訪問時期:2024年2月

札幌で廻ったカフェや、その他に訪ねた場所についてです。

以下のカフェを巡りましたので順を追って記していきます。

  • 苺館
  • 時計のない喫茶店
  • Cafe 倫敦館
  • 珈琲と衛星
  • Cafukuya


苺館

石造りで素敵な内装の苺館は、クラシックが流れてて、意外にも思考が内に向かう空間でした。小説のワンシーンの舞台になりそうなお店で、登場人物になったような気分が味わえます。事前に思い描いてた内容とのギャップが良い意味で結構あって、苦労して辿り着いた事もあり感慨もひとしおでした。平常時ならそこまででもない場所のはずですが、ちょうど降雪が強い時間帯だったので辿り着くのに一苦労だったのでした。ダージリンの紅茶は秀逸で、レモンのスフレケーキとの相性もばっちりで、全方位的に満足がいく滞在になりました。


時計のない喫茶店

コーヒーにこだわる時計のない喫茶店は、1杯1000円以上のコーヒーがメニューに数々存在し、最も高価なコーヒーは2800円もしてました。店名通り本当に時計がないかは未確認に終わりましたが、おそらく本当に時計がないのでしょうね。オーディオ装置にもこだわりを見せ、アコースティックなBGMが流れる空間で、雪中のオアシスのような空間でのひと時を楽しみました。淡い模様が美しいカフェラテは、マイルドで無個性的で、飽きなそうな飲み心地でした。あと、お店のロゴが数式みたいで面白いですね。


Cafe 倫敦館

洋館みたいな建築が美麗なCafe 倫敦館は、ずばりこの建築を見るだけでも訪れる価値はあります。螺旋階段が店内にあって瀟洒な雰囲気です。ダージリンティーとともに、ゆったりとした時間を過ごせました。フードも人気のようで、地元の人と思われるお客さんが慣れた雰囲気で注文していましたね。

座席は1階に案内されましたが、トイレが2階にあるので螺旋階段を利用して2階も少し垣間見ることができました。2階席の開放的な様子も見ものです。


珈琲と衛星

6席しかないおひとり様専用カフェの珈琲と衛星は、入店時には先客が一人しかいませんでしたが、間もなく満席になり、その後も頻繁に客が訪れるほど盛況を呈してました。その人気の秘訣は一度体験すれば分かります。全席が壁に向いており、余計なものや人が視界に入らず、自分だけの世界に入ることが可能。接客の距離感も絶妙で、居心地は抜群です。

珈琲と衛星では紅茶とスコーンをいただきましたが、非常に充実したものでした。他のメニューも気になりました。カフェでは珍しくスタンプカードを作ってくれます。これは通いたくなりますね。


Cafukuya

Cafukuyaはスタンドバータイプのスタイリッシュなカフェで、中で落ち着くタイプの店ではありませんが、こちらで頂いたカフク・ラテは衝撃でした。金粉がまぶされた白黒のラテは芸術品のように美しく、しばらく見入ってしまいました。事前の説明通り少し甘めで、これぞ渾身の一杯というべく完成度の高さでした。飲み終わった後のカップの炭黒的な質感も味わい深く、余韻に浸れます。一杯1000円するこのカフク・ラテは、至高の体験となること間違いなしです。

なお、隣を見たらワイングラスでコーヒーを飲んでいまして、それも興味深かったですね。時計のない喫茶店でもワイングラスでコーヒーを提供するらしく、札幌はそういうスタイルなのですかね。


その他

二条市場の「魚や がんねん」に行ったら営業終了してました。11時30分頃訪問したけど間に合いませんでした。ちょうど最後の客が吸い込まれていくところでした。次回こそは3度目の正直で入店したいところです。

なので、前回と同じく二条市場の小熊商店へ。ここの海鮮丼はやはり美味しい!。酢飯もさることながら、卵焼きやあら汁の付け合わせも付加価値ありますね。今回はいくら&カニにしましたが、トッピングで追加したサーモンも美味しかったので、次はサーモン主体にしてみても良いかなと思いました。

時計のない喫茶店の近くにあったSeesaw Booksはセンスが光る書店です。fuzkueのオーナーの本など気になりました。

というわけで、冬の札幌を存分に満喫することができました。

以上、では。またね。