訪問時期:2024年9月
チェンマイでは初訪問ということもあり、観光名所となっている寺院をいくつか観光してきた。
雨季ということもあり滞在中は天候に恵まれず、雨天の日もあった。しかしチェンマイの雨はスコールみたいに怒涛の雨が降るのではなく、日本の梅雨みたいにシトシトと降り続くという感じで、断続的で雨が止む時間も多く、対処しやすいとも言えた。
そんな雨の中、まず向かったのはこちらの寺院。
ワット・プラタート・ドイ・ステープ
チェンマイの観光名所といえば何はともあれドイ・ステープ。山の上にある天空の寺院として有名だ。天空と言ってもそこまで高所ではないけれど。
そのドイ・ステープにはソンテウという荷台の乗り合いバスで向かうことにした。
旧市街の北側にあるチャーンプアック門のそばにソンテウが泊まっていて、そこからドイ・ステープに向かうというのが一般的らしい。Grabで直行しても良いのだけど、ソンテウで行ってみたくなった。
写真はチャーンプアック門を旧市街側から観たところ。この狭い橋をわたったところにソンテウが止まっている。しかしこの日は雨で天候も良くなく、観光客が少ない。そんな中に突撃したものだがら、飛んで火に入る夏の虫状態。おっちゃん達にタイ語で声をかけまくられる。少し怖気着いてしまい、全部断ってしまった。
そこにドイ・ステープと書いてあるソンテウが帰りの客を降ろしに1台到着した。運転していたおばちゃんに声をかけられ、交渉開始。
最初は500バーツとか言っていて、それじゃGrabと変らんじゃないかと思ってたら、最終的には片道のみ150バーツで話がまとまって、貸切でドイステープに向かった。相場は1人80バーツくらいらしいけど、それは他に何人も乗客がいた場合の話で、今回は他に客がいなくて貸切状態だったからまあ良いとする。
ソンテウは最初は調子良かったが、市街地を抜けて山に入って道をグネグネと走るようになってから、だんだん気分悪くなってきた。車酔いである。そこまで辛くはならなかったけど、気分は良くなかったので、2度とドイ・ステープにソンテウは使いたくないと思った。これは普通にGrabを使うべきだ。
ちなみに帰りはGrabを使って、ドイ・ステープからニマンヘミン通りまで行った。350バーツくらいかかったけど快適に移動できた。やはりGrabが良いでしょう。
入口が2箇所あるので間違わないようにしよう。階段ではなく有料のケーブルカーで行きたかったので、右側のケーブルカーの入口を使用。300段の階段を無視して楽々到達。
展望台からの景色は一面の霧!
チェンマイの街並みが見えるはずが・・・・。
本堂に入るのには裸足にならなくてはいけないが、この雨の中に裸足になるのはハードルが高い。
スニーカー&靴下だったため、本気でどうしようか考えたが、ここまで来て行かない選択肢もないので、靴を脇の棚に置いて、意を決して裸足になって本堂へ!
しかし、心配は杞憂に終わった。戻ってきたら濡れた裸足を拭くために、スタッフがティッシュペーパーを配っていた。行き届いている。おかげで濡れた足の状態で靴下を履く必要がなくて良かった。
本堂は裸足になるだけあって、見応え十分。高さ22メートルの黄金の仏塔の中にはブッダの仏舎利(仏陀の遺骨)が納められるとのこと。
黄金の仏像は荘厳でかなり見応えあった。タイの仏教のコアな部分を見れた。
帰りもケーブルカーでもよかったけど、306段の階段で降ることに。この階段もドイ・ステープのハイライトの一つ。
階段を下から見た様子。ナーガ(蛇神)が階段の両側にいる。今まで見た階段の中でもトップクラスにインパクトがある。エネルギーが漲っている階段だった。
ドイ・ステープに来たらケーブルカーで往復するのは勿体ない。せめて片道だけでも階段を利用したい。
- ワット・プラタート・ドイ・ステープ
ワット・プラシン
チェンマイで最高の格式を誇るというワット・プラシンは旧市街の中にあり、アクセスは良好。山の上にあるドイ・ステープみたいに気合を入れて観光に行く必要もない。旧市街なので寺院周辺にはカフェや飲食店がたくさんあるので、いろいろと気が楽。しかし中身は充実。見応えあった。
あと、高僧の蝋人形があり、まるで生きているかのようなリアルすぎる質感で印象的だった。
- ワット・プラシン
ワット・チェディ・ルアン
こちらも旧市街の中央にあって、アクセス良好なワット・チェディ・ルアン。過去の地震で半壊してしまった屋外の巨大な仏塔が目立つけど、手前にある本堂が畏怖と敬虔に満ちた高密度な空間で気に入って、しばらく佇んでいた。
一番上の写真は年に一度しかオープンしない場所で、内部はキャッチーな絵で埋め尽くされているパワースポットらしい。もし空いてたら相当ラッキーだ。また、夜のライトアップされた仏塔も良いらしいので、観てみたいところ。
チェンマイには他にもワット~という寺院があるんだけど、今回巡ったのはこの3つのみ。とはいえ絶対マストな寺院は巡ったと思うので、続きの寺院観光は次回に訪れた際にでも。
- ワット・チェディ・ルアン