訪問時期:2023年11月
ポートランドの観光地といえば、何といっても日本庭園(ジャパニーズガーデン)でしょう。これと言って目立った観光スポットはないポートランドですが、日本庭園だけはピカイチの勢いで目立ってますね。
日本庭園へはダウンタウンからバスで行きました。
ダウンタウンにある出来たばかりのリッツカールトンの前にあるバス停から63番のバスに乗車します。本数が少なくてかなり待ちましたが、一本で日本庭園まで連れてってくれるので便利でした。
バスはもちろんhopカード(スマホのアプリを使用!)が使えるので、使いこなしは簡単です。タイやベトナムのバスみたいに行先を伝えて、切符を切られて、現金を渡して、みたいなやり取りはありません。
日本庭園への玄関口となるSW ローズ・ガーデン・ウェイ & シェアウッドのバス停で降車します。
フリーシャトルバスの最終はPM4時、という案内が目に入ります。帰りはこの無料のシャトルバスを使って、ワシントンパークのMAXライトレールの駅まで行きました。
日本庭園に行く前に、反対方向の下界の方向を眺めます。体力温存のため降りてはいきませんでしたが、国際バラ試験庭園のようです。
日本庭園へ行くには階段を登っていきます。
隈研吾の建築によるビジターセンターです。こちらでチケットを購入します。
入場すればあとは一本道です。なだらかな道を登っていきます。
紅葉がきれいで、まるで日本にいるみたいな風景ですが、ここはアメリカ西海岸です。
隈研吾の設計による大掛かりなカルチュラル・ビレッジ(写真撮り忘れました)を通過して、うまみカフェ(Umami Cafe)という同じく隈研吾が設計した建物のカフェです。味の素が支援して建てられたいみたいですね。だからうまみなのかと。
さて、いよいよ庭園入りです。狛犬が迎えてくれます、、、っておい、本当にここはアメリカなのかと、何度も勘繰ってしまいます。
まずはメインの庭園を鑑賞します。
正面から枯山水の庭園(Flat Garden)を眺めた光景です。見事ですね。
庭園は寺みたいな建物の屋内から眺めます。
ポートランドの日本庭園は、回遊式の庭園となっていますので、園内をいろいろ歩きます。
公式サイトより拝借した園内のマップです。かなり広いですが、そこまで広大でもなくちょうどいい塩梅ですね。
庭園の中に池があります。
ジグザグ橋(Zig Zag Bridge)です。写真スポットですね。
子ぶりながら滝(Heavenly Falls)もあります。
京都の龍安寺的な庭園(Sand and Stone Garden)です。ベンチがありますが、屋外にあることもあり、じっくり鑑賞するといった感じではないですね。木々に覆われて日陰になってるので、ちょっと寂しげですし。でも、こういうタイプの枯山水も一つはほしいですからね。
ものの見事に赤く染まった木。写真撮影用の場所と通路が分けられてます。木の内部を覗き込むようにして写真を撮っている人がいます。
真似して木の内部を覗き込むようにして撮ってみました。
それにしても紅葉がきれいで、見とれてしまいます。
日本でも秋の紅葉をこんなに見たことはないのに、奇しくもアメリカで紅葉を満喫する羽目になりました。京都の紅葉は一度くらい見に行きたいなと思うのですが、きっと混み混みだしなかなか足が向かないんですよね。ポートランドの日本庭園ならば混雑もさほどなく、思う存分に紅葉を鑑賞できます。
なので、紅葉を満喫するなら秋のポートランドの日本庭園!、が当サイト的には狙い目ですww。
帰り道で冷や汗かく
帰り道は日本庭園のバス乗り場から、ワシントンパーク内を走るフリーシャトルに乗って、MAXライトレールの駅に来ました。
こちらがMAXライトレールのワシントンパーク駅です。例によって、hopカードリーダにタッチして入場します。ここで少し想定外の事態になりました。
このエレベータで地下のホームに降りるのですが、トラブル発生。エレベータの乗り方が分からない!
下へ降りるボタンがどこか分からないのです。
ボタンがある写真を拡大してみます。中央の下から2段目の赤い点が中心にある銀色のボタンが下に降りる用のボタンなのですが、それが分かりませんでした。その上に火災が発生した時の緊急ボタンが3つも並んでいるので、このパネルは緊急通報用だという思い込みが生じてしまい、下に降りる用のボタンということが分かりませんでした。というか、これがボタンということさえ最後まで分かりませんでした。マイクとかリセットスイッチ的なものかと思ってました。日本みたいに下方向の矢印のマークもなく、武骨なデザインすぎて気づきませんでしたね。日本で通常使用するボタンとはかなり異なってます。
これは乗車専用のエレベータで、反対側にある降車専用のエレベータ側に回ってみたりしましたが謎は一向に解決しません。少なくとも10分以上は右往左往して途方に暮れていたら、ようやくMAXライトレールの他の利用客がやってきてボタンを押してくれたので、一緒に降りることができました。それでその時に初めて、このボタンを押せばよかったのかと分かり、解決したのでした。よかった、よかった。
MAXライトレールに乗りさえすれば、あとはダウンタウンまで一直線なのでイージーモードです。