マレーシアの旅と銘打ってはいるけど一泊だけ、シンガポールにやってきた。距離的に近いのでシンガポールをマレーシアの旅に含めるのは何の問題もないと考える。そしてシンガポールで宿泊したホテルはザ・スカーレット・シンガポールだ。
このホテルはあの有名フードコートのマックスウェル・フードセンターのすぐ隣に位置する。ということは、マックスウェルに行き放題。なんという魅力だろう。しかし、スカーレットはマックスウェルだけに依存するのではなく、ホテル自体が妖しい魅力を、眩く放つ、個性的なホテルだった。
ザ・スカーレット・シンガポールのMRTの最寄り駅は、チャイナタウンかタンジョン・パーガー。空港から行った時は乗り換えがないから便利だろうと、タンジョン・パーガーを利用した。タンジョン・パーガーからはビル街なので徒歩がやや退屈。普段はチャイナタウンを利用した方が道中楽しい。
さて、ザ スカーレット シンガポールの目の前に到着。チェックイン時にここで右に行くか左に行くかで分かれ道。
左が〇、正解。
右が×、不正解。
スカーレットのフロントはこの写真を左手に坂をくだったところにある。私は右に行ってしまった。そして違うホテルのフロントに行ってしまった。予約が取れてないとのことで、焦ったが、スマホの予約画面を見せたら、違うホテルだと判明した。
これがスカーレットの入口である。分かればどうってことないが、初見は迷うこと必至。そして館内でも迷うことになる。
フロントの調度品を見学。良いセンスしている。
これもフロントの調度品。このセンスを見ればスカーレットがどういう路線のホテルなのか、理解できるのではないだろうか。
フロントに案内されて、どうやら2階の奥のようだ。突き当りのエレベーターを使えと言われたので、
このような赤い空間が続く廊下。赤い絨毯に赤い壁紙。傾斜上に建てられているので、緩やかな坂道になっている。
部屋に到着。行きはあまり迷わなかった。言われた通りエレベータを利用した通路で行ったので。部屋に荷物を置いて出かけた後、エレベーターを使わず、館内でを見学して回ろうと思ったら、ちょっと迷ってしまった。
部屋はコンパクト。悪く言えば狭い。シンガポールの中心部のホテルは部屋が狭い。以前宿泊した、ソー・ソフィテル・シンガポール (So Sofitel Singapore)もゴージャスな造りの割に部屋が狭かったのを思いだした。ソー・ソフィテルよりスカーレットは狭い感じだ。
ダブルベッド。色使いのセンスはこのホテルの見どころ。インテリアの参考になるかもしれない。
バスルームはユニットバス。シャワールームのみ。画角が狭くて撮りづらい。
部屋に荷物置いて小休憩したあとは、ホテル内を探検。
赤い坂道が延々と続くので、だんだん酩酊状態になってくる。少しだけある傾斜が異世界を彷彿とさせる。。プチ迷子の気分。
一応、案内板があるのだが、これもまた何となくしか分からない。この分かりにくさは、どこかであったと思ったら、バルセロナのシック&ベーシック ボルンだ。
2階のロビーのようなとこまでたどり着く。飾ってある絵画が館内の雰囲気とよくマッチしている。
ホテル内のジャグジー。SODAという名前が目印。
ジャグジーからの風景。利用しなかったけど、どんな感じなのだろうか。利用してみれば良かったな。
さて、だいぶ惑わされたが、慣れてきたら館内の全容を把握できるようになってきた。何事もトライ&習得だ。
外側から見るとこのように傾斜がついている。この建物を一つのホテルとして構築しているのだからたいしたものだと感心してしまう。
夜はこんな感じ。チャイナタウン側から見たザ・スカーレット・シンガポール。
ホテルのロビー。ゴージャスという趣きではないが気高さを感じさせる調度品。
オシャレなインテリアショップようなの棚の中のセレクトと配置。こういうの絶対真似できないなと思う。
夜に敷設のカフェバーでカクテルを飲む。ウォッカを使ったマティーニを作れるかと聞いたら、店員が自信を持って作れますと答えたから注文したはずだったが、ライチの甘いカクテルが出てきた。自らの英語力のなさを痛感する一幕だ。
カクテルを飲み干した後は、また赤い廊下を通って部屋へ戻る。妖艶という言葉がよく似合う。
さて、ザ・スカーレット・シンガポールの隣にはマックスウェル・フードセンターがある。マックスウェルは言わずと知れた有名フードコードで、このフードコートの存在がスカーレットの価値を高めている。マックスウェルで朝食を食べるため、今回は朝食なしの宿泊プランにした。そのマックスウェルについては次項にて。
訪問時期:2017年5月