訪問時期:2022年2月

横浜にあるホテル・ザ・ノット ヨコハマ (以下ノット横浜と略す)に泊まった。

ノット横浜のセールスポイントはビジネスホテル並みのリーズナブルなプライスで宿泊できるのに、写真が映えて、視覚的には十分な保養になるところ。

だが、実際の泊り心地はまた別で、ベッドと枕はもう一歩かなとか、バストイレが一緒はちょっとなーとか、いろいろある。でも価格を鑑みると納得する。

では、ノット横浜を見ていこう。

これは横浜駅から歩いてノット横浜に向かっているところ。横浜ビブレの裏側にノット横浜がある。

自宅から近い割には、横浜にはそんなに行かない、詳しくもない。だから街並みが新鮮。みなとみらいはキレイだけど横浜駅周辺は結構ゴミゴミしてるよね。

本当は横浜でなくて、もう少し遠い所へ行きたいところだったけど、「まん防」の期間中ということもあり、近場にしたのであった。

ノット横浜に到着。

外観で一番素敵だと思ったのが、こちらの街灯。

この後、入館して1階の受付でチェックイン。

宿泊した部屋は4階。こちらはドアを開けて撮った写真。

今回泊まったのは、ワイドファミリーツインという部屋。

23㎡あるのでそれなりに広い。

ベッドの様子。

パジャマとタオル類がベッドの上に置かれている。

140㎝幅なので、のびのびできるのが良いが、寝心地はまあまあ。枕は重めで固めで、あまり好みの感じではなかった。マットレスはSerta。

USBポートはないので注意。最近泊まったホテルはほぼUSBポートが有りだったので、電源コンセントから充電するのは久々だった。

それと、寒い日だったので暖かめ温度設定したら、空調の音がうるさくて夜間は結構気になった。持参した耳栓が活躍したが、空調は古い感じがした。

ゆったりしているソファ周り。

この部屋(ワイドファミリーツイン)の特徴は、、、薄暗い

デフォルトでカーテンが閉まってることから分かる通り、とにかく薄暗い。

陰翳礼賛的な暗めの世界を楽しむ部屋といえる。

なので、お酒を嗜んで沈没するにはうってつけの部屋だと思うけど、私はお酒飲まなくなってしまったもので。。。バーボンやスコッチが似合いそうな部屋だったけどね。

でも、ソファは座り心地よくて快適だった。

ちなみに窓を開けるとこんな感じ。

雨だったので少ししか開けなかったけど、晴れてても景色を楽しむタイプの部屋ではないのは間違いない。

入口横のハンガーラックや什器など。

スリッパも袋に入れてぶら下げられている。

ホテルオリジナルのマグカップ。

後方にはドリップコーヒーもあってこちらもホテルオリジナルの包装。

コーヒーは飲まないので、紅茶も欲しかった!

デスクの下には中身がない冷蔵庫。

ミネラルウォーターは部屋に置いてなく、廊下の自動販売機で売っている。ちなみに自販機のミネラルウォーターは売り切れだった。

ホテルの隣にコンビニがあるので困らないけどね。

ユニットバスはビジネスホテル並みの狭さ。

やっぱりバストイレは別々が良いなと思った。

シャワー利用時などはドアを閉めないと湯気で火災報知器が鳴るかもみたいな案内があって驚く。

バスルームのコップ。

ここはホテルじゃなくてホテル・ザ・ノット!、、、冷静に考えてみると「いや、ホテルですよね」とツッコミたくなるような気もするけど、勢いとリズムがあって良し。

さて、1階にあるレストランのPANWOKが2022年1月31日で閉店してしまい、4月中旬まで改装工事中とのことなので、食事をしに横浜駅へ行った。

横浜駅は斬新なフロア構成のNEWoManが出来て、だいぶ変わったけど、未だに工事中の場所もある。

横浜駅は地下街が超充実してて、地下街だけで楽しめる。新宿より充実していると思う。食事処はなんでもござれ状態。

そんな中で行ったところは、世界各国の料理がフードコート形式で楽しめる「ハマチカ」。

これまでに何度か行っており、なにげにお気に入りの場所だったりする。

しかしながら酒類販売停止の要請を受けて休業中というお店がいくつかあった。

写真はスペインバルを模したセロナ。こちらも休業中。

ハマチカの中央に鎮座しているセロナが休業していると全体の華やかさがダウンするね。

ハマチカで食べたのはRIO GRANDE GRILLというお店のシュラスコ3種盛り

初めて食べる店だったけど、今までのハマチカで最も美味しかったかもしれない。ご飯の代わりにサラダに変更することもできるのもナイス。おススメ。

横浜駅はハマチカ以外にもジョイナスの地下街も充実しているし、その奥には今回初めて知ったクイーンズ伊勢丹のフードコートもあって、本当に地下街が充実している

帰りには地下街のお店でレモネードとショコラ大福を購入してホテルの部屋で食べた。

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翌朝

ノット横浜のレストランは休業中だったので、当然朝食も外食となる。

さて、どこで朝食を食べるか。ノット横浜の周辺にはモーニングサービスをやっているカフェがたくさんあったのだけど、どのお店もトーストを主体としたメニューだった。

私的には可能であれば小麦は避けたいので、WEBで調べて横浜駅東口にある地下街ポルタにある韓国料理店まで足を運ぶことにした。

やってきたのはポルタにある吾照里(オジョリ)という韓国料理店。

朝7:30の開店とほぼ同時に何人か入店していき、人気の高さが伺えた。

なんと500円の低価格で韓国料理のモーニングを提供している。

うお、信じられない。

注文したのはサムゲタン粥と追加で温泉卵。

韓国料理のモーニングを食べたのは人生初だったけど、温かくて身体に優しそうでエネルギーがチャージされる感じ。これは良いね!他のメニューも食べたくなった。

ジョイナスがある西口だけでなく、東口の地下街も充実していて横浜駅の地下街は本当にスゴイ!

朝食を食べた後は、ノット横浜に戻って昨日見落としていた、2階のロビーを中心に見学。

階段の踊り場がカッコいい!

2階のエレベーター。

グレーを基調としたデザインはミニマルで良い感じ。

先ほどのエレベーターの写真の中央部分のアップ。

アロマによる香りの演出が記載されている。確かに先ほどからいい香りが漂っている。

2階のエレベータ前に置いてあるソファー。

2階と3階はイベントスペースとのことで、宴会や会議などの開催を想定しているようだ。

ただ、2階も改装中だったらしく、本来の姿ではないようだった。本来はどういう感じなんだろうか。

同じく2階の様子。

瀟洒な洋館の内部みたい。センス良し!

この場所をコワーキングスペースみたいに活用したいと思った。宿泊客なら自由に利用してOKだと思うけど、何か宴会やイベントをやってるのなら難しいかもしれないね。

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インテリアや内装にこだわっていてオシャレなホテルではあったけど、全体的には価格相応かな、というのが私の感想。

もし次に泊まるとしたら部屋は絶対にスイートにしたい。

スイートならバストイレ別でバスタブまであるようだし、価格もべらぼうに高いわけではない。Webサイトを見る限り、ノット横浜はスイートでないと満喫できなさそうだなと思った。

今回泊まった部屋だとインテリアのセンスの良さより、チープさのほうが気になってしまった。スイートだと今回気になった点は解消されてるのでは。ただし、空調は同じかもしれない。

あと、事前に知ってたとはいえ、レストランが休業中なのは不便だった。その代わり横浜駅の地下街を存分に楽しめたので、全体的にはまあ良しとする。

それでは。