訪問時期:2018年11月

大阪ではロックスターホテルに泊まりました。

オープン当初はロックスターの写真が部屋に飾ってあることで話題になったホテルですが、現在は大きく様変わりして森山大道の作品が張り巡らされたホテルになっています。

森山大道ホテルと言ってもいいくらいです。

ホテルへのアクセスは容易でした。なんばから四つ橋筋線で本町駅で降車。本町駅のすぐそばにロックスターホテルがあります。駅からのアクセスは良いですが、どうやらオフィス街的な街並みみたいで、街の活気はあまりなかったです。

四つ橋筋線ですが、なんば駅での乗り換えは結構歩くので、御堂筋線との乗り換えは大国町駅で乗り換えるのが良さそうです。

私は利用しませんでしたが、結構な距離を歩かされたので、次は絶対大国町駅だなと思いました。本町駅も四つ橋筋線と御堂筋線でありますが、同じ駅と思えないくらい歩かされます。

全く迷うことなく、ホテルの入口に到着。大きくはないビルですが、一棟だけモダンな外観なので判別しやすいです。

奥にはACCIDENTの看板がありますが、その手前のドアにフロントはあります。

フロントです。誰もいないのですが、テーブルの上のチャイムを押すと速攻で出てきます。

チェックイン時に説明を受けた際に、部屋には歯ブラシくらいしか備品がないので、ここから取ってくれと言われ、ボディタオルや剃刀を見せられました。結構びっくりして、バタオルやシャンプーとか何もないのかと思ってボディタオルを3つくらいもらっていったのですが、実際は部屋に結構揃ってました。

あと、朝食について質問したら朝食はないとの返答。これはがっくり。

部屋は3階だったのですが、廊下にもデコレーションが施されてます。各階ごとに違っています。

部屋の様子です。

まず、狭くてびっくり。暗さはある程度予想してたので、さほど驚かないのですが、狭くてしかも暗いと密閉感あるなと。

でもよく考えると値段相応と言えます。最近割と広い部屋のホテルに泊まることが多かったのですが、日本のビジネスホテルなら、まあこれくらいかもなと。

あと、比較的新しいホテルなので、キレイで清潔です。これはかなり高ポイント。多少狭くてもきれいなほうがよいです。

ちなみに暗いホテルというと、以前に泊まった台北のホテル・クオートを思い出させます。クオートは5つ星なので結構広い部屋でしたが、ライティングなどが工夫されていて陰影礼賛の世界を作り出していました。ロックスターホテルも同系統と言えるかもしれません。

スリッパはありました。当然ないだろうなーと思ってた時の見つかった感。これは嬉しいですね。あとバスローブがありました。バスローブ好きなのでこれも良かったです。

しかしパジャマはありません。私はパジャマは持参する人なので問題ありませんが、ビジネスホテルみたいにパジャマくらいあるだろうと思って利用する人は面食らうかもしれません。

トイレはウォシュレット機能付きです。ハンドソープのボトルの中身がほぼほぼなかったのが残念でした。

バスタオルなどタオルは一式きちんと揃ってました。

お風呂はシャワールームのみ。

アメニティはPROVINSCIA。プロバンシアと読むらしいですが、どうやら業務用のホテル専用アメニティみたいです。見かけは安物かと思ったけど、実際使用すると香りも良いし品質高いなと思いました。

2階のPANTRYです。

おそらくここが朝食会場だったはずですが、今はやっていないとのこと。ドアも開いてませんでした。

最上階の7階にあるラウンジです。夜にふと行ってみたら開いていました。

いい感じのスペースで、スタッフがいてお酒などのドリンクもオーダー可能です。この空間はかなり居心地よいです。

25時まで営業しているようで、宿泊者以外でも利用可能です。支払いは注文毎で、部屋付けはできません。

ラウンジにはDJブースがありました。定期的にDJイベントも行っているようです。毎週、火曜と金曜と言っていたかな。

夜に屋上に行ってみました。誰もいませんでしたが、ここでも飲めるようですね。ただ、周りのオフィスビルから丸見えかも?

朝の屋上です。雨上がりなので、濡れていますが、暑い日にビールでも飲みながら緩いBGMが流れていれば最高にチルアウトできそうな空間だなと思いました。

でも、朝は7階のラウンジがクローズされていたので、日中は持ち込むしかないかもしれません。

ホテルからすぐそばにある本町駅のカフェドクリエで朝食を食べた後、ホテルに戻ってチェックアウトするのですが、階段から人から降りてきました。

ふと2階へ行ってみたら昨日訪れた時は閉まっていたPANTRYが開いていました!。びっくり。

こんな張り紙が。

訪れた時間はAM10時を越えていたので分かりませんが、スタッフさんは「以前はやっていたけど、今は朝食はやってない」と言っていたので、コーヒーとティーのセルフサービスが行われていたのでしょうか。

よく分からないです。

チェックアウトは、無人の受付にある箱の中に鍵を放り込んで終了。このラフさがロックスターホテルのスタイルをよく表していると思います。

私は利用しませんでしたが、チェックアウト後も荷物は預かってくれるみたいです。


まとめ

インターネットでは古い情報も残ってて、ロックスターの写真が部屋に飾ってあるのかと思ってましたが、実際は異なっていて、森山大道の写真を基調としたモノクロームな内装でした。

だんだんサービスが縮小されてるみたいで今後が不安ですが、比較的リーズナブルだし立地も悪くないし、使い勝手は良いなと思いました。

あと、良くも悪くもサービスはカジュアルで、プロフェッショナルという感じではない。それが逆に居心地の良さを醸し出しているところもありました。結構自由です。

癖が強いので万人にはおススメできませんが、新しくてキレイなホテルなのでそこが一番良かったです。