訪問時期:2023年5月
デン・ハーグから電車でベルギーのブリュッセルまで行きました。
チケットはNSインターナショナルのアプリで乗車1時間くらい前に購入。NSはオランダ内と国際線でソフトが異なります。
デン・ハーグ中央駅の構内です。
アイントホーフェン行の電車に乗って、ブレダで下車します。そのブレダで問題発生!。アプリの運行状況表示で薄々気付いてはいましたが、ブレダからブリュッセル行きの列車が運航中止になってしまいました。
一瞬途方にくれましたが、ブレダ駅構内でブリュッセル行きの乗客への呼びかけがありました。バスがあるから右側の出口を出て右側に進み階段を上って、と言ってるように聞こえたのだけど、言われた方向に行ってもバスは見当たりません。再度サービスカウンターで聞いたら同じことを言われるので、言われた方向をもっと進んでみたらバスがありました。
というわけで、急遽バス移動に変更!
路線が決まっていないバスだとどこへ連れていかれるのか不安ですが、今はGoogleMapがあるので、現在地が一目瞭然。SIMもどの国に行っても海外ローミング可能なので、あまり不安はありませんでした。
ベルギーのアントワープ中央駅前で降ろされました。どうやらここから先は電車で行くみたいです。もしかしたらブリュッセルまでバスで運んでくれるかと淡い期待をしていたのですが、違いました。
アントワープ中央駅です。
威風堂々たる建築です。
アントワープ中央駅は構内に入ってびっくりしました。
もはや駅というより観光名所です。
ホームはこの下の地下にあります。アントワープ中央駅を見学していたら一本電車を見逃してしまいました。壮大な駅でした。
目的地のブリュッセル中央駅に到着。思いがけずアントワープ中央駅を見学できたりして、なかなか楽しい道中でしたが、おかげで時間は結構ロスしてしまいました。ブリュッセル観光の時間が少なくなるはめになりました。
ブリュッセル中央駅からグラン・プラスのほうへ歩いていくところです。
ギャルリ・サンテュベール
グラン・プラスのへ向かって歩いていたらギャルリ・サンテュベールに遭遇しました。目立つので探さなくてもすぐ分かります。
内部はアーケードで瀟洒な造りです。
ギャルリ・サンテュベールにはマリー、ノイハウス、レオニダス、ピエールマルコリーニといった有名なチョコレートショップが軒を連ねています。
ブリュッセルにチョコ買いの旅に来るのもいいですね。
アーケードの途中で横を見ると、雰囲気のある路地が目に入りました。
グラン・プラス
グラン・プラスに来ました。世界遺産でもあり、ベネチアのサン・マルコ広場と並んで世界で最も美しい広場と言われています。一度来てみたかった場所です。
実際に見た印象を言うと、思っていたより金ピカ!という感想です。
建物の装飾の金がキラキラ輝いており、豪奢で高級感が漂ってました。
世界で最も美しい広場と言われるのも納得で、パワースポットのようにも感じます。
グラン・プラスにもゴディバ、マリー、ノイハウスといったチョコレートショップがあります。
グランプラスからすぐ近くにある小便小僧です。小ぶりな像で写真を撮る観光客で大賑わいでした。
小便小僧のすぐそばにあったワッフル屋さんです。
美味しそうなワッフルが店先にズラリと並んでいて壮観です。
お腹がすいたので、レバノン料理のL’EXPRESSに入店。
L’EXPRESSでファラフェルサンドを注文。皮がパリパリして美味しかったです。しかも6ユーロと安い。
若干英語が通じにくかったのですが、ブリュッセルはオランダ語とフランス語の2か国語が街で表記されているメイン言語なので、英語はオランダほど通じないと思いました。
サン・ミッシェル大聖堂
グラン・プラスから徒歩でサン・ミッシェル大聖堂にやってきました。
ブリュッセルの観光スポットは全てブリュッセル中央駅の徒歩圏内にあるので助かります。
サン・ミッシェル大聖堂の内部です。
荘厳で光が美しく、訪れた価値がある教会でした。
王立美術館
隣にあるマグリット美術館は入場できなかったのですが、王立美術館は無料で入場できました。ただ、オランダへの電車の時間が迫っており、超駆け足で見るはめにになってしまいました。
こちらは美術館の出口です。入口は左手の通り沿いにあります。
王立美術館へ向かう途上の芸術の丘からモン・デ・ザール庭園を眺めたところ。
庭園のそばの壁はタギングの嵐。
芸術の丘を登ったところ。王宮かと思いきやそうでなくて、王宮の手前にある教会やINGアートセンターはある建物ですかね。
マグリット美術館。入場はできませんでした。
王立美術館を超駆け足で見学したあとは、ブリュッセル中央駅からデンハーグまで電車(IC)で戻りました。行きみたいに運航中止になってバスで輸送はなかったのですが、途中オランダとの国境前あたりで10分以上停車したりして遅れてしまい、ブレダでの乗り継ぎも逃すことになり、デン・ハーグ到着は遅くなりました。
今回の旅路でドイツ、オランダ、ベルギー、と電車で移動してみて、ヨーロッパの鉄道は遅れるのが当たり前ということを身に沁みて実感しました。タリスなどの高速鉄道だとまた違うのかもしれませんが。