訪問時期:2025年9月
琵琶湖にある、琵琶湖マリオットホテルに行ってきました。

最寄り駅となるJRの堅田駅です。
京都から湖西線を利用して、20分程で到着します。
堅田駅からシャトルバスに乗って琵琶湖マリオットホテルに向かいます。

堅田駅の東口のロータリーです。手前の緑色のバスではなく、左側の黒い車体にマリオットのMの赤文字が入っているのがシャトルバスです。
ロータリーの奥のほうにいますので、躊躇せず乗り込みましょう。

シャトルバスに乗ると10分ちょっとくらいで琵琶湖マリオットホテルに到着します。
琵琶湖大橋を渡り、ピエリ守山の横を通っていきました。

客室の入口から見た様子です。10階にあるビューバス付きの部屋です。連泊しました。
サイトで表示されている客室数を計算するとアップグレードされる確率は低そうでしたので、あらかじめ琵琶湖を臨むビューバス付きの部屋を予約しました。
せっかく琵琶湖まで行くなら、絶対にビューバス付きがいいなと思ってましたし。

ベッドの様子です。

ビューバスの前にはデイベッドがあります。このあたりの設備は修善寺の伊豆マリオットホテルと共通ですね。

ビューバスの前のテーブルにはラスクがあります。
滋賀の丁字麩 おふらすくです。

では、お待ちかねのビューバスの様子を見ていきましょう。

浴槽には銀色の風呂蓋が引かれていました。露天風呂ではなく窓で遮断されているので、湯気による湿気対策とかでしょうか。露天風呂の伊豆マリオットホテルでは風呂蓋はなかったのでそう思いました。

ビューバスから眺める琵琶湖はこんな感じです。

窓に寄ると下の道路が見えますし、湖畔の歩道も見えます。なので入浴時は基本的にブラインドを下げることは必至です。実際に湖畔沿いから琵琶湖マリオットホテルを眺めてみると、ビューバスも見えてました。
ですので、入浴中は意外と琵琶湖の景色は楽しめないという展開でした。

とはいえ琵琶湖の眺望は素晴らしいです。

蓋を取った状態の浴槽の様子です。
入浴中はブラインドを下げるため、琵琶湖の眺望を楽しめないからビューバスの意味はないのか?と言われるとそんなことはありませんでした。この広めの個室の空間で温泉を楽しめるのは非常に爽快でした。
また一つ思ったのは、訪問時は夏でしたので露天風呂も良いですけど、冬は露天風呂だと寒いのでこの全天候型のビューバスが良いかもしれないなと。


ミネラルウォーターは2本あります。連泊だと2泊後にならないと掃除はなく、タオル交換とゴミ捨てのみです。ミネラルウォーターは補充されません。館内で購入できますけど、持参してもよいでしょう。また、パジャマはなく浴衣になります。

冷蔵庫周りです。ティーバッグがTWGなのはナイスです。

洗面台の下にはバスタオルが4セットあります。多めにあって嬉しいですね。

シャワー室です。水回りはピカピカで完璧でした。
館内施設

1階にある売店は結構大きめの規模です。

購入は控えましたが、マリオットのオリジナルマグカップ1500円は少し気になりました。あとマリオットの香りとしてディフューザーやルームスプレーも売ってました。

通路を渡って別館みたいな場所に行きます。

別館の地下には大浴場と屋内プールがあります。大浴場は誰も利用していませんでしたので、写真を撮ってみました。源泉かけ流しかは不明です。
プラネタリウム

別館の2階にはプラネタリウムのデジタルスタードーム ほたるがあります。通常950円のところ宿泊客は850円で鑑賞できます。ホテルにプラネタリウムが付属しているのは大変珍しいですね。物珍しさもあり鑑賞してきました。
観たのは「To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲」です。
最初の15分くらいは星座解説です。残り30分が宇宙に飛び立って地球に戻るまでを、迫真の宇宙空間で見せてくれて、予想以上に楽しめました。
巨大スクリーンといえば池袋のグランドシネマサンシャインのIMAX®レーザー/GTが思い浮かびますが、プラネタリウムのほうが360度の視界で臨場感と没入感は上だと思いました。ただ日本語のナレーションが多くて、もっと映像と音に没頭させてほしいという気はしましたが、これは仕方ないですね。万人向けのプログラムですし。

2階にあるプラネタリウムに行くには外にある階段を登っていきます。チケットは1階の自動販売機で購入可能です。1階にはスタッフが常駐しているので、丁寧に教えてくれました。

その隣には渡辺チカラの壁画があります。chikara ’92 July 31 とサインがあります。
湖畔の散歩

ホテルの前の道を渡ればすぐに琵琶湖にたどり着きます。
湖は海と異なり波はないし静かなと光景かと思ってたら、結構水面が揺れていて、動きがあって面白かったです。琵琶湖は広大なんで水平線もぼんやりとしていて、遠くに見える陸が島みたいに見えて、海辺のリゾート地みたいな風景に感じられました。

琵琶湖のモニュメントです。

サイクリストの聖地碑です。琵琶湖は自転車が盛んで、歩道と並んで自転車用の道もあります。よく聞くビワイチ(琵琶湖一周)とは、日本最大の湖である琵琶湖を自転車で一周するサイクリングルートで、約200kmの距離があります。
ちなみに琵琶湖マリオットホテルの別館の1Fにはジャイアントストアびわ湖守山というサイクルショップがあります。

猛暑でしたので、日陰があるベンチで休憩したりしてました。
朝食

朝食は11階のレストランにて。もちろん質・量ともに充実してます。中でも滋賀のローカル料理が豊富で楽しめました。オムレツの種類も豊富でした。

一日はベーシックなシェフおすすめのオムレツ、もう一日はスペシャルなトリュフ入りオムレツも注文してみました。トリュフ入りは初めて食べましたが、かなり個性的で人を選びそうだなと感じました。

オリーブオイルがビュッフェにないなと思っていたら、テーブルの上にありました。結構探してしまいました。

11階のレストランから観た琵琶湖の反対側の光景です。レストランは琵琶湖の眺望が楽しめる席配置になっていますが、客室からの景色で十分に楽しめているので、反対側が気になります。でもやはり琵琶湖側がいいですねww
ラウンジ

ラウンジが1階にあって、カクテルタイムで夜の食事を楽しみました。

チキンやサラダなど一通り揃ってまして、中でも個人的にはバーニャカウダが気に入りました。
まとめ

客室内温泉のビューバスがあり、琵琶湖があり、プラネタリウムがありと内容盛りだくさんの琵琶湖マリオットホテルでした。これ以外にもテニスコートやフットサル場やゴルフ練習場もあり、一大総合施設となっています。
意外とアクセスもよく、京都駅からも湖西線一本ですし、近隣にはピエリ守山という巨大モールもあるので、買い物にも不自由しません。内容の割には価格も抑えめで、水回りもきれいで清潔で、ステイを十分に楽しめるホテルでした。
- 琵琶湖マリオットホテル
https://www.biwako-marriott.com
追伸
琵琶湖マリオットホテルから徒歩10分のピエリ守山に行ってみました。

写真は道すがらの個性的なマンションです。琵琶湖アーバンリゾートという物件です。リゾートマンションでしょうか。



かつては明るい廃墟とも言われ、店舗が全然ないがらんどうのモールとして有名だったピエリ守山は、今は復活して割と普通のモールになってました。
かなり広大なフロアにお店がたくさんありました。お客さんは少なかったですが、週末になるとまた違うのかもしれませんね。

ピエリ守山の裏手には、ピエリ守山港がありました。定期的に発着している路線はなさそうでしたけど、どうなんでしょうか。
では。