訪問時期:2022年11月

ラスベガスではベネチアンにも宿泊しました。ベネチアンはストリップ沿いにある大型カジノホテルで、その名の通りベネチアをテーマにした欧州風のホテルになっています。ラスベガス以外では、マカオにベネチアン・マカオという同様のコンセプトのホテルがあります。ベネチアンを運営しているのはラスベガス・サンズなのですが、どうやら売却されてしまったようです。

ベネチアンはグレードの高いホテルなのですが、訪れたのは11月ということもあり、かなりお値打ちな価格で宿泊することができました。

ラスベガスはシーズンオフに行くとリーズナブルですね。その分プールが使えないなど譲歩しなくてはいけない部分がありますけど。

ストリップ側にあるベネチアンの看板です。

欧州風の建物の前庭には運河があって、他とは違う雰囲気です。

優雅にゴンドラに乗ることもできます。

ベネチアンの入口。橋を渡って入館します。

チェックインの時はライドシェア(UBER)で行ったので、車寄せから入館したのでまた別の場所になります。車寄せから入館するとホテルのフロントが目の前にあって迷わないです。

こちらのストリップ沿いの入口からだとカジノがあったりして、フロントにたどり着くのにやや戸惑うかもしれません。

内部はこんな感じ。キラキラのピカピカです。

天井も気合い入ってます。

ここはフロントの前あたりだったと思います。

欧州の装飾過多な教会をスケールアップさせたような光景が続きます。

巨大ホテルなんですけど、チェックインは待たずにスムーズ。さすが慣れている。

だが、フロントから部屋まで行くのに、エレベータを2つ使う。

ベネチアタワーの内部。こんな感じの通路を通って部屋に行きます。

今回、宿泊した部屋はベネチアタワーにありました。

ベネチアンとベネチアタワー、二つの建物があります。更に連結して別ホテルのパラッツォもあるので計3つの建物がつながっており、初見殺しとなっています。

部屋に到着して、入口から眺めた様子です。

部屋の全体の様子。

特段良い部屋ではなく、多分最もグレード低い部屋だと思うのですが、それでもこの広さです。

全室スイートが売りのベネチアンらしい広さです。

ベッドの様子。

このベッドがまたふかふかで快適でした。

奥のリビングルーム。立派な調度品が揃ってます。

カーテンの外はモノレールが見えました。低層階だったし眺望はたいしたことなかったです。

リビングルームから入口方面に向かって部屋を眺めた様子。

ベッドルームとの間に段差があって、広さと高級感を演出しています。

テレビの前にはスナックとミネラルウォーターがありますが、どうやら有料のようで、位置を動かすとセンサーで検知して料金が加算されますよ、との通達があり。

冷蔵庫の中にもぎっしりボトルが詰まってて同様の仕組みの様子。少しでも動かしたら料金が加算されるみたいです。おかげで冷蔵庫の中に物を入れられず、食べきれず余った食料などを保存できませんでした。

洗面所です。

バスルームの様子。ゆったりできるバスタブ付き。

館内を巡ってみます。

ここはベネチアタワーにあるベネチアロビー。きらびやかな装飾で、欧州の宮殿か大聖堂かと錯覚してしまいます。質感も安っぽいところはなく、ゴージャスです。

グランド・カナル・ショップス。ショップが並ぶモールみたいな場所です。

運河が流れ、天井はどんな時間でも青空になっていて、惜しくも先日閉館したお台場のヴィーナスフォートを思い出させます。

ちなみにヴィーナスフォートの青空の元ネタはラスベガスのシーザーズ・パレスにあるフォーラムショップスだそうです。

ゴンドラ越しにサン・マルコ広場を眺めているところ。

ベネチアの同名の広場をなぞっています。

同じくサン・マルコ広場です。雰囲気が良い空間で絵になります。

ここまでくると隣接するホテルのパラッツォになります。

パラッツォに迷い込んだらベネチアンに戻る道が分からなくなってしまい、結構苦戦しました。

ベネチアタワーのプールです。

クローズしていました。敷地内に入ることもできず、外からの光景です。

ベネチアンのプールです。オープンしていませんが、端のほうで小さな温水プールがオープンしてました。

温水プールには人が結構いました。温泉みたいな感じですかね。

ベネチアンのフードコートにあるCafe Panというお店でテイクアウトしたシェフサラダです。サラダ不足を補うために部屋に持ち帰って食べました。

翌朝

朝食はGRAND LUX CAFEで頂くことに。

朝早い時間だったので数人の待ちで済みましたが、遅い時間になってくると長い行列ができていました。

朝食でエッグベネディクトをいただく。いかにもアメリカ的な料理と味わいで初めは戸惑いましたが、食べ進むにつれて意外と美味しく感じてきました。こういう美味しさかって感じで。でも完食はしませんでした。カロリーが凄いことになりそうだから。

GRAND LUX CAFEはビュッフェ形式のメニューもあったので、そちらにしても良かったかもしれないですね。

チェックアウトは無人受付で完了。

チェックアウト後はライドシェアで空港へ向かいます。

専用の乗り場が、館内のちょっと外れた寂しげな場所にあります。標識があるので場所に迷うことはありませんが、さすがにメインの車寄せにはないのですね。


まとめ

ベネチアンは文句なしのホテルでした。

外観だけとか安っぽさとか全くなく、ディティールに抜かりなく、寝具や調度品の質もばっちり。かといってお高くとまってる感はなく、大箱ならではの気安さを備えていて、全方位的な客層に満足いくことでしょう。その分コスト面が心配ですが、フードコートがあるので食費を安く済ませることも可能。もちろん上質なレストランもあります。シーズンオフだと思いのほか安く宿泊できます。

館内はカジノはもちろんのこと、グランド・カナル・ショップスなど見所満載。コンビニとドラッグストアを合わせたようなWalgreensがすぐそばにあるので、日常品にも困らない。隙がないです。

ここでは華美な空間に身を委ねながら、のんびり過ごすのが正解でしょうね。

ザ ベネチアン リゾート ラスベガス