訪問時期:2018年5月
サンフランシスコといえばシリコンバレー。以前から訪れたいと思っていました。仕事でもないし、知り合いがいるわけでもないので、空気感を味わうだけですけど。
シリコンバレーといっても広いのですが、取り敢えずGoogle本社を目指してサンフランシスコのダウンタウンより出発しました。車ではなく、電車を使って向かいます。
サンフランシスコのパウエル・ストリート駅からBARTに乗車。ミルブレーという駅に向かいます。ミルブレー駅でカルトレインに乗り換えて、Google本社の最寄り駅のマウンテン・ビュー駅まで行きます。
BARTで注意なのが、行先が途中までしかない列車です。ミルブレー行きに乗りましょう。またSFO行きもあるので注意する必要があります。これは帰路でSFO空港に行くときも同じです。
ミルブレー駅です。列車待ちの時間が20分ほどあります。カルトレインは本数がさほど多くありません。タイムテーブルはこちらで参照できます。
カルトレインのチケット購入もできますが、クリッパーがあればタッチするだけで購入の必要ありません。クリッパーは超絶便利です。カルトレインのクリッパーは乗車時に最大金額引かれて、降車時に清算するという方式のようでした。いきなり大きい額が引かれるので驚きます。
どでかい2階建ての列車がやってきますので、それに乗りこみます。自転車をもって乗り込む人もいました。
ミルブレー駅から50分くらいだっだでしょうか。マウンテン・ビュー駅に到着。カルトレインの車両を前から撮影しましたが、なんてド派手で剛健な車両でしょう。
クリッパーならば降りる時もタッチを忘れずに。
マウンテンビュー駅からGoogle本社へはUBERを利用していくつもりでしたが、ここでトラブル発生。
UBERの予約が確定できない!
スマホはiPhoneだったのですが、UBERの車両はマウンテンビュー駅周辺をたくさん走ってるので、余裕だろうと思っていました。しかしいざ予約を実行しようとすると、最後のConfirmのボタンを押すところでフリーズしてしまったんです。
何度やってもフリーズ。。。。
※ちなみに後でホテルに戻って検証したら、一度アプリをアンインストールして再インストールしたらConfirmで確定するようになりました。
持参したiPhoneでUBERを一度も使ったことないのは私のミスでした。
予備で持ってるAndroidスマホならUBERの使用実績もあるのですが、ホテルに置いてきてしまいました。
徒歩で行くか、引き返すか。
マウンテンビュー駅のロータリーで決断を迫られていた私の目の前に、1台の車両が現れた。
マウンテン・ビューのコミュニティ・シャトル。Googleが無料で運営しているものです。地球の歩き方で知識として知っていたのですが、Google本社まで行かないし、途中までなので使うことないだろう思ってました。
UBERが使えない今となっては、これに乗るしかない、というわけでもないですが、取り敢えずコミュニティ・シャトルに乗ってしまいました。ええ、もうなすがままよという感じです。
だが、運が悪いことに逆方向でした。循環ルートなので、思いっきり反対側の逆ルートでした。のんびりマウンテンビューの車窓を楽しむことになってしまいました。
また、コミュニティ・シャトルの降り方がよく分からなく、一番降りたかったところはスルーして通過してしまったので、少しズレた場所で降車しました。ありがとうコミュニティ・シャトル。
コミュニティ・シャトルを降車したあとはGoogle本社地区まで徒歩で向かいます。このように緑豊かな広い道路をひたすら歩いていく感じです。途中で高速道路の高架を渡ります。レングストルフ・アベニューを北上して、Google本社の西側から接近する形になりました。途中Googleの自転車に乗った人に次々と追い抜かれます。
とはいえ半分くらいの距離はコミュニティ・シャトルでいったので、さほどの距離ではなく、15分~20分くらい歩いたでしょうかね。遂にたどり着きました。
Google本社に到着です。ルートの関係で駐車場のほうから横入りするような感じになってしまいましたが、到着しました。苦労して着いたので感無量です。UBERならおそらくマウンテンビュー駅から10分くらいだったでしょうけど。
敷地内にはGoogleの自転車がいたるところに置いてあります。特にロックもないようでしたので、私でも乗れそうな感じでしたが、不審なことはやめておきました。
敷地はだだっ広く、2階の低層の建物と周囲には駐車場がある感じです。もちろん建物の中には入れません。
駐車場の様子。駅から遠いので自動車通勤は基本でしょうね。自前の通勤バスもあると聞きますけど。
取り敢えずマーチャンダイズ・ストアに向かいます。
ストアの前の広場に様々なGoogleのキャラクターがあります。撮影スポットとなっています。
遊び心があっていいですよね。
マーチャンダイズ・ストアに到着。観光客が入れるのはここくらいでしょうか。
Tシャツやパーカ、キャップ、サーモボトルなど様々なグッズがたくさん売っています・
ストアは割と広い造りです。トイレもあるのが嬉しいです。
Google pixel のタブレットを大量に使用したインスタレーションみたいな作品もありました。
様々な趣向があって楽しめる店内でした。
せっかくなので私もいろいろグッズを買ってしまいました。ストアバッグは別売りです。
ストアの位置はこちらです。
グーグル・マーチャンダイズ・ストア
マーチャンダイズ・ストアを後にして、Google MAP上でGoogle Plexと表記されている場所に向かいます。
のどかな風景です。これがシリコンバレーなんですね。
東京で例えると郊外にある大学みたいな雰囲気です。
Google本社の敷地内でビーチバレーに興じている人たちを発見。え、こんなことが仕事中にできるの???
すごーい。さすがGoogle。
グーグル・メイン・サンド・コートという場所らしいです。
本当に大学のキャンパスみたいな場所です。全く会社という感じがしません。
あと、アジア人やインド人っぽい人が多くて、欧米人もいるけど多数派ではないと思いました。
Googleロゴが光ってる建物に、手前にはOREOのキットカットがいて、いかにもGoogleらしい光景です。
OREOのキットカットのアップです。OREOが積み重なっています。
駐車場でシリコンバレーらしいなと思ったのは、TESLAの車が駐車していることと、駐車場にエレクトロニックカー用のチャージポイントがあることです。
チャールストン・ロードにあるGoogleの標識です。これは結構有名でしょうか。
Google Plex
Google本社を観光後はマウンテンビュー駅まで徒歩で向かいます。
Googleマップで調べると所要50分とありますが、実際は体感で30分ほどでしょうか。こちらのSports PageというスポーツバーのそばまでGoogleの敷地が広がっているので、マウンテンビュー駅からは意外と近いとも言えると思います。
ですので、シリコンバレーの雰囲気を感じながら歩くのも悪くないなと思いました。
道すがら、コンピュータ歴史博物館というのがあります。
コンピュータ歴史博物館です。
リニューアル中だったかで、展示は少なかったですが、なかなか楽しめます。
実は、このすぐ近くまでGoogle本社の敷地が迫っているんですよね。ですのでコンピュータ歴史博物館もセットで観光しても良いかもしれません。
Googleの自動運転プロジェクトのカンパニーであるWAYMOの車が展示されていました。
展示されているWAYMOの車の中に入ることもできます。
コンピュータ歴史博物館をあとにして、マウンテンビュー駅まで歩きます。途中にあったファーストフードのTACO BELLで休憩。タコスを食べます。メキシコっぽいなと思ってたら、TACO BELLは日本にもお店あるのですね。初めて知りました。
マウンテンビュー駅が近づいてくると民家の数も増えてきます。それにしても暑い。サンフランシスコのダウンタウンは風が強いのですが、シリコンバレーは風もないので暑く感じます。
ようやくマウンテンビュー駅に着。
カルトレインの隣にライトレールが走ってます。ライトレールはサンノゼ方面に行くみたいです。
マウンテンビュー駅からはカルトレインでサンフランシスコに戻りました。
というわけで、Google本社へな予想外の徒歩となってしまったが、おかげでシリコンバレーの空気感をよりリアルに体験できたので、まあこれはこれで良かったかなと思いました。ポジティブ思考ですwww。
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