訪問時期:2017年12月
リスボンまで行く道すがら、数時間ほど立寄ったマドリードで、レアルマドリードのスタジアムであるサンチャゴ・ベルナベウに行くことにしました。試合を見るわけではなく、スタジアムツアーに参加しようと。
もはやリスボンの旅ではありませんが、途中下車して道中楽しむのも、旅の醍醐味でしょう、ということでここはひとつお願いします。
バラハス空港からメトロに乗車。ヌエボス・ミニステリオス(Nuevos Ministerios)駅で乗換、1駅でサンチャゴ・ベルナベウ駅に到着。
メトロのサンチャゴ・ベルナベウ駅を出ると、目の前がスタジアム。
着いたのが朝9時過ぎなのだったので、まだ人が少ない。オープンは朝10時。
時間つぶしで、スタジアムの外周を1周することにした。
モウリーニョとマテラッツィの涙の別れのシーンの舞台に遭遇。
10時近くになったので戻ってきて、オープンを待つ。人が増えてきている。10時になってゲートが開いて、入場となったわけだが、ここでびっくり。なんとチケット売り場は別にあるらしい。金属探知機を通過後に分かった。
スマホでオンラインでチケット購入しようとしたが、どういうわけかうまく行かず、諦めて一度退出。
チケット売り場は、Torre Cの麓にある。
大人一枚25ユーロ。約3400円、高い!けど内容充実してるので満足感は高い。
さて、チケットを購入後、気を取り直して再入場。周囲の人を見たら、チケット毎に前面に写っている選手が異なるという懲りようだった。私のチケットはモドリッチ!
入場後、まずは、エスカレーターを利用して、最上階まで登る。
スタジアムのパノラマ。座席の絶壁具合が半端ない。まさに壁のようだ。これを見ただけでも来た甲斐があったと思えた。
絶景をもう1枚。ここに人が埋まって観戦してたら大迫力だろうなと。
眺望のスポットはこの角度からだ。
パノラマ眺望を堪能したあとは、階下に下り、トロフィールームを鑑賞。
これまでレアル・マドリードが獲得したトロフィーが年代順に全て格納してある。
白い模型のようなものはチャンピオンズリーグのビッグイヤー。これは別室にまとめて集結してあり、スタジアムツアーの最大の見ものとなっている。
片側にトロフィー、もう片側は映像が流れていて、飽きさせない。
サンチャゴ・ベルナベウのスタジアムツアーは細部に至るまで非常によくできている。
25ユーロの値段にもまあ納得させられてしまう。
壁に沢山のディスプレイ。趣向を凝らした展示が続く
現メンバーのユニフォームとスパイクの展示。反対側には他のメンバーもあり。
ホーンからはチャントが聞こえてきます。このホーンがいくつもあって、それぞれ異なるチャントを耳をかざして聞きます。
そして、遂にきた。キングス・オブ・ヨーロッパ(Kings Of Europe)。
レアル・マドリードの誇りであり、史上最高のクラブと自負する所以たる12個のビッグイヤー。
壮観、実に壮観である。美術品を見てるような感動的な光景だ。
プラド美術館のラス・メニーナスと同等レベルの感動
レアル・マドリードのファンでもないけど、歴史の重みにグラッと来てしまう。
いつかは他のクラブに抜かれる日も来るのかもしれないが、まだまだ先だろう。
中央に1段高くあるのが最新のトロフィーである。
ハイライトはここであるが、スタジアムツアーはまだまだ終わらない。
つい先日行われた2017クラブ・ワールドカップのトロフィー。
巨大な横長のパノラマで迫力の音を映像を堪能。
新しいスタジアムの模型。
このあと選手とのはめ込み写真撮影のコーナーを抜け、最初のパノラマより低い位置からグラウンドを眺める。
そばに売店があり、座席で軽食を食べることができる。
まだ先が長いのでここで休憩を取ることがおすすめ。
観客席を通ってぐるっとスタジアムの反対側へ回る。これはゴール裏からの一枚。
選手たちのドレッシングルームに潜入。シャワールームのタイルが色合いがスペインっぽいかも。
ちゃんとロッカーの場所が決まっている。写真付きでこれ以上なく分かりやすい。
そして、テレビ中継でもよく映る階段でグラウンドへ。
グラウンドレベルから見るスタジアムもまた違った光景で良いものですね。
監督や控え選手が座るベンチにも座ることができる。みなさん記念撮影しています。
対戦チームのドレッシングルーム。ロッカーボックスがなくフリーアドレスなだけで、他の作りは同じ。
そして、次はバーチャル・バス。
選手になりきってバスに乗ってサンチャゴ・ベルナベウへ向かう道のりを体験という試み。
車窓は全てスクリーンなんだけど、かなりのバーチャル・リアリティ。なかなか面白い。
そのあとは記者会見場に潜入。壇上の椅子に座れるので、質問を受ける監督になりきることができます。
ここまで来てやっと終了。
最後は、もちろんオフィシャル・ショップ。
ユニフォームや様々なグッズを売っているショップを抜けてツアー終了。
いやー、ボリュームたっぷり。2時間位費やしました。
飛行機の時間も迫ってきてるので、途中ちょっと駆け足気味になってしまったが、かなり楽しめた。さすがレアル・マドリードであるなと。
入り口に戻ってみると、朝とは比較にならないほどの待ち行列がすごい。昼頃の光景です。これは出来るだけ朝に行ったほうが良いでしょう。
このあとは、隣の駅であるヌエボス・ミニステリオス(Nuevos Ministerios)駅まで歩き、そこからメトロでバラハス空港へ戻りました。
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