訪問時期:2024年11月
LCCのZIPAIRにてサンフランシスコを訪れた。いつも通りの3泊程度のショートトリップだ。
フルサービスキャリアよりLCCを選ぶ理由は、、、やっぱりプライスが段違いだからよ。直行便でサンフランシスコなんてLCCでないと厳しいので。
まずは成田空港第1ターミナル。キャリーアート展という展覧会をやっていた。
ZIPAIRの機内持ち込みは7kgで計測もきっちりやるため、キャリーバッグではなくバックパックで荷物を絞った。おかげで6.6kgと重量制限内に収めることに成功。計測を無事クリア!
さて、機内食はオプション。行きは注文していないので、フライト前に食事。
第1ターミナルのフードコートにあるタイ料理のお店ジャイタイでカオマンガイをいただく。タイに行きたくなってくるチョイスに我ながらご満悦。ジャイタイは空港のお店にしては満足度が高くてつい足を運んでしまう。気分はバンコク、もしくはチェンマイ。
出発時刻は21時25分なので、完全に夜間フライト。座席につくやいなや耳栓(Loop Quiet 2)とアイマスクを着用。準備万端で就寝した。
そんなわけで往路のサンフランシスコ行きはほぼ寝てたので記憶なし。機内食で起こされないのって快適!。座席指定できないので、3~3~3の座席構成の右端から2番目で、両側に人がいてたまに座席から立たないといけなかったけど、まあなんとかなるものです。
機内の温度が暖かいのも驚いた。念の為厚着していたのが、暑くて少し辛かったくらい。寒くてきついLCCのイメージは過去のもの。暖かくてぬくぬくしているのが今のLCCなのだった。ZIPAIRだけかもしれないけど。
サンフランシスコ発東京行き
ZIPAIRの先進性を本格的に味わったのはサンフランシスコからの帰り道だった。
15:30発ということもあり、遅めの昼食を機内食で事前注文済み。就寝時刻と重なる夜間フライトでもないし、10時間以上あるので、事前に機内食を購入。選んだのはこれ!
鶏もも肉のグリル レモンガーリッククリーム添え
ZIPAIRのサイトではこのように麗しきお姿を披露してくれますが、実際に配膳されるのはこちら。
まあ、よくあるエコノミーの食事ですね。ただ味はなかなかでしたぞ。それに野菜があるのは良い。周囲の乗客を見渡すと肉と米だけの機内食ばかりだったので、少量とはいえ野菜あるほうが栄養的にもポイント高い。あと機内食の注文者にはミネラルウォーターが配られる。
ここで感心したのは、機内食は事前注文した人のみ配膳するので、非常に配膳がスムーズなこと。提供する料理が決まっているのでポーク?チキン?と聞いたりすることないし、注文した人のみなので高速で配られていく。フルサービスキャリアのように前方で配ってるCAを見ながら、なかなか来ないなぁと待ち焦がれる時間は確実に減少していた。
そしてゴミの回収はCAが結構な頻度で通路をゴミ袋をもって巡回しているので、配膳と同じくスムーズ。また、容器が紙パックなので回収時はカートを使用しないので通行の邪魔にならない。ZIPAIRの機内食はいろいろ効率的で感心した。
ZIPAIRでは機内でも機内食やドリンクはQRコードからスマホで注文できるのだけど、このスマホで機内エンターテイメントや現在の飛行位置まで分かる。
フルサービスキャリアのディスプレイのコンテンツがZIPAIRのポータルページに全て揃っている。更に低速だけどインターネットも楽しめる。サービスがスマホ前提の作りというのはすごく現代的!
機内に持ち込んで食べてたのは、オーガニックにこだわったRAW BITE(ローバイト)。砂糖を使用していなく、安定した体内血糖値を安定した状態で維持させ、エネルギーを長時間供給できるという優れモノ。こちらを往路と復路で一本ずつ携帯した。美味しいし腹持ちも良い。往路は着陸後に食べたが、帰路は機内で食べて、ちょうど良かった。
まとめ
ZIPAIRの長距離線に乗ってみたら、シンプルで必要なものは揃ってて、もうこれで良くない?とか思ってしまった。フルサービスよりLCCが上回る時代が本格的にやってきたのを肌感覚で実感した。ZIPAIRはスマホ時代に非常にマッチしている。ファンになってしまった。
ただ、予約時にESTAを登録済みにしていないと、後に登録済みに変更したとしても「渡航情報のご登録状況について:ご予約時に登録いただいた渡航情報が不足しております」 というメールが出発前に延々と届く。登録済みにしてもメールが止まらないので、何か登録情報が不足しているのかコールセンターに問い合わせたところ、「そういう仕様です」との回答だったので、そこは改善してくれると嬉しいなと思った。