訪問時期:2023年3月
全国旅行支援の支援を受けて、BOOK HOTEL 神保町の最上階にあるMANGA ART ROOM 黒の洞窟に宿泊しました。
BOOK HOTEL 神保町は2022年にオープンした、神保町の駅から徒歩1分のブックホテルです。
レストランがないので素泊まり専用になりますが、面白い施設になっています。
さて、BOOK HOTEL 神保町に来ました。
神保町の大通りに面しているのでまず迷うことはありません。立地は最高です。
1Fの受付でチェックインして、最上階の12階まで上がります。
チェックイン時に旅行支援の手続きで3000円OFFとなり、2000円の地域クーポン券をもらいました。クーポン券は神保町では使いたいお店がなかったので、地元のスーパーで食料品などの購入に充てました。
12階はMANGA ART ROOMとなっていまして、黒と白の2部屋しかありません。今回宿泊するのは黒いほうの1201号室です。黒の洞窟という名称のようです。
部屋に入ったところ。
ご覧の通り、壁全面が黒というかチャコールの色彩で覆われています。質感もよく、かなりカッコいいですね。
基本的にはこのソファで本を読んでました。ていうか、ここ以外では読む場所がないかも。
ベッドの様子です。2階建て構造になっており、二つベッドがあります。
上段のベッド。
下段のベッドです。
上段も下段も天井高が狭く、かがまないと入れないスペースです。
上段だと寝ぼけまなこの階段でけがをしそうだし、ギザギザしてて危ないので下段のベッドを使用しました。
また、ベッドは柔らかいタイプのマットレスでした。
ベッドサイドに電源コンセントはありますが、USBコンセントはありませんので変換プラグが必要になります。
なおUSBコンセントは部屋に一つもないので、変換プラグががないと詰みます。
ギザギザになっている角は当たるとケガをしそうなので保護テープが貼っててありますが、剥がれている箇所がありました。
2脚の椅子は金属製で固くひんやりとした感触。サウナ後の熱い身体を想定しているのかな。固いのでここで読書は厳しいですね。
ミネラルウォーターは2本と、引き出しの中にあと2~3本ありました。これだけミネラルウォーターが充実しているのはサウナの利用を考えてですかね。
ティーバッグは何も書いてませんが、ほうじ茶だそうです。
カーテンで隠れていますが、ベランダもあります。
ベランダからの眺望です。雑多なビル街で、水道橋と御茶ノ水の中間くらいの方面を眺めています。
バスルームなどは一段高いこの扉の奥です。
扉を開けると、シャワールームと洗面所とトイレと、サウナルームがある部屋になります。
MANGA ART ROOMの特徴は部屋の中に専用のサウナルームがあることです。
置いてあったBluetoothスピーカーは不調で使用できませんでした。スタッフに告げても使えるようにはなりませんでした。これは使用したかったですね。
バスローブがあるのが良いです。
洗面所はきれいですが、少し狭くて使いづらいかなと。
備品は下の引き出しに全て格納されていて、物が少ないのは好ポイントです。
シャワーは普通のシャワーヘッドとレインシャワーの二つあり。レインシャワーは良いですね。
シャワールームにあるアメニティ。
こちら側はトイレとサウナルーム。
サウナルームの様子。
日常的にサウナは利用しないので、詳しくはないのですが、せっかくなので少し利用してみました。発汗してシャワー浴びて、たまにやると気持ちいいですね。
ちなみに、スイッチを入れてからサウナルームが暖まるまで30分から60分くらいは時間がかかるので、時間に余裕を見たほうがよいかもしれません。
サウナの本が置いてあります。
額に飾られてたのは漫画のセリフが空白な絵。作家名は分かりませんでした。スタッフに聞いてみたんですけどね。
部屋に置いてある漫画は、旅のエッセイ漫画だったりして、ライトな読みやすいものでした。ストーリーものの何巻もある漫画を宿泊中に読むのは大変だよなと思ってたので、このセレクションのセンスは良かったです。
読んだ中でははしゃ「フィリピンではしゃぐ」が面白かったです。フィリピンへ英語留学する話です。
鳶田ハジメ「ぼっち旅」。この本も面白かったです。
他の階の廊下です。各階毎にテーマに沿って本がディスプレイされているので、他の階の廊下を巡るのも楽しいですね。
とはいえホテルに閉じこもることもなく神保町の喫茶店を巡ってKindleで読書してました。
食事
夜の食事は神保町らしくエチオピア本店で野菜カリーを食べました。スパイスを使用しているのでヘルシーです。辛さは3倍にしたらちょうどよい辛さでした。グリーンサラダは量いっぱいでした。
朝食は少し歩いてカフェ&ベーカリー ミヤビ神保町店に伺いました。洋風サラダモーニングです。たっぷりのサラダが良いですね。
パンはデニッシュみたいなパンです。普通の食パンだと思って別売りのジャムを購入しましたが、バターやジャムはなくてもOKです。美味しいですが、脂質は高そうです。
まとめ
MANGA ART ROOMは居心地は良いが、読書には向いてないので、他のスタンダードな部屋のほうも気になりました。読書にはスタンダードの部屋のほうが向いてるかもしれません。
MANGA ART ROOMはサウナとシャワーでリフレッシュして黒の空間を楽しむという感じですかね。
それと神保町は喫茶店が充実しているのでホテルに閉じこもって読書という感じでもありません。古書の街だけあって読書のためのカフェや喫茶店には事足りませんし、誘惑されてしまいます。
スタッフは丁寧なんですけど、応対はかなりアマチュアっぽいです。
あとは朝食をどうするかですね。
宿泊後に知ったのですが、大通りの対面にある117 BANH MI CAFEでバインミーやフォーを食べるのが最適かもしれません。平日は8時から開始なのでぴったりです。土日は10時からなので少し厳しいですかね。
9時になれば手近の神保町ブックセンターのモーニングが始まるので、そちらを利用するのも良いかなと。ただMANGA ART ROOMのチェックアウトは11時なんですけど、他の部屋のチェックアウトは10時のようなので、9時からモーニング食べに行ったらギリギリの時間になりますね。
土日でしたらちょっと歩きますが、GOOD MORNING CAFE 錦町のモーニングが良さそうです。ただし、営業は9時からです。
他には、そばにある吉野家の朝定食とか、サクラホテル神保町のモーニングですかね。
付録
ホテル滞在を除いては、神保町のカフェを巡って読書に勤しんでました。神保町は良い喫茶店が多くて楽しいですね。時間が足りません。錚々たる有名店はもちろん、あまり知られてなくてもクオリティが高い店があります。今回訪問したお店は以下。
- 神保町ブックセンター
- かふぇ あたらくしあ
- ミロンガ・ヌオーバ (移転先)
- 眞踏珈琲店
- カフェ ティシャーニ
- Kanda Coffee
- オトナリ珈琲
どのお店も個性的で良かったのですが、Google Mapであえて星一つを望むというオトナリ珈琲は際立って個性的なお店でした。船の中にいるみたいに店内が揺れるのにも驚きです。やっぱり神保町は楽しいです。
それでは。