訪問時期:2022年4月
またまたANAのマイルがあったので、GW前に1泊2日で札幌まで行ってきた。
近頃は飛行機乗るのにマイルばかり使ってて、お金を全く使っていない。
最後にお金を支払って飛行機乗ったのはいつだっけ、というレベルだ。
正確には旅客施設使用料で1280円支払うので無料ではないのだけど、航空券の代金からすれば端数みたいなもの。
マイルで飛行機に乗るとお金が浮く。ああ、マイルって素晴らしい。インターネット上に跋扈するマイラーの気持ちが良く分かってきた。
私もマイラーに転向する気満々なこの頃である。
ANAなので羽田空港第2ターミナルにやってきた。
そういえば、空港にはラウンジというものがあることを久々に思い出した。すっかり忘れていた。
そういうわけで制限エリアの前にあるPower Loungeを利用してみた。
幸運なことに私が所持しているクレジットカードで利用可能だった。
広くてとても落ち着く空間ではあったが、制限エリアの前にあるので少し落ち着かない。
なぜなら空港に着いたら一刻も早くセキュリティ検査を突破したい習性があるからだ。
国内のフライトだったらそんなに慌てる必要ないかもしれないけど、長年蓄積された習癖は簡単には抜けきらない。
Power Loungeは制限エリアの後にも存在していて、こちらのほうが利用はしやすい。
内部も広くて快適。
ただ、ターミナルの左端のほうなので、搭乗するゲートによっては移動が面倒かもしれない。
羽田から新千歳までは1時間半のフライト。意外と近い。沖縄の半分じゃないか。
新千歳空港からは快速エアポートで40分、札幌駅に到着。
空港からの距離は若干あるけど、快速エアポートは10分おきくらいで頻繁に運行しているので、アクセスは至便だった。
良いね、このサクサク感。
写真は札幌駅の北側の様子。
札幌駅から徒歩で、Spice Local(スパイスローカル)というお店に昼食のためにやってきた。
札幌にはスープカレーの有名店がいくつかあるけど、スープカレーの支店が多い八王子で食べれば良いかなと思って、あえて系統が異なるカレー店をチョイス。
八王子のスープカレー店は混雑していて、なかなか食べれないのだけどね。
Spice Localでは2種類のカレーを選択する「2種あいがけカレー」を注文した。
見た目からして映えてて美味しそうだけど、実際に美味しい。一口目から頷く味だ。
添えられたナグチャコがまた美味しい。
フライトの疲れが猛烈に癒された。
興に乗ったので、デザートを注文した。
頼んだのはバナナスパイスアイス。
辛いアイスクリームという不思議な食べ物。
アイスなんだけど辛い。辛いけどアイス。奇妙な食感が癖になりそうだった。
今まで食べたことないもので、こちらも大満足。
他にもクミンのバスチーとか、カルダレモンレアチーズケーキなど独創性の高いデザートのラインナップで、非常にそそられた。
次はデザートをメインで訪れるのも良さげ。
昼食後はホテルにチェックインと思ったけど、地下鉄で環状通東駅までやってきた。
目的地はモエレ沼公園。
ホテルに入ると落ち着いてしまうので、先に観光にいそしむ。
今回はタイムズカーシェアの会員証ICカードを忘れたため、環状通東駅からバスでモエレ沼公園まで行くことにした。
なおタイムズカーシェアはスマホで車の解錠ができるよう対応(iOSのみ)したので、東京に戻った後に登録した。ETCカードはさすがにスマホでは無理そうだけど。
環状通東駅からバスに25分くらい乗車して、モエレ沼公園東口にやってきた。
本数が少ないので20分以上待ったけど、SUICAが使えるのでスイスイ来れた。
バス停から徒歩でモエレ沼公園へ向かうところ。
この公園は巨大だということにこの辺で気づく。
園内をかなり歩く。
歩きづらい革靴で来てしまったのを悔やむ。スニーカーなど歩きやすい靴が良いと思う。
モエレ沼公園の内側に入るのに渡る橋。
遠方に見えるのはモエレ山。
川のように見えるが、これはモエレ沼というという沼。
風景が、どことなく伊勢神宮みたいだなと思った。
伊勢神宮の内宮で、宇治橋で五十鈴川を渡っているところを思い出した。
橋を渡り、どこに行こうか迷って、ガラスのピラミッドの前にやってきた。
ガラスのピラミッドの内部。
ガラスのピラミッドの内部にはショップや休憩所もある。
モエレ沼公園は基本的に屋外施設なので、屋内で休憩するならここしかない。
ショップではイサムノグチのランプやグッズが売っていたり、モエレ山(標高62m)の登頂証明書が売っている。
あと、レストランもあった。
ガラスのピラミッドを出た後は、燦然とそびえ立つモエレ山に登ってみることにした。
疲れそうで気が進まなかったけど、せっかく来たので、登るしか選択肢がなかった。
だってもう二度と来ないかもしれない場所なんだし。
眼の前に見えた山頂まで続く一直線の道ではなく、脇にある階段を使用。
なだらか見えるけど、徐々に勾配がきつくなってくるのはプチ登山のお約束。
階段の途中にはまだ雪が残っていた。
雪を避けようと脇にそれたりしたりして、少し疲れた。
モエレ山の頂上。
標高62mの山に登頂。
360度遮るものがない景色は壮観なんだけど、風がありえないくらい強い。
風が暴風の域まで達している。
とてもじゃないが長くはいられる状況ではなかった。
暴風の中、頑張って撮影したモエレ山の頂上からの光景。
さきほど見学したガラスのピラミッドが見えます。
こちらの方角にもピラミッドの形が見える。
中央の小さい三角形がテトラマウンド、右側の大きな山のピラミッドはプレイマウンテン。
モエレ山からの下山はこちらの階段を利用。
雪がある階段よりこちらの一直線の階段のほうが何もなくて良いね。
階段を降りて、振り返ったところ。
天に続く階段のようなイメージ。
妙に雰囲気のある十字路。
テトラマウンド。
大きくはないけど存在感があって、公園内では最もお気に入りになった。
パワースポット感があるよね。
出口へ向かって、モエレ沼公園西口の橋を渡るところ。
結局、東口から入って西口から出ることになった。
モエレ沼公園西口では1時間に1本くらいしかないバスがタイミングよくやってきてほとんど待ち時間なしで乗れた。ラッキー。
再び地下鉄に乗り、札幌駅まで戻る。札幌駅からホテルまで徒歩で向かった。
途中で、時計台に立ち寄る。
誰もが知ってる札幌の時計台。取りあえず行っておかないとね。
時計台の内部。こちらは2階の様子。
レトロな雰囲気を楽しめる場所で、私は気に入ったけど、世間の評判はいまいちのようで。。。
確かに観光地として期待して来ちゃうといまいちに感じるかも。
気負わずたまたま来ちゃったくらいのレベル感が合っていると思う。
今晩宿泊するホテル「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」にチェックイン。
洗練された和風モダンなホテルだった。詳しくは次のページにて。
ONSEN RYOKAN 由縁 札幌から歩いて大通公園へやってきた。遠くはないけどそれなりに距離感はある。
こちらは聖恩無彊碑というオベリスクのような石柱。
大通公園からさっぽろテレビ塔を遠くに眺める。
大通公園はメキシコシティのレフォルマ通りみたいな印象だったな。あまり日本っぽくない場所だった。
札幌は街区が碁盤目状でマンハッタン的だし、1ブロックが大きいので地図で見るより実際に歩くと距離を感じる。そのあたりにエキゾチックな異郷を感じた。
夜の食事をしに、活一鮮に来た。
札幌は回転ずしがネクストレベルの旨さ的なことがガイドブックに書いてあったので。
観光客向けで混雑しているかと思いきや、ガラガラだった。
回転ずしといっても、回る寿司を取るタイプの店ではなく、紙に注文を書いてカウンター越しに渡して作ってもらうスタイル。簡単に注文可能。
3~4皿程度食べた中で最も旨いと感じた、生やりいか(ゆず塩)と帆立の稚貝汁を写真でアップ。
流れがシステム化されていて、全般的にスムーズだったのが好印象だった。
食後はすすきの周辺を散歩。
こちらは有名な観光スポット、NIKKAの看板。
他の看板もギラギラしていて、さすが歌舞伎町(新宿)、中洲(福岡)と並ぶ日本の三大歓楽街だけあるな。
WORLD BOOK CAFEで休憩。
旅の本が充実していて、どっかへ行きたくなってしまうブックカフェ。
閉店間際であまり時間がないなか、店内の本を読みふけってた。
ルイボスティーを注文。
夜なのでノンカフェインの飲み物にする。
WORLD BOOK CAFEはブックカフェではあるけど、ポップな内装で、映えを意識しているようだった。アップリフティングな雰囲気で、Tiktokを撮ってる風の若い人もいた。
時間帯にもよるのかもしれない。
帰りは歩くと結構距離があるので、タクシーでホテルへ戻った。
タクシーは流しを捕まえても良かったのだけど、UBERライクなアプリ「GO」にて配車。
GOは台数も多くて楽々手配できるし、支払いもアプリに登録済みカードで楽々。惑うことなくホテルへ帰れた。
でも、国によってアプリが違うの面倒なんで、日本もUBERやLYFTにしてくれないかなとか思ったりしてしまう。
続く。