訪問時期:2024年12月

ロッテルダムの郊外にあるスパイケニッセまで行ってきました。目的はMVRDVが手掛けたブック・マウンテンことスパイケニッセ図書館です。

ロッテルダム・セントラル駅から、スパイケニッセのSpijkenisse Centrum駅まではメトロで30分くらいです。

スパイケニッセの駅からブック・マウンテンの方面へ歩いていくと、ショッピングセンターに突入していきます。

迷路のようなショッピングセンターで、方向感覚を失っていきそうです。

質素ながらも変化が多く、歩いていて単調にならないショッピングセンターです。

ブック・マウンテンに行くには地図の右下から入って左側に流れていくイメージです。

ブック・マウンテン

ブック・マウンテンことスパイケニッセ図書館に到着しました。

こちらもMVRDVが手掛けた建築になります。図書館なのにガラス張りです。日光を避けるのが書籍には重要なのですが、そんなセオリーはここでは通用しません。日光を避けるべく北側を向いていることで有名な神保町の古本屋が、みんな南側を向いているようなものです。

とはいえ貴重な書籍は置かないとか、日光の当たる量によって書籍の位置を定期交換するとか、対策はいろいろしてるみたいです。

ブック・マウンテンは公立の図書館なので無料で入館できます。マイナスイオンのように噴出される本のエネルギーを吸収したり(?)、椅子で休憩したりして、良い時間を過ごせました。

上を見上げるとこのような状態です。

あと図書館内にカフェもあるんですよね。客層は地元の中高年の方が多かったです。これが日本なら高感度な若い人達がやってきそうですけど、欧州は文化の違いを感じます。


ブック・マウンテンからの帰りもショッピングセンターを抜けていきました。2階部分を歩いていたら建物を出て急に1階の出口になっていたり、小規模ながらもいろいろ楽しませてくれるショッピングセンターでした。スパイケニッセのブック・マウンテンを訪問の際は、ショッピングセンターも併せてお楽しみを。