訪問時期:2024年5月
ストックホルムで宿泊したホテルはブリーク・バイ・ノビス(Blique by Nobis)です。マリオットのデザイン・ホテルズのブランドのメンバーですが、独自のWebサイトがあったり、個性的なホテルです。
SLのコミュータートレインのオーデンプラン駅から歩いていくと、5分もかからないくらいでブリーク・バイ・ノビスに着きます。とても近くてアクセス良好です。奥に見えるNorra Tornenというラディカルなデザインのタワマンが目を惹きます。
Blique by Nobisの入口です。この建物はホテルではありません。
入口の奥には中庭が広がっており、その更に奥にある建物がブリーク・バイ・ノビスになります。
フロントがある棟です。チェックインもこちらで行います。地下にレストラン、1Fにバーがあります。客室もあるようですが、今回利用した客室は別の棟にありました。
客室はARCと書いてある棟にあります。ARCという名の通り円弧形の建物です。二つの棟は1Fでつながっているので屋外に出ずに移動することが出来ます。
ARCの最上階にはルーフトップテラスのバーがあります。
部屋の様子です。スリープタイトというベッドしか置くスペースがないような最もグレードが低い部屋を予約していたのですが、アップグレードされてStudioという広い部屋になりました。ありがとう!
ソファの様子です。あまりゆったりするタイプではなく、ルームサービスもないので、少し休む程度で利用しました。
ベッドです。
ベッドサイド脇にはMarshallのKILBURN IIというBluetoothスピーカーが置いてありました。パワーがあって、かなり低音を出せるタイプなので、ずっと音楽をかけてました。
入口ドアの横には簡易キッチンがあります。
バスルームの様子。大理石で高級感があります。
洗面台の排水栓が完全には閉まらないタイプで、水を溜めても減っていきました。手洗いの洗濯はコツが要りました。
シャワーです。
アメニティはBYREDOのBal D’Afriqueでした。
1Fのラウンジです。
かなり広く、無骨な空間にアートがたくさん飾られています。
DJブースもあったりして、週末の夜はイベントが開かれてました。DJが大音量で音楽を流す中、みんながそれぞれ絵を描いていて、何のイベントが良く分からなかったのですww。絵画サークルみたいなものだったのでしょうか。
1FにはOrigo Barというバーがあります。こちらで食事してみました。
Origo BarでいただいたPea Guacamole tortilla chipsというチップスと、アップルサイダーです。結構ボリュームありました。
地下1階にはサウナもあります。
サウナの部屋には水分補給のための給水機があるのでマイボトルへの補給ができます。
スウェーデンの水道水は、世界で最もクリーンな水道水の一つだと知ってた?って書いてあります。初耳でしたww
後で知りましたけど、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーはそのまま水道水が飲めるようです。あとオランダも飲めるみたいですね。
朝食
朝食は地下1階のレストランBokettoでいただきます。吹き抜けの階段を降りた先にあります。地下1階といっても暗くはなく、屋外の吹き抜けから太陽が差し込み、明るく開放的なスペースになっています。
朝食ビュッフェの様子です。
朝食です。ゆで卵とエッグスタンドがありました。
オーバーナイトオーツもありました。オーバーナイトオーツとはオートミールにミルクやはちみつフルーツナッツなどを加え、一晩寝かせたものです。
朝からけだるい曲調のBGMが流れ、かなりのリトリート空間となっています。洗練されて充実したビュッフェメニューともに、Bokettoでの朝食は素敵な時間となりました。
まとめ
夜になると明かりが灯り一層ムーディーな雰囲気で満たされるブリーク・バイ・ノビスです。演出には抜かりなく、ブティックホテルとしては非の打ちどころがありません。
ARCの最上階のルーフトップバー、Arc Rooftop Restaurant and Barはパリピ乗りの陽気なバーで、大勢のローカルで賑わってました。そこからの景色もよく、バルセロナあたりにいるかのように錯覚させてくれます。ここはストックホルムです。
立地も良好で、アクセスが良いのだけでなく、周囲の落ち着いた環境、飲食店も適度にあり、ストックホルムらしい欧州的な建築に囲まれた場所です。旅先に求める現実からの逃避先としては文句なしです。ラグジュアリーさはあまりないですが、アーティスティックな感性が鋭い人に向いていると思います。