訪問時期:2018年6月
深圳ではMUJI HOTELに宿泊したくらいで、ほとんど観光してないのですが、唯一観光したのが平安国際金融中心です。
平安国際金融中心は深圳が誇る高さ600メートルの超高層ビルです。以前訪れた時はまだ準備中だったのですが、遂に展望台がオープンしたというので行ってみました。
平安国際金融中心の最寄り駅は購物公園駅です。いつも動物公園と読んでしまうののですが、動物ではなく購物です。英語に訳すとShopping Park Station。なので、英語で覚えた方が良いかもしれません。
購物公園駅はCOCO Parkというモールに直結していて、繁華街となっています。平安国際金融中心はCOCO Parkの隣にあります。
超高層ビルなので目立つため、地上に出れば迷うことは絶対ありません。
平安国際金融中心を下から見上げた図です。
COCO Parkから平安国際金融中心に向かって横断歩道を渡ると、チケットオフィスの標識が見えます。
地下1階が展望台のチケット販売所です。
価格は200元です。営業時間は9:00~21:45。
相当高価なんですが、ここは行くしかないです。
結論から言うと行ってよかったです。
チケット購入して、大きい荷物を預けて、手荷物はX線検査受けて、入場します。
まずは、地下1階で映像など様々な展示を見ます。
これはどこの国の高層ビルでもだいたい同じですね。
中でも凄いと思ったのが、上記写真の部屋の3Dのプロジェクションマッピング。
未来的でカッコいいし、飛び出してくる映像の立体感と臨場感が驚異的でした。
暗室での映像作品の次の部屋だったせいか、他のお客さんは皆素通りしてましたが、私は長時間見入ってしまいました。
宇宙空間への入口のような青い光で包まれたエスカレータを降りていきます。これはそのエスカレータを下から撮影した図です。
そして、いよいよ展望台へのエレベーターです。エレベーターは高速であっという間でした。スムーズすぎで驚きました。全然昇っている感覚がなかったです。
展望台につきました。
ビルの先端部の細くなってる部分だからか、あまり広くはないです。
人もそんな多くないですね。
展望台のからの眺望の様子。
これは西側方面です。
写真だと、伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、はっきり言ってド迫力です。
これまで世界各国の高層ビルの展望台から見てきましたが、眺望は平安国際金融中心がナンバーワンだと思いました。
何が凄いって、上空から見下ろす深圳の街並みが凄いんですよね。まあ、よくもこれだけ発展したものだという思いになります。
また、平安国際金融中心はちょうど深圳の中心に位置しているので、東西南北の四方向のそれぞれの眺めを楽しめることができます。
これは南西方面。
全体的にスモッグのせいか曇り空で、見晴らしが良くなかったのは残念。でもそれを差し引いても深圳の街並みは驚異的な眺望でした。
これは北北東の方角。
中央上部右側に深圳上城およびMUJI HOTELが見えます。
これは南側。川沿いに、福田口岸のイミグレーションと香港へ渡る橋が見えます。
手前の深圳とは打って変わって、奥の香港が田園地帯となっているのが面白いです。
東側。
窓の映り込みとスモッグで写りは良くないが、奥に京基100が見えます。
東側を下側に写した図。派手なビルもあります。
南側を下側に写した図。
タワマンの乱立ぶりも凄いですが、小型の低層マンションの乱立ぶりが密度が濃すぎますね。
低所得者層向けの物件なのでしょうか。未来的光景です。
窓枠の下はガラスの吹き抜けスペースがあって、この上に立つこともできます。
怖くてこの上には立てませんが。。。
真下の地上がとても小さく見えます。
展望台にはショップもあります。Free Skyという平安国際金融中心のグッズを売っています。
簡単な休憩所もありましたが。レストランやカフェという規模ではないです。
後は降りるだけです。
下りのエレベータは4Fで降りることができ、低層階には飲食店やショッピングスペースもあるようでしたが、ほとんどのお店が開店していなく、見るところがありませんでした。
エレベータで地下まで降りてよいのかわかりませんが、最初の地下まで降りた方が良いかもしれませんね。預けた荷物を取りに行く必要もありますし。
地上に降りたあとは、COCO Parkの珈琲之舞を見に行きました。ついつい訪れてしまうゆるゆるスポットです。
珈琲之舞は時間帯によっては回転するのではないかといつも思っているのですが、常に静止したままです。
平安国際金融中心の展望台は値段も高く、そう気軽に行けるものでもないですが、夜も行ってみたいと思いました。夜景も見てみたいです。
平安国際金融中心