宿泊したマリオットホテル南山のある深圳の南山地区から、香港島の銅鑼灣方面、大坑まで移動するのですが、MTRで移動するのは面倒だし遠回りだなということで、深圳湾口岸からバスで移動するルートを発見しました。

 

まず深圳湾口岸まで行きます。タクシーかバスです。地下鉄の駅から歩くのは結構大変そうです。

后海の海岸城の下にあるバス停から深圳湾口岸までバス路線があるので、利用します。

このときBaidu MapのiPhoneアプリが大役立ちです。

マップ上の停留所アイコンをクリックすると、バス路線を詳細に教えてくれます。

しかも、とても見やすい。

深圳でバスを利用するならBaidu Mapのアプリを利用しましょう!

写真は深圳湾口岸の一つ前のバス停です。ここで途中下車しました。

なぜかというと、噂の無人コンビニを見たかったからです。

そして、これが無人コンビニのWell Goです。

店内に入ってみようと思ったのですが、入口にあるバーコードでSMS認証をするので、ムリでした。

SMSは日本で日本のSIMでないと受信できません。

決済はWeChat Payで出来るようでしたので、入店さえできればなーと惜しまれるところです。

無人コンビニは残念でしたが、代わりにアリババのビルを見ることができました。どれがアリババかよく分かりませんが、どれであっても見ごたえあります。

先ほどのバス停から再びバスに乗車。ほぼ全てのバスが深圳湾口岸行きだったので迷うことなく深圳湾口岸へたどり着きました。ICカードの深圳通があればバスの乗車は楽々です。

奥にチケット販売所が見えます。

こちらがチケット販売所。

イミグレの前にあるこの販売所で買わないと、イミグレ通過後では香港島行きなど高速バスのチケットは買えないかもしれません。路線バスはオストパスカードで乗車できますが。

WeChat Payが使えるという一番右のカウンターで湾仔行きを購入。

ここでアクシデント、WeChat Payが決済できない!

いつもの通りカウンターのバーコードを読み込んでも、フォローになるだけで、支払い画面にならないんですよね。

どうしたものか困り果てて、カウンターのおばちゃんにスマホを渡してもだめで、なんか言ってるけど中国語でさっぱり分からない。

ああ、ダメなのか。がんばってここまで来たのにダメなのか、途方に暮れてしまいましたが、しばらくしたら、おばちゃんが自分のスマホを見せてくれました。そこにはバーコードが表示されてました!

つまりおばちゃんのWeChat Payに送金することでチケットを購入できるということです。ナイス判断!

おかげで無事に湾仔行きのチケットを購入できました。55CNYでした。

チケットを購入さえすれば後は容易なものです。

建物の中にあるイミグレーションを通過します。香港へのイミグレも同じ建物内にあります。福田口岸のように川を渡るプロセスがなく、すぐそばに香港のイミグレがあるので楽ちんでした。もちろんe道を使用するのでスイスイ通過です。ここは深圳ですけどどうやら特例で、このイミグレだけは香港の敷地扱いのようです。

イミグレを通過したらバス停がたくさんありました。

これは元郎行きの路線バスです。12HKDとのことです。オクトパスカードも使用できるようです。

深圳のチケット販売所でバスチケットを購入しなくても問題ないと思います。元郎駅からMTRを利用すれば簡単に香港島までたどり着けます。

あとは屯門行きの路線バスも出てました。

高速バスはこちら。湾仔と書いてある看板を見せてチケットを見せたら乗車できました。

バスは満員でした。上環、中環、湾仔、銅鑼灣と停車するようでした。銅鑼灣のほうが目的地には近いのですが、タイムズスクエアで下車ということで、なら湾仔駅で下車したほうが地下鉄の駅に近いかなと思って湾仔で下車しました。

深圳と香港を結ぶ大きな橋(深圳湾公路大橋)など見応えのある車窓でした。深圳湾公路大橋から見る深圳のビル群のパノラマが見ごたえありましたが、座席が反対側だったでさほど堪能はできませんでした。

深圳の南山地区の行き来だったら深圳湾口岸のルートはおススメです。