訪問時期:2018年6月

深圳ではMUJI HOTELに宿泊しました。無印良品がプロデュースするホテルの第1号店です。

現在は深圳と北京にあるようです。2019年春には銀座にもオープンするみたいです。

第1号店が深圳というところが、現在の深圳の勢いを物語っていると思います。

行ったことある人なら分かると思いますが、深圳の勢いはとんでもないです。広大な土地に緑をふんだんに取り入れて、高層ビルが乱立するという、シンガポールをよりスケールアップしたかのような都市です。

MUJI HOTELはいつものBooking.comではなく、サイトより直接予約しました。

予約した部屋はタイプCです。

タイプAからタイプEまで5つあるのですが、順番にグレードが高くなっていくようです。

なので、タイプCは中間くらいです。本当はタイプBにしようかと思ったのですが、タイプA、タイプBともに予約FULLのためCになってしまいました。

MUJI HOTELの外観です。左側がホテルの入口、右側が無印良品の店舗になっています。

簡素ながらスムーズなチェックインを経てエレベータへ。

ちなみに受付の若い店員みんなお揃いの白シャツで、多分無印良品の白シャツなんだろうなと思ってしまいました。

エレベータ前のグリーン。このように植物がところどころに置かれていて良いアクセントになっていました。

エレベータを降りたところ。6階の部屋です。

ドアを開けて部屋に入ったところ。

室内はL字型になっており曲がった先にソファとベッドがあります。

ベッドとソファです。

細長い部屋になっています。

天井が高くてかなり気持ちいい空間となっています。

これくらい天井が高いと開放的で気持ちよかったです。

全体的に新しい建物だけあって贅沢な造りでゆとりがある空間になってます。

あとは無印らしくミニマルな空間なので、ミニマリスト向けです。

以前宿泊した香港のTuve Hotelにも近い感じです。

壁のテレビです。映像が鮮明でした。

ホテルのテレビは映像がイマイチなことが多いのですが、鮮明なので良いです。

CNNもばっちりですし、NHKも写ります。

また、ちょうどワールドカップの時期だったので楽しんで観戦しました。

 

壁にかけられたCDプレイヤーです。

無印良品のBGMが流れます。面白い趣向です。

ただ、ずっと流しっぱなしにしたかったのに、気づくと途中で止まっちゃうんですよね。やり方が悪いのかよくわかりませんが。

最初、すごい苦戦したのが、テレビとCDプレイヤーのリモコンが見つからない事。結論を言うとベッドサイトのテーブルの下に収納されていたのですが、これは分からないです。

しばらく瑕疵かと思ってしまいましたよ。かなり苦戦しました。

デスクにお茶セットがあります。ミネラルウオーター2本あり。全て無印良品のものです。

デスク下には冷蔵庫とワイングラスが格納されています。

洗面所です。

大理石に囲まれていてラグジュアリー感があります。

トイレですが、なんとウォシュレット付き。海外では珍しいです。

バスタブはなくシャワールームのみ。

アメニティーは無印良品。

まあ当然そうなるわなという感じですが、ここまでクオリティー高い部屋だともう少しラグジュアリーなブランドがあっても良いような気がします。

 

2階には共用のラウンジがありました。壁に本棚があって、自由にくつろげることができます。

本のセレクションは多種多様で言語もいろいろです。日本語の本もあります。

実際に本を読んでくつろぐ事はしませんでしたが、面白いなと思いました。

 

2階のラウンジは空間が見事でした。見てて飽きない空間です。

これは、どことなく侘びさびを感じるグリーンです。

日本っぽいです。

さりげない植物ですけど、ついつい見入っちゃいます。センス良いです。

壁の陳列も見事。

ラウンジの奥にはフィットネスセンターもあります。

外のSONYショップを眺めながら運動できるようです。

1階にはレストランがあります。朝食もディナーもバーもこちらでいただけます。

夕食は隣の深圳上城で食べましたが、バーと朝食はこちらの食堂を利用しました。

ホテル側から見た食堂の様子です。

一応バーカウンターもあります。21時以降はバーのみの営業です。

カクテル、ビール、ワインが飲めます。ビールはなかなか良い品ぞろえだし、ワインもそれなりに高価なのもありますが、カクテルのリストはいまいちかなと。

ミモザや白ワインなど飲みましたが、ここのバーカウンターは飲んでもあまり気分が乗らない感じでした。

よく考えると無印良品とBARいう組み合わせは相性が良くなさそうです。

あと、このバーの欠点はつまみがないこと。フードメニューがないのです。

だけど、隣は無印良品のショップ。これは大きな利点です。

無印良品のお菓子を買ってきてカウンターに広げてつまみがわりにしてました。

自由がきくのが良いところですね。

また、注文1回ごとに会計をするのは面倒な半面、良いところもあって、グラスの飲み物はともかく、瓶ビールは持ち出しOKということになります。別にまとめて会計でも持ち出しOKとは思いますが。

無印バーでビールを購入して、キャップだけ開けてもらって部屋に持っていきました。

BARから持ち出ししたビールは、Delirium Tremens(デリリウム・トレメンス)です。

ピンクの像がキュートなビールで、味わいも甘めでまろやかなんですが、アルコール度数8%と強めのお酒です。このギャップが凶悪ですwww

部屋で飲みながら、ワールドカップを見てました。

夜のMUJI HOTELの外観です。

ムーディーですね。ラグジュアリーでもチープでもないというホテルのコンセプトが良くわかります。

部屋は結構ラグジュアリーですけどね。

朝食は中華、洋食、和食の3択です。

和食が気になったのですが、ここは中華をチョイス。

78元とありますが、料金はホテル代に含まれています。

トレーに乗っかているのがセットの内容です。お粥や点心です。

ここまでがセットメニューで、あとはドリンクや、フルーツ、パン、ご飯、味噌汁などビュッフェ方式です。バターチキンカレーなんかもありました。

中央にビュッフェがあります。

お味噌汁の味だけが????でしたが、その他は美味しかったです。

  • まとめ

実はあまり期待していなかったのですが、予想に反してかなり面白かったです。

チェックイン、チェックアウトは問題なくスムーズでしたし、レストランで英語が通じにくいとは思いましたが、そんな複雑なシステムでないのでニュアンスで伝わるから困ることはありませんし、快適でした。

何より新しい建物で何もかもが快適で気持ちいいです。天所の高いところが気に入りました。

また、隣接するモールの深圳上城はとても便利です。食事に困ることはありません。

個人的には居心地の良いバーがあったら更に良いかなというところと、プライスがちょっと高いかなと思います。深圳の相場から言って相当良いお値段です。

あと、アクセスもいまいちで、観光の拠点には絶対に向いてないと思います。そばに高層ビルもあったので、この地区が将来的に発展すれば、その中心のMUJI HOTELにプラスの価値が生まれるかもしれません。