訪問時期:2019年7月
聖ジョゼフ礼拝堂とモン・ロワイヤル公園はモントリオールの著名な観光名所です。ちょうど訪れた時期は日本は梅雨真っ只中でしたが、モントリオールは日中30度ほどの暑い季節!
冬はマイナス30度になることもあるというモントリオールですが、この日はシンガポールかと思うほど暑かった。そのうえどちらも結構な高台にあって、かなり体力使いました。ちょっとした登山チックな感じでした。
でも世界中、観光地は体力使ってたどり着くところが少なくないですよね。そういうときのためにも日頃から運動とかしないといけないなーと運動不足の私は思うのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるとかなんとやらで。。。。
聖ジョゼフ礼拝堂
聖ジョゼフ礼拝堂には地下鉄のコート・デ・ネージュ(Côte-des-Neiges)駅から徒歩で向かいました。写真で見るとそんなに標高があるようには見えませんが、そこそこ高い位置にあります。
この日のモントリオールは灼熱で、そのうえ今回の旅に夏服を持ってきていなかったこともあり、直射日光がガンガンに来る中、登るのは結構な苦行でした。大した距離ではないんですけどね。
一度中に入るとあとはエスカレータで上までいけます。
受付の係員が日本語を話す人でしたので、もしかして日本人だったのかもしれません。
写真は最上階にある聖堂です。世界第2位の巨大なドーム型の聖堂だそうです。ちなみに世界一はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂。
なにげにモダンで硬質で、雰囲気が良いです。個人的にはノートルダム大聖堂より気に入りました。
SF映画に出てきそうなサイバーで金属的な質感がたまりませんね。
パイプオルガンの形状も見事ですね。聖堂とは思えない、宇宙との交信空間みたいなイメージです。
聖堂のサイドにある部分で、青い光がとても美しいです。
大聖堂の背後の扉から表のテラスに出れます。
こんな感じになってます。
眺望です。別にたいしたことはない風景なんですけど、妙に心を打つものがありました。暑くて大変だったからか、大聖堂の見事さにやられたからか、ここからの景色は美しかったです。
モン・ロワイヤル公園
こちらはほぼ登山でした。後からバスで行けるのも知ったのですが、るるぶにはそんな事書いてなかったので、徒歩で行きましたよ。ピール駅から徒歩です。
ピール駅からこんな感じの急勾配を登っていきます。ある程度登ったところから振り返った写真です。結構な勾配です。
途中から一気に登山っぽくなります。ちゃんと道は整備されてますので安心です。
かなりの勾配です。
通路の様子。所々に脇で休むスペースがあります。階段の連続でかなり疲れます。体調や足が悪いと結構厳しいですね。
ただ、夕暮れだったことと、木々に遮られていて、直射日光がなかったので、そこは良かったです。
この通路をトレーニングで、延々と往復してる人が多数いたことが面白かったです。
20分くらい登ったら、頂上にたどり着きます。広場になっています。
展望台からの景色です。一望できますが、そこまで大した景色ではないかなと。聖ジョセフ礼拝堂の景色のほうがお気に入りです。むしろ、ここまで辿り着いた達成感で満足しました。
広場の後方には建物があり、ロッキングチェアみたいな椅子があって、くつろげます。この椅子に座って広場を眺めているのは気分爽快でした。
帰りは麓までは同じ道で、市街に出てからは一本隣の道を降っていきました。こっちの道のほうがきれいです。
冒頭にも書いたとおり、モン・ロワイヤル公園の広場へはバスで近くまでいけるようなので、わざわざ苦行を踏むことはありません。しかし、このプチ登山は達成感がありますので、あえてピール駅から徒歩で階段を使って行くのがオススメです。
それにしても疲れた。