訪問時期:2025年7月
伊豆半島の修善寺にある伊豆マリオットホテル修善寺に行ってきました。温泉と森林浴を存分に楽しむことができまして、短期間で2度ほど訪れてしまいました。

三島駅から駿豆線に乗り換えて終点の修善寺までやってきました。
駿豆線ではSUICAなど交通系ICは使えないのに、クレジットカードのタッチ決済は可能となっています。交通系ICの陰りを感じる一幕です。
また、三島駅での乗り換えは結構不便です。誤って北口から出てしまうと駿豆線がある南口へは通路がないので行けません。駅員に申し出て構内を通してもらう必要があり、ツーリストフレンドリーとは言い難い駅の構造になっています。
修善寺に電車で行くベスト手段は直通の「踊り子」に乗車することですが、本数が少なく利用しにくいのが難点です。一度だけ利用してみたら大層便利でしたけど。

修善寺駅から伊豆マリオットホテル修善寺にはシャトルバスで向かいます。北口のバス乗り場の前方に見えるのはフロランタンとカヌレの専門店 yuuの看板。こちらで高品質なカヌレを購入すると、後で幸せになれます(ホテルや自宅で美味しくいただけます)。

8番のバス停より乗車。ラフォーレ修善寺行きです。
ラフォーレ修善寺の一部として伊豆マリオットホテル修善寺があります。

マリオット修善寺には一度訪れて気に入ったので、短期間で2回訪問しましたが、2回とも雨天で天候には恵まれませんでした。しかし、シャトルバスの車中より久々に虹を見ることができました。No Rain, No Rainbowということで。

伊豆マリオットホテル修善寺の外観です。山の上にあり、陸の孤島状態です。
ラフォーレ倶楽部のリゾートとなっている広大な敷地には、ゴルフ場、コテージ、体育館、ジップライン、もう一つのホテルのラフォーレホテル、教会、大浴場など多種の施設があります。

部屋の様子です。露天風呂付きです!
幸運なことに2回とも露天風呂付き客室にアップグレード。プラチナ会員の効果が出ています!
ちなみに和室やスイートを除く主だった客室数を公式サイトで確認すると以下の通りです。
スーペリアルーム ツイン・キング | 16室 |
スーペリアルーム 温泉付 ツイン・キング | 10室 |
温泉露天風呂付デラックスルーム ツイン・キング | 36室 |
ご覧の通り、露天風呂付き客室が36室もあるのでアップグレードされる確率はかなり高いです。その確率は今のところ100%です(試行回数2回だけですが)。

デイベッドです。ゴロゴロとダラダラと好き勝手にくつろげます。使い心地が良かったです。

露天風呂です。好きなタイミングで自由に入浴できるのは最高です!
他人が気になる大浴場は得意でないので、循環式といえども客室内に温泉があると嬉しいです。

3階の部屋の露天風呂からの景色です。すだれがかかっていてプライバシーに配慮されています。このすだれは上げるのは簡単なのに、降ろすのは難易度高しでした。

すだれを上げるとこんな感じの風景が広がってます。山奥まで見渡せて開放感がありまくり。朝は幻想的な霧がかかっていて、リゾート地を満喫です。


ちなみにもう一回泊まったときは、2階の露天風呂付き客室でこんな景色でした。こちらも緑が近くてとても良いですね!
というわけで露天風呂付き客室は最高でした。温泉に浸かりながらの森林浴は得も言われぬ快適さ。人間やってて良かったと思う瞬間です。



水回りもピカピカできれいでした。もちろんバストイレ別です。

2階にあるラウンジです。重そうな扉をカードキーで開けて入室します。60分の時間制限がありますが、チェックしていたかどうかは微妙でした。ただ長いこといると注意されるのかもしれません。
19時30分からはナイトタイムとなり、12歳未満入室禁止で大人のみの空間となります。とはいえ21時でクローズするので短いですね。


ラウンジで夜でもフードは十分にいただけます。
昼は12時からオープンしているのでレイトチェックアウト時のバス待ちの時間でお茶とバナナやスイーツを食べたりできますチェックアウト後もラウンジの利用カードを配布してくれて行き届いたサービスでした。
朝食


朝食は2階のレストランでビュッフェ方式でした。もちろん品数豊富でクオリティ高いです。地元の名物などもありました。中でも卵料理は際立ってました。
森の湯とセンターハウス
マリオットホテル宿泊者はラフォーレリゾート修善寺内の、森の湯という大浴場を利用できます。徒歩でもいけますが、高低差が大きい道で20分くらいかかり、かなりいい運動となります。夏場なので汗だくだくです。
なので、ここは無料送迎バスを利用するのが得策です。施設内を循環していて時刻表もあるのですが、訪問時は電話で都度呼び出す方式でした。

森の湯があるセンターハウスにやってきました。
森の湯を目当てにいったら思いの外センターハウスの建築に魅了されました。古びてはきていますが、白亜のリゾートらしいデザインで非日常感があります。


タイルです。


絵になる場面が続くセンターハウスです。

個人的にセンターハウスのハイライトは教会でした。


誰も人がいなく、静謐さに溢れた空間です。ステンドグラスを眺めたりして心が洗われる時間でした。

こちらが森の湯の入口です。センターハウスを抜けてたどり着きます。露天風呂やサウナがあって温泉を楽しみました。ただバスタオルがないので持っていかないといけないのは面倒ですね。
滞在中は部屋の露天風呂を楽しみ、森の湯の露天風呂も楽しみ、温泉三昧でした。
マリホットホテル内にも大浴場や温水プールがあって楽しめましたが、部屋内の露天風呂が一番でした。岩盤浴もあったので利用したかったのですが、時間が合わなかったり、故障していたりして利用できず残念でした。
マリオットホテルからセンターハウスまでの道中
アップダウンが激しくかなりいい運動となりますが、見応えあります。

山紫水明はコテージ風で温泉露天風呂付きのハイクラスな宿です。

富士山の見晴台は曇り空で見えませんでした。

ゴルフ場です。他にも体育館やテニスコート、ジップラインなど様々な施設がありました。
まとめ

伊豆マリオットホテル修善寺はなによりも露天風呂付き客室が最高すぎました。日本の温泉カルチャーならではの形態の部屋で、これは日本にしかありませんね。大浴場が苦手な人も、他人が気にならず好きな時間にいくらでも入浴できる露天風呂付き客室には沼ること間違いなしです。そして入浴しながらの森林浴はデトックスを越えて浄化されるかのようで爽快です。
このホテルに関わらず客室内の露天風呂はほとんどが循環方式なので源泉かけ流しにこだわる人には向いてませんが、こだわらない人には至福の空間となっています。
ホテル以外にも数々のスポーツ施設や、センターハウスの建築が楽しめたりするので、満足度は高く、東京近隣のマリオット系列のホテルでは特異な存在です。軽井沢にも同系統のマリオットホテルはありますが、価格面でのメリットは修善寺のマリオットホテルが上回ります。