サンフランシスコに行くのに、香港航空を使用したため、経由地の香港で一泊することになった。そこで宿泊したのは香港大学駅にあるホテル・ジェン。以前から気になっていたホテルの一つです。香港大学駅のそばという立地も今まで行ったことのない場所で面白いと思いました。

ジェンはシャングリラ・ホテルの系列で、スマートなステイが楽しめるという評判だったので、気になってました。評判通り超快適でした。

 

ホテル・ジェンの一番の良いところは何といってもアクセスの良さだろう。MTRの香港大学駅から至近だし、空港バスのA10の乗り場からも近い。一見、中環や尖沙咀などの中心部から離れていてアクセスしにくい印象があるかもしれませんが、実態は逆です。ここまでアクセスしやすい香港のホテルはそうないのではないか。さすがにエアポート・エクスプレスの九龍駅と直結のW HOTELの驚異的なアクセスには負けますが、香港島のホテルならトップクラスではないでしょうか。

ジェンの受付は2階にあります。チェックイン時に熱いお茶が自由に飲める器具が置いてあり、これが実に良かったです。汗かいて到着した後の熱々のお茶だったけど、早速癒されました。このような細やかな気遣いができるホテルがハズレのわけがない。この時点で当たりを確信しました。

部屋の写真です。28階建ての建物の6階の部屋でした。窓際にある眼下を見下ろすソファが居心地よいです。省スペースならではのアイデアだけど、実に効果的。センスが良い。

この窓際のソファが気に入って、部屋に滞在中はここで多くの時間を過ごしました。6階の部屋だったので、特に見晴らしが良いわけではないですが、妙に居心地が良かったです。香港のホテルはこの形式のソファの設備を時折見かけるけど、居心地良いですよね。

旅情を掻き立ててくれるクッション、I’M STAYIING WITH JEN。

ジェンのスタイルを実感して、旅気分が上がりました。

頼まなかったけどルームサービスもありました。

デスク回りはこんな感じです。ミネラルウオーター2本は香港のホテルはお約束。

ウェルカムお菓子が美味しかったです。

アメニティはホテルのオリジナルを使用。

バスルームはシャワールームだけではなく、バスタブ付きです。

最上階には、クラブゲスト専用ラウンジというのがあって、すごーく居心地良さそうでした。少し料金を追加してもクラブの部屋にした方が良いかもしれない、そう思ったほどです。ただ、クラブの部屋は眺望は良いけど、内容は一般の部屋と同じみたいなんですよね。スイートは別みたいですが。

ね、居心地良さそうでしょ?飲食も自由にサーブできるようでしたよ。クラブフロアにする価値があるかもしれませんね。

そして、屋上にはプールがあってにぎわってました。

その屋上からの眺望。香港大学がよく見えてます。

夜は2階のロビーバーでカクテルを楽しむ。こちらのロビーバーはとてもカジュアルな感じなんだけど、味は本格的です。

Caipirissimaというラムのカクテルをいただきました。シュガーシロップ抜きでオーダーしてみたら、 シロップないとあまり美味しくないなと思ってしまいましたが、 クラッシュアイスが冷涼感あって良かったです。 メニューに載ってるのはスタンダードなカクテルがほとんどなく、マイナーで面白いカクテルばかりでした。

ちなみに、朝食ビュッフェは、3階にあるカフェ・マラッカでいただきます。もちろん味良しです。オムレツはその場で作ってくれる方式です。

ジェンの屋上から撮影した夕日です。ホテル・ジェンはコンパクトで、全てが高品質でツボを押さえていました。28階建てなのでエレベータ待ちが気になるくらい。際立った個性はないけど、ジェンを利用すると快適なステイになること間違いなしです。香港大学という立地も中心地から適度にはずれてて良いと思います。

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