• バルセロナからバレンシアまで電車で行く。

これが何を意味するか。つまり、電車で行くということである。まさに文字通りの意味だ。所要3時間の旅。ちなみに、マドリードからバレンシアまでAVE(新幹線)で行くと、1時間45分だという。バレンシアにはマドリードから行くほうがアクセスは良好なのだよ。

それを知ってて、あえてバルセロナから電車で行く理由は、

地中海を望む絶景の車窓

じゃん

という評判を耳にしたからである。じゃあ、実際に見てみようというわけだ。

ルート的にはこんな感じ。見ての通り、地中海をぴったり並走。これはなかなか面白いかもしれない、というわけだ。で、どうだったかというと。

まずは、バルセロナのサンツ駅。こちらでRENFE(国営鉄道)の切符を購入。TALGOという特急列車だ。窓口で購入したが、実はWEBで購入できて、iPhoneのWalletに格納可能だ。バルセロナに戻る時はWEBで購入した。

WEBで購入するとスマホで手続きが完結する。乗車する際はスマホの画面のQRコードをかざせばOK。なんて便利。

で、これが車窓。

時折、絶景も現れるけど、短い。絶景はすぐ終わる。総じて、期待しすぎると、そこまででもないかなあという感じ。あまり期待せず行ったら意外と良いじゃんってことはあるかも。座席が海側でなかったので、あまり写真は撮影できず。

トンネルも結構多いし、海岸から離れた地域の走行も多い。それに3時間は意外と長い。時間勿体ないかな。途中停車したシッチェスとか行ってみたいなとは思った。ちなみに海側でない反対側の車窓は、無味乾燥な荒野や郊外の町などだった。海岸側との車窓の落差は大きい。

TALGOはバレンシアのノルド駅に到着。

ちなみにEUROMEDだとJoaquin Sorolla駅に到着するようだ。ノルド駅とJoaquin Sorolla駅、2つの駅は少し離れている。徒歩で移動可能なくらいだけど。ノルド駅のほうが、中心部に近くて便利。ホテルもノルド駅に近かったので、便利だった。

これは復路で利用したJoaquin Sorolla駅の写真。

これもJoaquin Sorolla駅。ここは、X線検査があって荷物を通過させないといけない。X線検査はバルセロナのサンツ駅でTALGOに乗車した際はなかったと思ったが、忘れてしまった。EUROMEDだけがあるのかな?

また、バルセロナもそうだったが、出発20分前くらいでないと電光掲示板にホームの番号が表示されなく、ホームへは行けない仕組み。

バレンシアのノルド駅のカフェで食べたボガディージョ(スペイン風サンドイッチ)。美味しくてびっくりした。日本でよくPAULのパンを結構好んで食べるが、それを一段レベルアップした感じ。

スペインは食べ物美味しいよねー。

つーわけで、バレンシアに到着、次はマドリード経由か、飛行機で来よう・・・。