訪問時期:2022年12月
ゴッホ美術館以外にもアムステルダムでは美術館をいろいろ巡りましたので、順に書いていきます。
アムステルダム国立美術館
レンブラント「夜警」、フェルメール「牛乳を注ぐ女」が所蔵されていることで有名なアムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)です。こちらもゴッホ美術館と同様に予約がないと入れないのですが、ゴッホ美術館みたいに2週間先まで埋まってるということはなく、前日なら予約できるくらいの混み具合でした。
展示されていた出島の模型です。江戸時代に鎖国していた日本が唯一西洋の国と貿易をしていたオランダ。長崎の出島がその舞台でした。ゴッホも浮世絵にはまってたし、日本とオランダは浅くない関係にありますね。
レンブラントの夜警は修復中でした。レンブラント専用の立派な部屋に展示されています。
以前はそんな広くない部屋で至近距離で見れた記憶がありますが、今はガラスに囲われてたくさんの観衆に囲まれていました。
夜警を正面から。
ガラスの壁に囲まれているのでこれ以上は近づけません
夜警の他にもレンブラントの作品はあります。さすが本場です。
東京にいるとDIC川村記念美術館に一つだけあるレンブラントの作品を見て唸っているくらいですが、ここではレンブラントがいくつもあって豪華です。
行ったことないですが、熱海のMOA美術館にもレンブラントの作品があるようです。
フェルメール「牛乳を注ぐ女」は至近距離で見れました。レンブラントの部屋と隣接してフェルメールの作品があります。
フェルメールの作品は他にもあります。
図書館は静かな雰囲気でとても良かったです。
良いですよね、こういう空間。
ゴッホの作品も一つだけあります。
アムステルダム国立美術館は規模が大きく、見応えがありました。
Moco美術館
アムステルダム国立美術館の後に、すぐそばにあるMoco美術館に行きました。
アムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館、Moco美術館、アムステルダム市立美術館はミュージアム広場(Museumplein)に集結しているので、予約の時間が合えば一気に見ることもできます。全て予約合わせるのはなかなか難しいと思いますけど。
Moco美術館です。
建物がとってもキュートです。
Modern and Contemporary art を略してMocoだそうです。
Moco美術館は現代美術館みたいなところなので、バンクシーの作品があったりします。
草間彌生の部屋もあります。
KAWSです。
バスキアです。
キース・へリングです。
他にもダミアン・ハースト、ジェフ・クーンズの作品がありました。
あとNFTの特集をやっていました。これはVEXX「Moon」。
Sofia Crespo「transmutation_of_species」。↓で見れます。
Refik Anadol「Machine Hallucinations – Mars -」
画像ではなくて、映像のように次々と生成されていきます。
NFTなのかどうかは分からないけど、デジタルアートの側面で良いなと思ったのは、Sofia CrespoとRefik Anadolですね。
特にRefik Anadolは気になりますね。
https://refikanadol.com/works/machine-hallucinations-latent-study-mars/
Foam写真美術館
Foam写真美術館はインターネットで予約を受け付けていますが、どうもうまく申し込みできず、直接行ってみたところ、問題なく入場可能でした。
アムステルダムの他の著名な美術館に比べたら全然空いております。
TALENT展という20名の写真家を集めた展覧会が行われてました。
Paul Kooiker。本当に写真なのか分からないような作品が続きます。
Marwan Bassiouni 「New western views」。
Donja Nasseri 「Woman who would be the king」
知らない写真家の作品ばかりでしたが、どれも楽しめました。また、Moco美術館みたいに入り組んだ建物の内部の構造も面白かったです。
半地下みたいなスペースにはカフェとショップがあって、過去の展覧会のポスターがA2サイズで10ユーロで販売されてました。
カフェは居心地よさそうでした。
◆Foam写真美術館
あとSTRAATミュージアムというストリートアートの美術館に行ったのですが、それについては次のページにて。
では。