ペナンに一泊した後は、シンガポールへフライトした。

シンガポールとなるともはやマレーシアの旅ではなくなってくるが、東京とクアラルンプールの往復航空券を購入して、KLを起点に周囲に観光するという旅なので、一応マレーシアの旅ということにする。つーか。せっかくシンガポールの近くに来たので、立ち寄りたくなるのが人情ではないだろうか。

シンガポールには一泊だけして、その後はクアラルンプールまでフライトして、そのまま飛行機を乗り継いで、東京に帰っていった。航空券はそれぞれ別々に手配している。個人旅行だから自由自在にカスタマイズできている。違う国だけどセットで楽しむのも悪くないと思うけど、いかがでしょうか。

さて、ペナン空港は国際空港でもあるが、それなりに立派で近代的な設備の空港だ。少なくともクアラルンプールのスバン空港とは比較にならないほどモダンである。広さはないが、近代的で居心地は良い。ラウンジもあり、プラザ・プレミアム・ラウンジを利用した。このラウンジはプライオリティパスで入場できる。

香港とかのプラザ・プレミアム・ラウンジとかと同種類のもので、フードやドリンクが充実している。こんなラウンジがあるなら、ジョージタウンでムリして朝食を食べないで、ここで朝食食べても良かったかもしれないと思った。

内装が似ているので、慣れてる人はプラザ・プレミアム・ラウンジだとすぐ分かってしまうかもしれない。少なくとも私はこのラウンジにいる間はペナン空港という気分が全くなかった。

シンガポールまではLCCのエア・アジアを利用した。エア・アジアの本場のマレーシアだけあって、チェックインの段階から自動チェックインが乱立してた。私は有人チェックインを利用した。ボーディングパスはレジのレシートのような縦長のロール紙で、超ペラペラ。FireFlyも同種のロール紙だったが、慣れてないとこれで本当にボーディングパスなの?と疑問に思うこと必至。

搭乗した機体はA320だった。前回の搭乗がプロペラ機の狭い機体だったので、A320が随分広く感じてしまった。余裕をもってオーバーヘッド・コンパートメントにキャリーバッグを収納できる。空の上ではずっと就寝していたので、機内サービスも逃してしまった。気づいたらシンガポールのチャンギ空港に到着していた。

シンガポールのターミナル1(T1)に到着。これでシンガポールは3度目か。EZ-LINK Card (イージーリンクカード)も持っているし、3度目ともなれば勝手知ったるやモノと思いきや、まずはSIMカードをゲットしなくてはならない。マレーシアの場合は、クアラルンプールの空港のSIMカード売店カウンターでゲットしたが、シンガポールではそうもいかない。なぜなら空港のSIMカードのカウンターは高額なSIMカードしか売っていない。SINGTELのSIMカードが38シンガポールドル(日本円で3000円くらい)する。180日くらい有効なのだが、そんなに滞在しない。再訪予定もない。

では、どうするか。コンビニでツーリスト用のSIMカードを購入するのが良い。15シンガポールドル(1200円くらい)で売っている。このツーリストSIMは5日用だが、だいたいこれで十分。ターミナル1に売っているコンビニが見当たらないが、T2(ターミナル2)に移動。どっちにしろ地下鉄はT2、T3に連結しているためT2に移動する必要がある。そのT2でSIMカードを売っているコンビニを発見した。

2枚目の写真の一番下の赤いポスターのSINGTELのツーリストSIMを購入。コンビニだけど購入にはパスポートが必要。ちなみに、空港でなくでも街中でも購入可能だが、空港で買った方が街中へ行くまで使用できるので安心だ。

これが購入したSIMカードである。おそらく設定不要でSIMカードを挿入するだけで使用可能ではないか。なお、私は日本ではIIJMIOのSIMカードを使用しており、その場合はIIJMIO高速モバイル/Dのプロファイルを削除しないと使用できないようだった。電話はできるけどデータ通信ができなくて、それで結構はまってしまった。その際にいろいろ設定変更を試していたので、このSIMカードに特別な設定が不要か必要かは分からなくなってしまった。IIJMIOのプロファイルの削除が必要ということさえ分かればセットアップは容易だった。

しかし、海外にいくと必ず現地の空港でSIMカードを購入しているが、時間の無駄なので、日本であらかじめ購入してから行ったほうが良いような気がするこの頃。使用したことないのでわからないが、以下のような品を使用したほうが良いのではと思い始めてきた。

評判は悪くないようだが、どうなのだろうか。時間の節約にはなりそうだ。

SIMカードを無事セットアップしたら、空港のカフェで小休憩。そして、MRTでホテルへ直行した。今回宿泊したホテルは、ザ・スカーレット・シンガポール。ここは面白いホテルなので、次回にたっぷりとお届けしたい。

続く。