訪問時期:2024年12月

ロッテルダムから鉄道に乗ってアントワープ駅にやってきました。美麗な建築で著名なアントワープ駅は、吹き抜けで地下2階まであり、その構造も見応えがあります。地下2階にはオランダからの鉄道やユーロスターなどの国際線が停車します。

その地下2階で通過するユーロスターを見かけたのですが、車両が長すぎてびっくりしました。20両もあるそうで、なかなか通過が終わらない。地下2階はホームが長すぎて暗くて先端が見えず、先の方まで歩いてみたけど少し不気味でした。先端まで辿り着くことができませんでした。

マルクト広場の方に歩いていきます。美麗な街並みですね。

RISE ONEによるANTWERPENのミューラルです。

聖母大聖堂

聖母大聖堂です。アントワープ駅から歩いてきました。徒歩20分くらいと結構な距離あるので、地下鉄などを利用しても良いかもしれません。

ルーベンスの絵画が有名な聖母大聖堂は、実に重厚かつ荘厳な大聖堂でした。


マルクト広場から北上する

マルクト広場は出店がたくさんあって、広場の趣きがあまり感じられませんでした。

マルクト広場より、市庁舎を背景にブラボー像です。

マルクト広場から北上していき、Pokenutいうお店で、Let’s go veganというポケのセットをいただきました。どうも閉店時間が過ぎていたらしいですが、好意で店内で食べさせてもらいました。ありがとう。

MASです。分かっていたけど定休日です。建物だけ観に来ました。近くにあるザハ・ハティドのポートハウスも見に行きたかったですが、トラムの運行時間が合わず断念。けどアントワープ行きの電車の中から遠目でじっくり見たからよしとします。写真通りにインパクトある建物でしたよ。

MASの前で横を見ると、壁をよじ登る白い人がいました。


MASからトラムで南下していく

MASからトラムに乗って南下します。ベルギーのトラムはクレジットカードのタッチ決済対応です。しかしこのリーダではありません。もう一台別のリーダがありまして、そちらのリーダでタッチ決済OKです。リーダにカードのロゴマークがあるので分かりますが、初見はこっちかと思ってタッチしたら無反応で一瞬戸惑いました。

トラムで南下しつつ、アントワープの街歩きは続きます。Raket Antwerpenというカフェで休憩。ラテはまろやかな味わいで美味しかったです。カフェで飲むならオレよりラテな私です。

オランダと同様にベルギーのカフェも後会計でして、先会計のスモールカフェに見えても後会計です。


Astroのミューラル

個人的にアントワープのハイライトとなったのがこちらのAstroのミューラル。歩いていて見えた瞬間、心のなかで歓声が上がりました。

現場に近づくと正面の建物にもミューラルが見えてきました。おお、凄い、ダブルであるじゃないかと。

もしやと思って、隠れていた左側の建物を見てみると、やはりこちらにもミューラルがありました。うお、こりゃ凄い!

つまり、ここは三方をAstroのミューラル囲まれた場所になっていました。なんというパワースポット!

単体のミューラルだけでも絶品なのに、それが3つもあって囲まれるとは!

アントワープのみならず地球上でも屈指の空間のように思えました。早く世界遺産にしたほうが良いんじゃないでしょうか。

https://streetartcities.com/markers/12569


アントワープ王立美術館

アントワープ王立美術館はこの日唯一と言っていいほどオープンしていた美術館でした。

マグリット、ルーベンス、ダリなど印象に残りました。

写真には撮り難いものでしたが、大きな皿みたいなアニッシュ・カプーアの作品も深遠で印象深かったです。

私的に気に入ったのはベルギーの作家のMaen Florinの作品。

絢爛とモダンがミックスした内部も見応えありました。


さて、そんな感じでアントワープは歩いていて楽しいところでした。街歩きが好きな人は、ブリュッセルよりも気にいるのではないでしょうか。公共交通機関がタッチ決済対応なんで移動も楽々ですよ。