訪問時期:2021年12月
slash川崎は2019年11月にオープンした川崎にあるホテルです。
ただのホテルではなく先端テクノロジーを駆使しているようで、公式WebサイトによるとThe Next Generation Digital Hotelとのこと。「次世代デジタルホテル」とはいったい何なのしょうか?
川崎に所用があったのでついでに宿泊してみることにしました。
slash川崎の入り口です。川崎駅から徒歩5分くらいですかね。
歓楽街のど真ん中にあります。
slashということでスラッシュの斜線がデザインになっています。
個人的にはバックスラッシュとスラッシュの違いが時折分からなくなるのですけど、これで覚えれられそうな気がしています。
slash川崎を下から眺めた写真です。硬質な建築で周囲で存在感を放っています。
チェックインして、部屋に向かいます。
なんと部屋の番号が液晶ディスプレイで表示!
これには食らいました。ありそうでなかったこのスタイル。
部屋に入った第一印象は狭いっ!初見は圧迫感を感じます。
宿泊した部屋はダブルルームですが、14㎡と狭い部屋です。
しかし過ごしやすいように様々な工夫がこしらえられています。
ベッドはリクライニングでして、フラットにした状態がこちらです。
リモコンでベッドのリクライニングや、スクリーンの上下を操作できます。
スマホとプロジェクターと繋げるためのキットです。iPhoneとAndroid用の二つあります。
iPhoneだとライトニング端子につなげるため、投影中は充電ができないのが難点だと思いました。
AndroidだとWi-FiでChromecastに接続する方式でした。
スクリーンを天井から下げてみて、手持ちのスマホからYouTubeを投影してみました。
投影したのはマトリックス レザレクションズの予告編です。映画館に見に行きましたが斬新なスタイルの続編でしたね。
本来はこのスクリーンで映画を見たりNetflixを見るのがslash川崎の正しい過ごし方のようですが、今回は夜に近くの映画館に行く予定だったため、活用しませんでした。
ベッドと反対側です。
衣類をかけるハンガーラックと座席スペースが一体化しています。
こちらが椅子兼ソファです。
ベッド以外ではここに座って過ごします。背面がクッションになっているので見かけよりは居心地は良いです。食事もこの小さなテーブルでとります。
什器類です。スマホがあります。
一応、窓がありますが眺望は無きにひとしです。
洗面台です。大理石で高級感があります。
バスルームは狭くなく、ゆとりがあり、新しくて綺麗で快適でした。
トイレです。
パナソニックのアラウーノSⅡというものですけど、常に泡が貼っている状態です。
初めて見たので、驚きました。
流すたびに泡で掃除するという機能(激落ちバブル)で、3か月ブラシ掃除不要のようです。
自宅に欲しいー。
シャワールームです。
アメニティはC.O.Bigelow。レインシャワーはないです。
ルームサービスのメニューです。
この表にはメニューの一部しか掲載されていません。ドアなどにあるQRコードよりスマホで参照しましょう。
スマホやタブレットで表示されるメニューは品数も多く、詳細に記載があります。注文もスマホなどで簡単に行えます。
ルームサービスで注文したスペアリブ ジャンバラヤ、それとノンアルコールカクテルでスプモーニ。
容器は簡易的ですが、味はよかったですよ。特にノンアルのスプモーニはイケてました。確かグレープフルーツ生搾りでしたかね。
ルームサービスがいけてたので、興に乗ってピスタチオのアイスを追加で注文。
注文してから届くのも早かったです。
食事のお供やのどの渇きに、VOXの炭酸水のレモンフレーバーを飲みました。
1Fのフロントで販売しています。
屋上のルーフトップテラスです。季節柄寒いので、長居するような感じではなかったですが、開放的なスペースでした。
夜はチネチッタ川崎でアメリカンユートピアを見ました。
これが川崎に来た目的です。レイトショーなので、そのまま川崎に宿泊することにしました。終電には間に合うので、一応自宅までは帰宅可能でしたけど、ついでで。
上映はチネチッタのCINE12で、LIVEサウンドという音響を強化した劇場です。
音が良いのが特徴で、特に重低音が鳴り響いてました。映画館としてはトップクラスでサブウーファーが唸ってましたね。
アメリカンユートピアは予備知識なく見たので、最初は呆気にとられてましたが、ミニマルなステージ構成やデビッドバーンの飄々とした佇まいにやられました。見てよかったと思います。
朝食です。1Fのレストランでいただきます。
注文したのは豆とツナのフムス ベジタブルラップサンドです。
最近はできるだけ小麦を食べないようにしてて、その基準で選ぶとこれしか選択肢がありませんでした。
フムスいいですね。
slash川崎はスタッフが親切!気持ちいい接客をしてくれます。
客層は若い人ばかりで、それもまだ学生じゃないかくらいの人が多くて、それもびっくりでした。
価格的に割安だからかもしれませんが、むしろビジネスホテルとしてのニーズにマッチするような気がします。
新しくて清潔なのが何よりのポイントです。部屋は狭いのでゆったり過ごすのには向いてませんが、快適には過ごせます。
またslash川崎のオリジナルグッズも充実しています。私はお土産として300円のトートバッグを購入しました。Tシャツなんかも売ってました。
以上、では。