訪問時期:2018年12月

2018年の年末は、アメリカのシアトルへ旅してきました。近年は米国への関心が高まっています。距離も近いアメリカ西海岸はうってつけのデスティネーションです

シアトルについては事前知識がほとんどなく、Amazonの本拠地であることくらいしか知りませんでした。地図を見てもどのへんに街の中心地があるのか、さっぱりわかりません。入り江が入り組んでいて、複雑な地形だなと。いろいろ見ていくうちにダウンタウンが中心地っぽいけど、小さい半島みたいに見えるし、どんな場所なんだろうと好奇心がありました。

さて、まずは成田空港の第1ターミナルです。今回利用するエアラインはデルタ航空。往路はポートランドまで行き、シアトルへ乗り継ぎします。復路はシアトルからの直行便です。

デルタ航空は自動発券機があるので、列に並ぶこともなく、スムーズに搭乗券を印刷できます。 荷物は全て機内持ち込みなので、これにて手続き終了。 預入荷物はないので有人カウンターの列に並ぶ必要がありません。楽チンでした。

ちなみにデルタ航空は機内持ち込み荷物の重量制限がありません!。これは素晴らしい。サイズ制限はありますが、いつもみたいに7㎏で悩むこともないですね。

それと、デルタ空港の自動発券機の質問でボランティアで便の振り替えに協力しますか?という質問があって、NOにしたんですけど、YESにしたらどうなるのか気になりました。

また、空港職員によるアメリカ渡航に関する質問もあったのですが、わずか1問であっさり終了。香港発アメリカ行きの便の時は長々と質問されたのですが、日本人が日本から行くときは簡単なんですね。

早々にボーディングパスをゲットしたあとは、第1ターミナル5Fのフードコートで腹ごしらえです。道路状況が良くて空港バスが早く到着したこともあり、時間余ってるし、出発までまだ時間があります。

じゃん。タイ料理屋のジャイタイで鶏とバジルのライスヌードル炒め。このジャイタイはよく利用します。スパイシーで美味しいけど、やや量が多かったです。

セキュリティチェックを通過して制限エリアに行きます。出国審査では顔認証システムがすっかり本格稼働するようになりました。せっかくなので指紋認証使いましたけどwww

プライオリティパスが使えるKALラウンジは何と行列が出来ており、入場制限がかかってました!なので、KALラウンジのすぐそばにあるTraveLoungeという有料ラウンジを利用してみました。1200円です。

TraveLoungeはフードは有料ですが、飲み物などは無料で、人も少なくてなかなか良い空間だなと思いましたが、化粧室がないのが痛いです。例えば歯磨きしたいと思ったら、ラウンジの外へ出て一般の化粧室を利用しなければいけません。

それ以外は落ち着ける雰囲気で、悪くないのですが、搭乗前にそこまで無理して落ち着きたいわけでもないし、 ノートPCで作業がしたいとか何か用事がないと利用しないかもしれません。

デルタ航空は、もちろんエコノミークラスで、まあ普通かなという感じなのですが、特筆すべきは機内食ですかね。まず、食前酒としてピーチベリーニ(スパークリングワインのカクテル) が登場。これだけで満足してしまいましたwww

次に前菜が登場。 機内食はプレートで出てくるのではなく、一品ずつ出てきました。飲み物は赤ワインなんか頼みつつ、ひと時の優雅な気分。何度もいいますがもちろんエコノミークラスですよ。

このあとのメインは普通の機内食でした。一般的なエアラインよりやや美味しいくらいでしたけど、魅せ方に長けてました。良いですね〜。

ただ、この方式も難点があって、出てくるのに時間がかかる。それによって、搭乗時間中の睡眠時間が減ることです。アメリカ西海岸まで10時間弱で到着しますが、機内食で時間が取られてしまい、あまり就寝できなかったのは後々響きました。

ポートランド空港には予定通りに到着。

入国審査は乗り継ぎ便の人も、入国する人も全員必須です。キオスク端末を使用した審査と、有人カウンターでの簡単な質問のみ。質問は入国目的を聞かれるのみ。割とスムーズでした。

乗り継ぎなので、制限エリア内に留まっても良かったのですが、時間に少し余裕があったので一度到着ホールまで行くことにしました。

上の写真は到着ホールの様子です。道なりにひたすらまっすぐ進むと、MAXライトレールというポートランドの路面電車の乗り場にたどり着きます。

MAXライトレールの券売機です。外に出ても乗り場のそばに券売機があるので、行列に並んで買うことはありません。

MAXライトレールです。ポートランド市内へ観光しに行こうか迷ったのですが、時間的にギリギリでしたので、無理しませんでした。市内へ行けないこともないけど、本当ギリギリになってしまうなと。近頃は余裕をもって旅するよう心掛けています。

ポートランド空港の様子です。装飾がアメリカっぽい気もしますが、独特です。オレゴンのお土産やクラフトビールが売ってました。

ポートランド空港でプライオリティパスが使えるのは、制限エリア内のCAPERS MARKETです。ここはラウンジではなく、ショップやカフェになっていて、 プライオリティパス があると買い物で28ドルまで割引可能というものです。面白い仕組みですね。

こちらはポートランド空港の搭乗ゲート近くにあったアート作品。ハッとする印象深いもので、惹き付けられました。

Sayuri Sasaki Hemannによる2013年の作品「果てしなく変わり続ける波の流れを永遠と見続ける。」です。説明によると「東北地方太平洋沖地震に影響を及ぼされたすべての生命にささげる」ということです。

Sayuri Sasaki Hemann のWEBサイトです。

http://sayurisworld.com/

ポートランド空港はギターの生演奏をしていたり、文化的な匂いがありました。あとはクラフトビールがかなり目立ってました。ビール好きにはたまらない街かもしれません。

ポートランドからは1時間くらいのフライト、ようやくシアトル空港へ到着。長旅で結構疲れました。

シアトル空港では、awsの広告を発見。Amazonの街にやってきたという感じが存分にしますね。

ここからダウンタウンへ向かいます。

<続く>

B05 地球の歩き方 シアトル ポートランド 2019~2020 ワシントン州とオレゴン州の大自然