ほどにあるステッピンライオンで昼食。
お持ち帰りのお客さんがひっきりなしに来ており、人気店であることを伺わせてました。
その分、待ち時間が発生しましたが、弛緩したレゲエのBGMが大きなスピーカーから流れる店内はリラックスムードが横溢。早くも気分はヘブンです。
注文したのはジャークチキンポール、トッピングにアボガドです。
濃厚な味を想定していたら、意外にもあっさりとしていた。そしてそこが実に良い。人気店なのも納得です。
良い雰囲気の店内に、美味しい料理、もう言うことありません。早速、種子島を満喫です!
昼食を食べた後は、カーナビに従って島を南下していきます。
カーナビとGoogle Mapがない時代はどうやって旅行してたんだろうか、と古き良き時代に思いを馳せるほど、カーナビに頼りっぱなしの私です。
写真は道中に立ち寄った、熊野海水浴場です。いい景色です。駐車場もあって立ち寄りやすいです。
次は種子島マングローブパークにやってきました。
パークとありますが、入場は無料です。
マングローブが広がっています。
静かな光景で胸にしみるものがあります。
歩道が整備されているので、汚れる心配はありません。
一歩足を踏みだせる板もありますが、危険を察知して足を乗せませんでした。
万が一滑ったりでもしたら、大変なことになりますから。雨も降っていたし。
種子島マングローブパークは地味だけど、心に残る場所でした。
あまり立ち寄りばかりしてると、時間もなくなってしまうので、取り急ぎ目的地へやってきました。目的地は種子島宇宙センターにある宇宙科学技術館です。
ここへ来て分かったことですけど、この辺一帯が種子島宇宙センターの敷地内って感じで、途中の道路にはゲートみたいなものもあったりして、本当にこの先進んでいってよいのかなと思うほど、少し物々しい感じを醸し出しています。
種子島宇宙センターは種子島南部の広い土地を占めていて、カジュアルな感じではなくて、国家の施設という感じです。
駐車場はこんな感じです。宇宙科学技術館の奥にあるのですけど、最初、場所が分かりませんでした。特に案内もないので奥に進んでいいものかどうかと。
団体客用のバスが駐車しています。
駐車場の横にあるロケットの模型です。
修学旅行生のような団体が集合写真を撮ったりしてました。
JAXAの刈込です。他にもスペースシャトルの刈込なんかもあったりして、施設全体に手入れが行き届いてる感があります。
宇宙科学技術館の内部へ入ります。こちらはなんと入場無料!。太っ腹にもほどがありますね。ていうか、予算潤沢なんだろうなと思います。
ロケットエンジンシアターです。映像がない時に写真を撮りました。
ロケットのエンジンの模型です。エンジンについては細かい展示がありました。
施設の趣旨的にも、ロケットとエンジンについての展示が多いです。
ISSの模型の内部です。中央にある小さな椅子に座ることで、あたかも無重力空間にいるような写真が撮れます。人気のセルフィースポットです。
2021年12月の前澤友作氏の宇宙旅行により、ISS滞在が話題になっています。私も同じようにISSに滞在しました・・・かも?
展示室と離れたシアターにあるロケット打ち上げ音響体験です。大音量で打ち上げの音響を体験できます。
展示の趣旨とは少しズレるのですけど、このフォントはなかなか良いですね。
ショップもあります。
種子島宇宙センターのオリジナルグッズや、宇宙用の食品も売ってます。
食品はここでしか売ってないというわけではないのですけど、買ってしまいました。
私が購入したチョコレートケーキは実際に宇宙で食されたものではないそうですけど、フリーズドライという製法で作られており、固形食のような固い食感でした。
通常のケーキのような柔らかさは皆無ですが、チョコレートケーキの味は確かにしました。不思議な食べ物です。
宇宙科学技術館を出て、真ん前にあるカーモリの峯展望台へ行ってみます
ここは坂が大変ですけど、ぜひ訪れてください。
最初はなだらかな坂で楽勝じゃんと思いきや、だんだん勾配が急になっていきます。
だいたい写真のような感じで坂が続きます。距離は短くて、5分ちょっとくらいだと思うけど、結構疲れます。
展望台へ上る途中からの写真。宇宙科学技術館を見下ろす光景です。
砂浜と海の美しさ。絶景です。いい立地だよねえと。
例えばここをリゾート地にしたらそれはそれでめっちゃ映えるだろうなと。
坂を登りきって、カーモリの峯展望台の頂上までやってきました。
白いポールのようなものはスマホ用の自撮りスタンドです。ここにスマホを置いて、撮影できます。このスタンドはここの場所だけでなく、島のあちこちにあります。
カーモリの峯展望台の頂上からの光景です。
象の水飲み岩、という奇怪な岩場が見えます。名称の由来は象が水を飲んでいる姿に似ているからだそうです。
はっきりいって、絶景です。
かなりフォトジェニックで、美しい。
もうちょっと評判になってもよいように思えます。
先ほども登ってくる途中でチラリと見ましたが、象の水飲み岩と逆方面の光景です。下には宇宙科学技術館が少し見えます。
こんなに美しい場所を、宇宙センターが占有してるんですね。
宇宙科学技術館を後にして、車でロケットの丘展望所までやってきました。
ロケットの丘展望所からの写真です。ロケット発射場が一番よく見える場所がこちらですけど、それでもまだ距離がありますね。
本当なら施設案内バスツアーというのをやっていて、ロケット発射場の内部まで入れるそうなんですけど、新型コロナウイルスの影響により、訪問時は中止してました。
さて。種子島空港まで戻ってレンタカーを返却しました。
写真は種子島空港内にある展示スペースです。こちらでも種子島宇宙センターが楽しめます。
隣にあるショップでグッズや宇宙食品の一部も購入可能です。
こちらは空港内の制限エリア内にある待合所の展示です。
宇宙はどのように生まれたのか、詳細な図解で、非常に見応えがあります。
かなり見入ってしまいました。
種子島空港から鹿児島空港までは往路と異なりとても順調なフライトでした。
鹿児島空港からは空港バス(エアポートシャトル)で鹿児島中央駅まで行きました。
鹿児島中央駅の空港バスの発着場が鹿児島中央ターミナルビルというところなんですけど、なんと今晩宿泊するホテルの真下にあるんです!
素晴らしい連結っぷりです。動線が完璧じゃないですか。
では、また。