訪問時期:2023年9月

バンコクのホテルホッピングの最終章を飾るのは、セントレジス・バンコクです。

マリオット系列では最上級に位置するセントレジスですが、バンコクでは50000ポイント以下で泊まれるので、宿泊券を利用して宿泊してみました。そしたらこれがまた別次元にラグジュアリーなステイとなりました。

セントレジス・バンコクの最寄り駅はBTSのラチャダムリ駅。サイアム駅の隣です。

ラチャダムリ駅からセントレジスへ直結の専用通路があります。駅の標識にもセントレジス の方向が記載されているので、絶対に迷いません。

ノーストレスですが、サイアム駅のBTSの乗り換えで少し待つ時が多いのは仕方ないかな。

このようにラチャダムリ駅から専用通路がセントレジスに向かって伸びています。

部屋の様子です。ゴルフコースビューにアップグレードしてくれました。ありがとうございます。

チェックインから部屋までは同じスタッフがエスコートしてくれます。こういう高級なサービス慣れしていないのでどぎまぎするのですが、更にこのあとバトラー(執事)が訪問してきて、簡単な説明やお菓子をサーブしくれたり、ターンダウンのスタッフが訪問してきたりと、妙にあわただしい時間となりました。

執事は部屋付きで24時間対応可能です。白髭を生やした慇懃な老紳士が執事として登場するのかと思いきや、若い女性だったのは一瞬拍子抜けしましたが、驚くほど丁寧な対応でした。英語もめちゃくちゃ丁寧な言葉使いです。これが上流階級の世界かと思わされました。

その執事はお茶でも何でも持ってくるから声かけてくださいというのですが、さすがにお茶一杯だけ持ってきてくれ、とは言えずそれは利用しませんでした。しかし、新聞は欲しかったので要望したところ、バンコク・ポストを翌朝ドアノブにかけてくれました。実はニューヨーク・タイムズをしたのですが、用意がある新聞はバンコク・ポストのみだとのことでした。

しっかりとしたデスクです。

ソファです。

ソファの前のテーブルには備え付けのお菓子がおいてあって、これがまた美味しい!

高級品だなと感じる味でした。

バトラーが来る前に少し食べてたら、部屋に来たバトラーが補充してくれました。

バスルームです。

当り前のようにバスタブとレインシャワーがついております。

バスタブにつかるのは極楽ですね。

レインシャワーも小さいタイプでなく、大きめでしっかりと身体を包囲してくれます。素晴らしいです。

窓からの眺望はゴルフコースが見えます。

右側の建物が少し圧迫して視界を遮ってますが、良い景色です。

眼下にはプールが見えます。

ティーバッグはシンガポールの高級ブランドTWGが何種類も置いてありました。紅茶好きなので少しだけ持ち帰りました。トワイニングはよく飲んでますが、TWGの紅茶はなかなか飲む機会がありません。

ちなみにターンダウン後はミネラルウォーターのボトルが6本に増えてました。

ダーンダウン後のベッドです。

スリッパが床に置かれており、ベッドの上にはカード。ベッドサイドにはミネラルウォーターが新たに置かれています。細部まで行き届きすぎてます。

なるほど、こうなるんだ!と学びが多い滞在です。ラグジュアリーホテルのステイは学ぶことが多いので価値がありますね。

夕食にルームサービスを頼んでみました。

ラグジュアリーホテルに宿泊したら、ルームサービスを使うのが正しい過ごし方だと信じてやまない私です。

サラダとフライドポテトを注文したら、パンもついてきました。これで立派な夕食になります。もちろんテーブルごと配達してくれます

食べ終わったら電話すればテーブルを取りに来てくれます。

プールサイドの様子です。

広くて雰囲気よいし最高のプールです。

少し泳いでみましたが、とても爽快な気分でした。

ただ天候に恵まれなく、少し水温が冷たく感じましたね。それで自律神経がやられそうな感じもしたので、あまり調子に乗って泳がないほうが良いのかなと。プールサイドでのんびりするのが最適かも。

階下のラウンジなどの様子です。ラグジュアリーさに抜かりなしですな。

朝食ビュッフェは厨房がオープンスタイルです。

飲み物も自由にとるのではなく、持ってきてくれるようなスタイルで、セルフサービスに慣れている身としては使いこなしが難しかったですね。

クオリティはもちろん抜群でした。良いもの使ってるなーという感じです。

朝に撮ったオープン前なので誰もいないラウンジの様子。高級感にあふれています。

まとめ

レイトチェックアウトを利用して14時近くまでゆっくり滞在して、12階のレセプションでバッグを預けてサイアムあたりに繰り出し、戻ってきたらバッグは1階のエントランスに移動されてました。そこから車に乗って楽に出発可能という至れり尽くせりな心配り。全てが行き届いてて、最高級ホテルの滞在とはこういうものかというのが堪能できました。私は電車移動なんで、2階の専用通路からBTSの駅へ向かいましたけど。

執事の使いこなしは王族でもないので、なかなか難しいなと思いました。もっと執事をこき使うようにならないといけないのかなとか。セルフサービス慣れしている身で、身の回りのことは自分でやる習慣がついていると執事がいてもピンと来ないですね。

他には、セントレジスは完璧なホテルなので、言うことはありません。快適かつ極上の体験が待っています。プールサイドの居心地も素晴らしいです。今回のバンコクの旅のホテルホッピングで文句なしの優勝ですが、あとはコスパでしょうね。今回みたいに宿泊券があったりしないとなかなか泊まらないかなという感じです。なので、利用する機会があったら思いっきり楽しんでしまいましょう。チェックインしてから一度もホテルの外にでないで楽しめること間違いなしです。