訪問時期:2022年1月

年末年始に東京のホテルにステイして、ホカンス(※ホテルとバカンスを組み合わせた韓国生まれの造語、らしい)を2泊3日で楽しみました。

1泊目は馬喰町にあるDDD HOTELです。

都営新宿線の馬喰横山駅にやってきました。

ここから徒歩でDDD HOTELへ向かいました。

DDD HOTELは最寄り駅がいくつもあります。最も近いのはJRの馬喰町駅です。

どこでも大差ないので、アクセスは便利です。

東横インの前にあるレンガ色の建物がDDD HOTELです。

屋上に「D」の文字があるので遠くからでも目立ちます。

DDD HOTELの外観です。

鈍い金色の自動ドアを開けてDDD HOTELに入ります。

重厚な扉で、外の世界との隔たりを感じさせてくれます

よく見ないと見過ごしてしまいそうな表札です。

DDD HOTELのアピールは控えめです。

1Fにはアートが飾られています。

地下にはPARCELというギャラリーがあるのですが、訪問した日は閉館でした。

展示替えの期間だそうです。

2Fの受付でチェックインします。ここで宿泊税として100円を徴収されます。

ルームカードは部屋番号が印字されていないもので、機械から出力される紙に部屋番号が記されてます。

部屋は10階でした。

エレベーターは、初期状態が10階と1階で左右で別々になります。

これは好ポイントです。待ち時間がないです。

エレベータの横にはランプがあります。

モスグリーン色で統一された空間に、いい香りが漂ってます。

いい香りの正体はこちらのアロマディフューザー。

暗闇に溶け込んでいて、よく見ないと見過ごしちゃいそうです。

部屋の入り口からの様子です。

今回宿泊したのはスーペリアツインという部屋。

ミニマルダブルという部屋もあったのですが14㎥しかないので、ゆったり過ごせそうな24㎥のスーペリアツインを選択しました。

ベッドの様子です。

枕の前には、カードが置いてあります。

こちらのカードを持参すると、2Fのカフェ「abno」で飲食が200円引きです。

タオル類とスリッパです。

上の引き出しには、歯ブラシなどが格納されています。

下段のスリッパの横には靴ベラがありますが、最初は分からなかったです。

靴ベラがあると便利ですよね。

デスクとクローゼットの様子です。

ちなみにこの部屋、というかDDD HOTELの客室全部に共通だそうですが、テレビがありません。

私は自宅にもテレビがないので不便はありませんが、ホテルでテレビがないのは箱根本箱以来かも?

あと、電話もありません。ミニマムな設備になっています。

クローゼットを開けた状態です。ケトル、セキュリティボックス、ミニ冷蔵庫とハンガーにかけられたルームウェアが見えます。

ハンガーにかけられたルームウェアです。

HATRAによるDDD HOTELオリジナルルームウェアになります。

これが凄く良かったです。

ワンピース型のデザインですが、優雅で動きやすいし、シルエットがきれいなんですよね。

販売もしているようなので、購入したくなるほどでした。

ミニ冷蔵庫の中にはミネラルウオーター2本が入ってます。

こちらは最初は気づきませんでした。

私は常温の水が好きなので、すぐに冷蔵庫から取り出しました。

部屋にミネラルウォーターがあると嬉しいですね。

デスクの様子です。タブレットが置いてありますが、起動しませんでした。使わないから問題ないのですけどね。

ミニマルダブルの部屋ではなくスーペリアツインを選んだ理由の一つがこのデスクです。ミニマルダブルにはデスクはなさそうだったので。

滞在中はこのデスクで読書に励んでました。

読んでたのはKindleで「NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか?」です。読み応えある本ですけど、年末年始で読み切ることができました。判断にはノイズがあるという話で、今後の意思決定で大いに参考になる書物でした。

あと移動中に紙の本で「FIRE 最強の早期リタイア術」も読んでました。こちらも何とか年末年始で読み終わりました。

バスルームはこちらの扉の中にあります。1段高くなってます。

正面は洗面台、右側にはトイレがあります。

左側がシャワールームです。残念ながらレインシャワーはなし。

バスルームは新しくてきれいです。

良い部屋でもバスルームが古かったりきれいでないとがっかりしますが、DDD HOTELはそんなことはありません。

アメニティはAidです。

窓からの眺めです。眺望を楽しむホテルではありませんね。

大きな道路側の部屋だったのですが、夜は走り屋の音が騒々しい時がありました。ロードノイズも少しあります。たまたまか、いつもなのかは不明です。

私は耳栓を持参していたので快適に就寝できました。

窓はブラインドを降ろすとこうなります。

少し光がもれますので、完全な暗闇にはなりません。

夜、ブラインドを降ろして、枕もとのランプをつけると部屋のムーディー度が向上します。

2Fのロビーの様子です。待ち時間などに適してそうですが、すぐ横にはカフェのabnoがあるので、使用用途がいまいち半端かもしれませんね。

2Fではルームウェアやアメニティも販売してるようでした。

ルームウェアは7700円(税込)です。

2Fにあるカフェのabnoの様子です。

こちらは窓側の作業用のスペースと、手前側の会話や落ち着き用のスペースで分かれている構造です。

実際に作業用のスペースで、実際にPC作業をしている方が散見されました。

写真は朝の時間帯なので誰もいませんけど。

会話や落ち着き用のスペースです。 暗めの照明です。

とっても雰囲気よいです。

夜に2Fのabnoで海老とアボガドのベーグルとルイボスティーを頼みました。

食事メニューは軽食という感じでした。abnoはコーヒーに強いこだわりがあるようですが、私は少し前にコーヒー飲むのをやめてしまったので・・・。

1FのNôlというレストランは、営業してないように見えました。休業日というか予約制だそうで、フラっと行ける感じではありませんでした。

ホテルのコンセプト的には食事は外食か、外のお店のテイクアウトなのだと思います。

朝食の様子です。夜と同じく2Fのabnoでいただきます。

注文したのボロニアソーセージのセットです。パンとサラダとヨーグルト、あとドリンクが付きます。

朝食は2種類からの選択制で、どちらもパン類だったので、グルテンフリーのメニューがあったら良いなあとは思いました。

ドリンクはおかわりしたら、紙カップに注いでくれましたので、部屋に持ち帰りました。

スタッフはとても親切です。

それと、誰もいないabnoで朝食を食べている時に、BGMで砂原良徳「LOVEBEAT」の一曲目「Earth Beat」が流れてきて、空間とのマッチ具合に酔いしれてしまいました。

LOVEBEATは2021年にリマスタリング盤が発売されて、とてもお気に入りです。


DDD HOTELは静的な空間美を楽しむホテルでした。

居心地としては閉館してしまったCLASKAに似ていると思いました。

クールなデザインに惑わされがちですが、思考が内向きに向かうホテルです。

私はチェックインしてからチェックアウトまで一歩もホテルの外に出ないで過ごしました。

ひたすら読書してました。

ベッドの寝心地もよく、Fitbitの睡眠スコアで高得点を計測してしまいました。

次はミニマルダブルの部屋に宿泊してみたいです。

では。