訪問時期:2023年1月
アムステルダムでは美術館をいくつか鑑賞しまして、北部のNDSMにあるSTRAATミュージアムにも行きました。
NDSMはセントラル駅の川の向こう岸のエリアにあります。セントラル駅からは無料のフェリーが運航しています。
フェリーでセントラル駅からNDSMに到着したところです。左側のフェリーは無料でセントラル駅まで行きます。所要時間は15分くらいです。
右側に浮かぶ船はBOTEL (https://www.botel.nl/) という船上ホテルです。
NDSMのフェリー乗り場を降りるとこんな感じの光景です。
オランダらしい個性的な建築ですね。
少し歩くとNDSMローズが見えてきます
NDSMローズの横の広場にはたくさんのグラフィティアートがあって壮観です。
NDSMローズの入り口です。鉄格子みたいなドアで閉まってるかと思いきや、押したらドアが開きました。
NDSMローズの内部です。
工房やギャラリーなどがあるようですが、訪問日は1月1日ということもあってか、閑散としてました。
館内は絵になる光景が多く、見ていて楽しいですね。
このようにかなり大きな空間もあります。
また、IJverというレストラン・バーのような洗練されたお店もありました。
NDSMローズを出て、STRAATミュージアムへ向かいます。グラフィティがいちいち見ていて楽しいです。
ここがSTRAATミュージアムの入口ですが、休館日でした。
翌日また出直しました。
STRAATミュージアム
再びSTRAATミュージアムにやってきました。本日は開館していました。
STRAATミュージアムはグラフィティアートやストリートアートの専門の美術館になります。
館内はこんな感じで、ストリートアートが陳列されています。展示空間とマッチしていてカッコいいです。
Pieter Ceizer「Hope」
2021年にアムステルダム市のために制作され、国立美術館やゴッホ美術館があるミュージアム広場(Museumplein)に8か月置かれていたそうです。
Vyal One「Our most precious gift」
神秘的です。
Hush「Untitled」
この作風はアロフト東京銀座の2階にあるレストランThe WAREHOUSEと同じだなと思ったら、まさに同じアーティストでした。
Monkey Bird – Louis / Edouard「Armoire」
タイル絵みたいです。
Sokar Uno「Hiobsbotschaft」
タイトルはBad Newsという意味とのこと。強烈な情動を感じます。
Rafael Sliks「The portal」
どことなく石田 尚志みたいだなと。
Dan Kitchener「Untitled」
AM2時の新宿駅近くの光景とのこと。
Alex Senna「Family on a bike」
ミュージアムの外壁のこちらの作品もAlex Sennaによるものです。
ペナンのストリートアートを思い出させます。
Astro「Perpetual lozenge 」
館内で最も鮮烈な印象を残す作品です。どれか一つを選ぶとしたらこれでしょうね。他のAstroの作品も要チェックです。
https://astrograff.bigcartel.com/
絵画だけでなくインスタレーションもあります。
SellFable「Carbon console」
小屋に入って光の変化を鑑賞します。
2階にはカフェがあります。
2階の通路から見た光景です。ここからのほうが見やすい作品もあります。
2階の通路にあったレンブラントの模写みたいな油絵の作品です。
Michel Alders「Untilted」
ミュージアムショップに陳列されていたキース・へリングのCRACK IS WACK!。4枚のスケートボードで表したもの。700ユーロでした。
Webでも購入可能のようです。
https://shop.straatmuseum.com/en/keith-haring-crack-is-wack-skate-deck.html
ニューヨークにある同名の壁画、一度は見てみたいですね。
そんな感じで、STRAATミュージアムはかなり楽しい美術館でした。
アムステルダムに来たら訪問必須だと思います。