訪問時期:2020年2月
羽田発のアメリカン航空の航空券が激安だったので、急遽ロサンゼルスに行ってきました。どれくらい安いかというと、2019年8月にLAに行った時の航空券の半額くらい。シーズンオフ最高!
しかしながら、世間は新型コロナウイルスでもちきり。14日前に中国渡航歴がある方は、アメリカに入国できないことになっていました。非該当だから大丈夫だろうけど、過去には中国の入国スタンプがたくさんあるし、不安が募る旅立ちとなりました。
空港バスで羽田空港国際線ターミナルにやってきました。職員は全員マスクをしていまして、新型コロナウイルスの影響をひしひしと感じます。
チェックインはアメリカン航空のアプリを用いて空港到着前に既に終わってます。ボーディングパスはスマホの画面で、預け入れ荷物はなし。なので空港に到着したら、セキュリティゲート直行なんですけど、せっかくなので、羽田空港内を散策してみることにしました。
空港内にてETERNALという文化庁主催の展覧会が行われていました。文化庁主催だからか予算があるのか、クオリティがかなり高いものでした。しかも入場無料。
航空機への搭乗が迫っているため、鑑賞時間もそんなになく、ゆっくりと鑑賞できた感じではありませんでしたが、見た中ではMoment in Compositionという作品が気に入りました。波の表現のところがかなり良かった。
http://www.tiatskyhall.jp/event/entry/20200201eternal.html
登場するのはアメリカン航空の19:20発ロサンゼルス行き AA26です。ゲート149は端っこです。ちなみに帰路も同じゲートでした。
さて、エコノミークラスの座席は「3列~3列~3列」でしたけど、通路側が座席指定できず、中央の真ん中になりました。通路側の座席は別途料金がかかるみたいで、だから航空券が安価なのねと納得もしました。
中央の真ん中だとトイレに行く際に、隣人に席を一度はずしてもらわないといけないことや、機内サービスのオーダーを取る時に隣席に聞こえて恥ずかしいなど、あります。
しかし、今回真ん中の座席で良い点を発見しまして、それは両脇のCAのサービスに対応できるということです。早く来た方にオーダー可能ですし、ゴミを回収するときもタイミングよく来たほうに回収可能。また、隣の人が通路に出る時に席を外さなくて良いなど、グッドな点もあるなと思いました。
さて、ロサンゼルス着。質問責めにあうかなと思ってたら、一瞬でスタンプを押してくれて入国審査を通過。人が多くて待ち時間は長かったですけど、過去最高にスムーズなアメリカ入国になりました。
ロサンゼルス空港の職員もマスクをしていたのには、新型コロナウイルスの影響をひしひしと感じました。アメリカの空港もついにマスク着用なんですね。
空港からはUberでウエスト・ハリウッドにあるホテルに向かう予定です。ロサンゼルス空港にはLAXitというUber専用乗り場が2019年10月に新しくオープンしました。なのでLAXitに向かいます。
LAXitまでターミナルから徒歩で向かう予定だったのですけど、黄緑色のシャトルバスを発見したので、乗り込んでみました。
道が混雑しているし、各ターミナルを回るので、シャトルバスを使ったら時間的に早く到着するというわけではありませんでした。むしろ、徒歩のほうが早いかもしれませんね。
シャトルバスにてLAXitに到着しました。
LAXitはUberとLiftで乗り場が別れています。私はUberを利用予定だったのですが、乗り方がいつものUberと全然違う。正直かなり混乱しました。
というのも目的地を指定するのは通常通りなのですが、ピックアップ位置の指定のやり方が上手く出来ない。レーン2を指定したいのにポインタを動かせない。どうもLAXitだとUberは専用画面になるようで、レーンの指定はできずに、6文字のコードが表示されます。ピックアップ位置の指定は意味をなさないようです。
それで、レーンの前のほうに行くと、係員に「6文字のコードはあるか」と聞かれて、そのままやってきた車に乗り込みます。そしてドライバーに6文字のコードを見せると、ドライバーが自分のスマホにそのコードを打ち込んで、無事完了となりました。
通常のUberでは、配車完了したら、ドライバーと車種が通知されますが、LAXitではそれがありません。これは通常のUberに慣れてる人ほど混乱します。でも、一度体験すれば仕組みが分かって慣れるので、こっちのほうがスムーズですけどね。
にしても、よく考えられてるよ。ライドシェアサービスの使い方が。さすがカリフォルニア、かなりいい体験になりました。
今回の旅では、移動は全てUberとLiftを使ってました。使用する際は、必ず相見積をとって、安い方を選択します。UberとLiftはどっちが安いとかはなくて、その時の状況によって、値段は上下するという感じですね。使用感もどっちが良いというのもなく、お互いに似ている感じです。チップの額の初期値が異なるくらいですね。
また、驚いたのは、どの車も車内のBGMのセンスがとても良いこと。若いお兄さんの車内BGMはディープ・ハウスの歌ものだったし、おばちゃんみたいな人のBGMはトラップ的なヒップホップでした。全体的にセンスが良く、先に進んでるなと。BGMは大事なサービスです。
東京ではライドシェアすらもまともに普及していないのに、海を隔てた向こうでは、社会インフラとして浸透して、そのサービス内容も目を見張るものがあります。
エイ出版社
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