金沢ではKaname Inn Tatemachiというホテルに宿泊。竪町のショッピング街にあります。

Kaname Inn Tatemachiは竪町のショッピングストリートに面しています。平日だったからもしれませんが、このショッピングストリートは活気がなかったです。歩いてる人が少なくて、大丈夫かと心配になるほど。

Kaname Inn Tatemachiの入り口です。

チェックイン時に翌日の朝食の時間を尋ねられる。7:00から8:15 までの間と、 8:30から10:00までの間、どちらかの時間帯を選択してくれと。え、、前日に明日の時間を決めるの?そんなホテル初めてっす。早い時間帯にしたら寝過ごせないじゃないか。

21:00までなら時間帯の変更可能ということだったけど、予定をきっちり決めてない旅なんで、決めるのはなかなか難しいですよね。最初は早い時間帯を選びましたが、あとで遅い時間帯に変更しました。

部屋のタイプはダブルを選びました。

予約のWebサイトや言語によって価格の変動の差があって、ホテルのWebサイトで日本語で予約するのが最も安いようでした。

簡素でミニマル、モダンです。

MUJI HOTELのコンセプトに近いような気がします。私的にはMUJI HOTELよりMUJIっぽいかなと思いました。

こちらのソファがくつろげる感じです。この辺のセンスがMUJIっぽい。

デスク周りです。シンプルで落ち着いてて良いと思います。

テーブルの上にKaname Inn Tatemachiオリジナルの観光案内のような冊子が置いてあって、これがかなりの見ものです。現地の人によるリアルな筆致でおすすめのお店がコンパクトにまとめてあって、とても参考になりました。写真も撮ったのですけど、これは是非現地で見てください。日本語ページと英語ページで店が異なるのも見ものです。

定番の人気店から(私はそれすらも知らない状態でしたが)、B級グルメまで様々なニーズに応えてくれます。この冊子を見て”金沢ってうまそうなお店いろいろあるじゃん ” と思うようになりました。食目当てで金沢に訪れるの十分に有りだなと。

クローゼットはオープンタイプ。スリッパが見えます。

ちなみにバスローブありませんが、パジャマはもちろんあります。日本のホテルはパジャマがあるのが特色ですよね。おかげで荷物の量が減る。

バスルーム。ユニットバスです。

とまあ、ホテルというよりミニマリズムな自宅という感じですね。

9Fには共用のテラスがあります。

見栄えは良いですけど、実際にここで落ち着くかというと、、、少し微妙かもしれません。

一応各フロアにもテラスがあって、簡易的な椅子が置かれてました。9Fのテラスが最も良い感じです。

このホテル、特筆すべきは1Fのダイニング「Kanazawa Music Bar」でしょう。

Kanazawa Music Barは大沢伸一が監修しているそうです。オーディオはタンノイのスピーカーにマッキントッシュのアンプ。かなり凝ってます。

そして、数多くのレコードが壁に陳列されています。

夜は明かりを落として、DJがプレイしてました。選曲はソウルやファンクっぽいのが中心でジャズも少しかな。あまり主張せず控えめな感じです。

私的にはこのサウンドシステムで現代的なプログレッシブハウスが聞きたい気分でしたが、そういうわけにもいかんでしょうね。

夜のKanazawa Music Barで季節のカクテルを注文。梨とジンとエルダーフラワーだったかな。梨のカクテルは美味しい!

加賀棒茶のプリンのようなメニューを頼んだら、急須で出てきて、あれ、お茶頼んだっけ、ここはルノワールか?と思ってしまったwww、急須の中にプリンが入ってました。

正直、デザイン先行のBARだろうと穿った見方もあって、あまり期待してなかったのですが、クオリティが高くて良い意味で驚きました

バーテンダーがいろいろとジンを勧めてくれました。

朝食も同じくKanazawa Music Barでいただきます。ワンプレート。量は少なめですけど、金沢の朝はこれくらいでちょうどよいです。

金沢は美食の街というか、美味しいものが町中に溢れているので、朝からあまりお腹一杯食べないほうが良いかもしれません。

実際、このあとのど黒めしを食べようと思ってたので、ジャストな量です。


Kaname Inn Tatemachiはコスパが良くて立地も抜群。泊まって正解でした。金沢版のMUJI HOTELと思うようにします。あと1FのミュージックBAR、部屋にある観光案内冊子、これで十分に元が取れます。

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