訪問時期:2018年6月

深圳で平安国際金融中心を観光した後は、すぐ福田口岸まで戻り、登録したe道を利用してスムーズに香港に入国。MTRで天后駅へ行きました。

天后駅から宿泊するホテル「リトル・タイハン」まで徒歩で向かいます。

天后駅はエスカレータやエレベータがないのでしょうか。もしかしたらあるのかもしれませんが、パッと見た感じは見当たらず、探すのも面倒だし、階段を利用しました。キャリーバッグで階段は結構大変ですよね。

リトル・タイハンの場所は以下です。天后駅から徒歩5分程度でしょうか。

 

ホテルの入口は2か所。上記写真の蓮花宮の手前の右側がその一つです。

一般的には大きい通りのほうから入っていった方が分かりやすいかもしれませんね。

こちらは大きい通り側の入口。レンガ模様で洗練されているので迷うことはありません。

建物に掲げられた看板。これを見るだけでセンス良いなーと思ってしまいますよね。

リトル・タイハンのチェックインはスムーズです。若いスタッフで仰々しいサービスはありませんし、割とカジュアルな接客ですが、それくらいの方がちょうどいいという方も多いのでは。

必要事項は親切丁寧に説明してくれますし、といっても特に複雑なことはありませんが。

宿泊したのは17階の部屋でした。海側の眺望ではなくフロアに一部屋だけある山側の眺望の部屋です。海側に比べて山側は価格が安いです。

部屋の様子。

昨日宿泊のMUJI HOTEL SHENZHENに比べると狭いですが、十分です。

ベッドの横にはテレビとデスク。

壁一面が窓になっていて開放感があります。

窓からの眺め。

景色は少し抜けています。半分は隣のマンションが見えます。

テレビにはAPPLE TVが接続されています。初めて見ました。

ほとんど使いませんでしたけど、驚きました。

もっと驚いたのは、机の下にサブウーファーがあること。モデルはSAMSUNGのPS-WK450。

デスクの上のスピーカーのサウンドバーと合わせたセット商品だと思われます。

低音がしっかり出ていて、とても良いオーディオ環境です。

手持ちのタブレットやスマホをBluetoothで接続して楽しんでました。

ベッドサイドの小物類。

ベッドサイドにはUSBチャージャーが壁に埋め込まれています。

USBケーブルを直接壁に差し込み可能です。

ベッドは配色が素敵です。ただ、ブランケットが手前のグレーのチェック柄の一枚しかなく、もう少し予備があったら良いなとは思いました。

<2018年8月修正> グレーのブランケット以外に、掛け布団がちゃんとあります。ベッドと一体化していて分かりませんでしたが、白い市松模様のが掛け布団です。ちゃんとはがせます。2度目に宿泊して分かりました。

ちなみにブランケットはKLIPPANです。

シャワールームの様子。

窓からは隣のマンションの窓も見えてしまうので、使用時はロールスクリーンは下ろさないと厳しいですかね。

アメニティはAROMATHERAPY ASSOCICATES (アロマセラピー・アソシエイツ)

表示が隠れてしまってますが、左からBody Wash, Conditioner, Shampooです。

日本だと伊勢丹のオンラインショップとかで買えます。

気に入ってしまいました。

洗面所。

歯ブラシなどもオリジナルのケースに格納されています。

洗面台にあるアロマセラピー・アソシエイツのSoapとBody Lotion。

ミネラルウオーター2本とケトルやティーセット。香港のホテルでミネラルウオーター2本はお約束ですね。

デスクの上の電話機などは意外にクラシカルな感じ。

さて、部屋はこれくらいにして、1階に降ります。

蓮花宮側の1階の入口には、絵が飾られてるように見えますが、実はこれ動くんですよね。

これはフェルメールをモチーフにしたというかパロディの作品ですが、口のあたりが動いたりします。

このような作品がいくつか展示されてました。Han Jinpengという作家の作品のようです。

これもフェルメールのパロディですね。見ごたえありました。

実は香港のギャラリー「Leo Gallery」による展示会「Wander In Style」がリトル・タイハンで開催されていたのです。

Wander In Styleにはもう一つ作品が展示されてまして、隣のビルを抜けた先の2階にありました。

Cheuk Wing Namという作家の作品です。

無数の天井から吊り下げられたグラス。その中の物体がグラスに当たって音を出すというインスタレーションでした。

Wander In Styleの開催期間は2018年5月24日~2018年7月31日とのことです。

リトル・タイハンには1階に路面店の2nd Draftというカフェ・バーのような店があり、2階にTIPSY、3階にBONDというレストラン・バーがあります。いずれも昼頃からの営業なので朝食は食べられません。

今回は3階のBONDをバーとして利用してみました。写真のエレベータで行きます。

雰囲気が良かったBONDはバーカウンターもありましたが、テーブル席のほうが良さそうでしたね。また、屋外スペースもあり気持ちよさそうでした。

2nd Draft、Tipsy、Bondの3店舗ともリトル・タイハンの飲食店ですが、ホテルのように部屋付けで支払いを頼めるかは不明です。支払いはクレジットカードで支払ってしまいました。BONDはリトル・タイハンの名に恥じない高いクオリティのお店だったので、他の2つも間違いなく良い店でしょう。

リトル・タイハンはチェックアウト後もスムーズ。なんと空港バスA11の停留所がホテルのすぐそばにあります!。最後までストレスフリーです。

・まとめ

新しくてセンスが良いリトル・タイハンはホテルとしても良いのですが、ナイスな飲食店が揃う大坑のすぐそばという立地がまた最高です。それでいて館内にも質の高いレストランもあり、言うことなしですね。

あまり騒々しくなく、落ち着いた立地でもあり、中心部へのアクセスも良いので、大坑が好きな人ならまず気に入ると思われます。現に私はかなり気に入ってしまいました。また泊まりに行きたいです。今度は海側の部屋ですね。