訪問時期:2023年1月
セントレアを出発した後は、隣にある常滑に寄り道することにしました。常滑はノーマークで知識なかったのですが、セントレアに来たら常滑焼が大きくフィーチャーされていて、調べてみると面白そうな場所もあるので行ってみることにしました。
常滑駅にやってきました。セントレア空港から特急で1駅。ミュースカイ以外のすべての列車が停まります。
まずは駅に隣接するウィルセラという商店街で瑠侑舞琉(ルーブル)という強烈な字面の喫茶店を目撃。この先に期待が持てるスタートになりました。
瑠侑舞琉(ルーブル)のそばには常滑市の観光案内所があったので、やきもの散歩道の紙マップをゲットしました。
やきもの散歩道まで行く途上の、とこなめ招き猫通りです。
普通の坂道の通りの右側に招き猫が並んでいます。
たくさんの招き猫があって、その多様性に目を見張ります。いろいろな招き猫があるのだなと。
坂道を登って、陶磁器会館まで来ました。ここからやきもの散歩道が始まります。
大きな通りから一本入ると、やきもの散歩道の本格的スタートです。
このように土管や煙突などフォトジェニックな光景が続きます。
道の分岐点では近道やカフェの案内などあって目移りしますが、初めてなのでまずはコース通りに巡ります。
コース通りにやきもの散歩道を進んでいき、ちょっと道をそれますと、、、
とこにゃんとご対面。とこなめ見守り猫のとこにゃんです。
シンボル的な存在ですが、裏から見ると実は貧相だったりします。
とこにゃんは招き猫通りの上の橋の麓にありまして、橋から常滑駅方面を見るとこんな感じです。いたって普通の街並みのそばに、やきもの散歩道があることが分かります。
ちなみにこの橋は車が良く通るので、写真撮ってると少し通行を妨げてしまいます。
やきもの散歩道に戻ると、常滑と書かれたグラフィティアートを発見。でもグラフィティはこれだけでしたね。
道沿いに置かれていたnuuというカフェの案内。やきもの散歩道には古民家を利用したカフェが点在しているので、休憩には困りません。
だんご茶屋。
まだ散歩道が始まったばかりで、食べる気分ではありませんでしたが、こういうストリートフードのお店が途中にあるのは良いですね。
足湯カフェ 俺の金の焼き芋。
見た目はツーリストトラップかと思えるほどドギツイですが、評判も良く面白そうな場所でした。
茶房桐山は13時オープンでまだ開いてませんでした。
廻船問屋 瀧田家です。1月は入館料無料でした。廻船問屋とは江戸時代から明治にかけて、河岸や港において廻船などの商船を対象として様々な業務を行った問屋のことだそうです。
瀧田家の中はこんな感じです。水琴窟がありました。
瀧田家の前にあるでんでん坂です。
気付いたらコースを少し外れていましたが、瀧田家で戻ってきました。
古窯庵です。石臼挽き手打ち蕎麦のお店です。
土管坂です。
明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面をびっしり覆っています。
ここがやきもの散歩道で一二を争う観光名所ではないでしょうかね。
私も土管坂だけは事前に知ってました。といっても前日知ったんですけどね。
土管坂を上ると無料の休憩所があります。眺望でセントレアが見え、昨日宿泊したホテルも少しだけ見えました。入るのを躊躇する扉を開けると室内にはお土産も購入可能な休憩所があります。
再びやきもの散歩道を進んでいきます。ノベルティーズ T&Tという常滑焼のお店です。絵になるY字路です。
道すがらフランク・ストルム「IWCAT」という作品が展示されてました。これは印象に残りましたね。
登窯広場です。
登窯広場は公園みたいな広場ですが、子供が遊ぶような遊具はなく、大人向けの渋い展示となっています。水琴窟は試してみましたが騒音が大きく聞こえませんでした。近くにあるボートレース(競艇)の騒音だと思われました。
展示工房内ではラウンジなスロービートが流れる中、常滑焼の販売をしていましたが、客は誰もいませんでした。
登窯広場に来たら忘れてはいけないのが登窯です。10本の煙突が並んでいます。やきもの散歩道の随一の観光名所です。メインの散歩道の裏側にあるので思わずスルーしそうになりました。というかそろそろ歩き疲れてくる頃です。
登窯の近くにあるBARBARA COFFEE ROASTERSです。
BARBARA COFFEE ROASTERSは白熊の剥製などがあるかなり個性的なカフェのようで、気になりました。次回来たら行ってみたいですね。
やきもの散歩道はファンタジーみたいな光景が続きます。
MEM.というカフェです。ちょうど疲れがピークに達し、休憩したいと思ったタイミングで遭遇したカフェで、良さげだったのですが、パスしました。他に行きたいカフェがあったので。
光明寺の参道まで来て、一度やきもの散歩道から脱線します。
7分ほど歩いて、やってきました。一般道路沿いにある異彩を放つ建物にあるカフェ「常々」です。
常々の入口の看板です。
常々ではベイクドチーズケーキとジンジャーを注文しました。甘さ控えめのチーズケーキに寒さに染み渡るホットジンジャーがベストマッチ。疲れた体を癒してくれました。
エッジがきいた尖がったカフェかと思いきや、良い意味で地元に根付いたような落ち着いたムードで、おしゃれ系カフェとは一線を画す空間はとても落ち着きました。疲労を耐えてまで常々にきて良かったと思いました。
光明寺まで戻り、またやきもの散歩道に戻ってきました。常々でパワーを充填したので元気に歩きます。時折降っていた小雨もやみ、天気が晴れてきました。
暮布土屋通りの店という飲食店などが集まっている一角に遭遇します。暮布土屋と書いて、くらふとやと読むそうです。やきもの散歩道の設計的にはこの辺でそろそろ疲れたので休憩してください、てな感じでしょうか。
侘助は常滑焼を用いた土鍋カレーうどんが美味しいようです。
MADOYAMAは暮布土屋通りの隣にあるカフェで、ぜひランチにベジタブルカレーでもと思っていたのですが、時間の都合上断念しました。
MADOYAMAの前の通りです。普通の一般道です。
この付近は店の看板もスタイルが統一されていてカッコいいですね。
再びやきもの散歩道に戻りまして、sugi cafeです。金、土、日しかオープンしていないのでやっていませんでした。オーディオにこだわったクラシック音楽と写真が展示されているカフェみたいで、気になりますね。
やきもの散歩道もだいぶ終盤になってきまして、高台からの光景です。ファンタジックな煙突が立ち並ぶ世界と、ごく一般的な街並みが隣接しているところに目を奪われます。
煙突屋ガーデンカフェです。B級テイストあふれる外観に怖気付きましたが、評判を見るとそんなヘンテコな店でもなさそうです。
煙突屋ガーデンカフェの橋を渡って坂道を下ると、カフェni:noがある通りにたどり着きます。これでやきもの散歩道は終了。交差点を渡ると陶磁器会館です。元に戻って来ました。
こうしてやきもの散歩道を一周しました。距離的にはそこまででもありませんが、初見だといちいち目を奪われて写真を撮ったりしているので、思った以上に時間がかかりました。
さて、見落としていたスポットを見に再度やきもの散歩道へ繰り出します。
やきもの散歩道の入り口付近にあるハート模様。なぜか見逃してました。
二度目なので近道を駆使して、nuuにやってきました。
nuuの庭です。入店はしませんでしたが、洗練度ではこのカフェが抜群の気がしました。とてもロマンチックな気がしますね。
これにてやきもの散歩道は終了。常滑駅まで戻りました。10分も歩かないで着くので楽です。
やきもの散歩道はマップに沿って次々と探検していく感じが、面白かったですね。有名なのかもしれませんが、私は知らなかったので、アンダーレイテッドされているように思います。ここまで楽しければもう少し有名なスポットになってもいい気がしますね。駅からも近いしコンパクトです。
◆やきもの散歩道
https://www.tokoname-kankou.net/spot/detail/1/
常滑駅からは名鉄で神宮前まで行って、乗り換えて豊橋へ。豊橋から新幹線で新横浜まで行きました。
この後の時間もあまりなく、新幹線の中で食事をするのが都合がよかったので、豊橋で秘境駅弁当という駅弁を購入しました。
駅弁の添加物の多さに辟易です。
駅弁というか弁当は添加物多いのは知っていたけど、まさかここまで添加物が多いとは想像していませんでした。飛行機の機内食など選択肢がない場合は添加物も仕方ないですが、他のチョイスもある中で駅弁を買うのは今後はちょっと避けたいですね。気を付けます。
以上。では。