訪問時期:2023年11月
東京からポートランド(オレゴン州)へのデルタ航空の直行便が復活したので、早速チケットを予約したのですが、そのあと直行便がなくなってしまいました!
https://www.traicy.com/posts/20230923279338/
さすがにびっくり。
既に代金を入金済みなので、どうなるのかデルタ航空に電話で問合せしたら、自動的にEメールが届くから待ってくれとのこと。それまではコールセンターでは何も対応できないとのことでした。
そして、電話した次の日だったかにメールが届いて、シアトル経由のポートランド行きのチケットに変更されてました。もちろん追加料金はなしです。
変更された航空券で往路は問題なかったのですが、復路が少し乗り継ぎ時間がタイトだったので(シアトルでの乗り継ぎ時間がなんと30分!)、デルタ航空のWebサイト上で変更手続きして、ついでにシアトルも一泊できるようなフライトに組み替えました。
アメリカは出国手続き不要だし、搭乗ゲートが近ければ30分でも乗り換え可能かもしれませんが、余裕を持ちたいのと、乗り継ぎついでにシアトルも寄ってみたかったので変更しました。
というわけで労力を費やしましたが、最初に購入したポートランド直行便は比較的安価だったし、そのまま追加料金なしでシアトルにも寄れることになったので、結果的には良かったかなと。円安と物価の高騰でアメリカの滞在費はそれなりにかかるのが難点ですが。
では、出発!
空港バスで羽田空港第3ターミナルに到着。
空港バスだと第1→第2→第3の順に回るので、第3ターミナルへの到着は一番最後。しかもバスだと第2→第3は結構距離あるので、ちょっと時間かかってストレスですね。
自動チェックイン機は楽なのですが、質問が多くて手間取りました。アメリカ行きだからチェックが厳しいのですかね。
搭乗予定のデルタ航空の飛行機です。
やはりデルタは格が違うというか、エコノミーでも快適ですね。機内食はお洒落な容器だし、シートも快適。最近LCCばかりだったので、余計にデルタの素晴らしさを感じました。
なお今回の旅程は全てベーシックエコノミーという最も低価格のクラスで、座席指定はできず、搭乗も一般のエコノミークラスの後で一番最後です。マイルも加算されませんでした。要はLCCに対抗するクラスの座席みたいですね。でもそれ以外は同じで普通のエコノミーの座席だし、サービスも同じだし、あまり不便は感じませんでした。ただ搭乗が最後なのは心臓に悪いです。どんどん人が少なくなってきますので。
写真はボーディングの時の順番です。Delta One → Diamond → Premium Select → Comfort+ → Sky Priority → Main Cabin 1 → Main Cabin 2 → Main Cabin 3 → ベーシックエコノミー、という順番です。 ベーシックエコノミーは画面に表示すらされていません、枠外ですwww。
シアトルに到着。
驚くべきはアメリカの入国審査の厳しさ。厳めしい風貌の審査官による質問攻めで回答に詰まることも。ポートランド観光と言ったら、ポートランドの観光スポットを2つ挙げよってクイズみたいな質問されましたが、フライト疲れもあって頭が回らず咄嗟には出てきません。これといった目玉がある土地じゃないので。なんとかジャパニーズガーデンとか答えて、別室行きになることもなく最後は通してくれました。
入国審査さえ通過すればあとは問題なしですが、かなりこたえました。がら空きで列に並ぶ待ち時間がなかったのは良かったですけど。
その前にターミナル内のかなり高い場所の通路を歩いたのは、長いエスカレータで疲れましたが、いい経験になりました。飛行機が通れるくらいの高さだそうです。
ポートランド空港に到着。
空港内のアートが見ごたえあります。やっぱり良いですね、ポートランド空港は。
ゲート付近にあった、テンダー・ラビング・エンパイアのショップ。
雑貨を売っているのですが、本業は音楽レーベルです。ダウンタウンのショップにはレコードも売ってました。空港店ではさすがにレコードは売ってないようでしたけど。
こういうインディーショップが空港にまで出店しているとはスゴい!これだけでポートランドの街の魅力が伝わるのでは。
長い廊下を渡って出口へ向かいます。
緑の床はポートランド空港の名物カーペットです。ツルツルの床に比べたらキャリーバッグが転がしにくいけど、そこまでではありません。
長い廊下を渡りきるとDeb Stonerの作品が展示されてました。これ、まだ制限エリア内ですからね。いったい空港内でどれだけ楽しませてくれるのよ。
空港内の制限エリアを抜けて、アメリカならではの誰でも入れるエリアにあるバッゲージクレイムの端から、向こう側の端まで歩いて、MAXライトレールの駅へ向かいます。結構歩かされるのでフライト後の良い運動になりました。
MAXライトレールへ乗る前にhopカードのカードリーダへのタッチを忘れないようにします。
hopカードはフィジカルのカードもあるのですが、iPhoneのhopカードのアプリを使いました。モバイルSuicaのように使えて、超便利です。hopカードへのチャージもApple Payで行います。
ポートランド空港からダウンタウンまでMAXライトレールのレッドラインで一本で行きます。途中、ウィラメット川を渡ってダウンタウンに入るスチール橋を渡る光景がとても良かったです。重厚な鉄鋼の建造物に囲まれ、おとぎ話の世界のような雰囲気を出していました。
ダウンタウンのGalleria/SW 10th Ave駅でMAXライトレールを降車します。ここから少し歩いてSW 11th & Taylorに向かい、ストリートカーに乗り換えます。
ストリートカーもMAXライトレールと同じようにトラムなんですけど、ちょっとだけ違います。ストリートカーはその名の通り車道を走る、車みたいなトラムですね。
ちなみにhopカードは降りるときにはタッチはいりません。タッチは乗るときオンリーです。
SW 11th & Taylor駅でストリートカーの待ちをしているところです。ストリートカーに乗って今晩宿泊するホテルへ向かいます。
ストリートカーは車両の中にhopカードのカードリーダがありますが、壊れてましたwww。他の乗客も戸惑ってました。でも次に乗った車両は動作していたのでたまたま壊れていた模様です。
種類 | hopカードリーダの場所 | 乗車時のタッチ | 降車時のタッチ |
MAXライトレール | 駅のホーム | 乗車前に駅のホームにて | 不要 |
ストリートカー | 車両の中 | 乗車してから車両の中で | 不要 |
MAXライトレールとストリートカーのhopカードに関する簡単なまとめです。現地に行けば分かるけど、行く前は違いが分かりにくいので、作ってみました。
あとストリートカーの降車ボタンは壁にある長い棒みたいな形状のボタンで、一瞬分かりにくいですね。日本のバスの降車ボタンでよくある親指大くらいのボタンは、ヘルプボタンですので押すと運転手とつながって会話ができてしまいます。はい、一度間違って押してしまいました。