• バルセロナを観光する ~今回もやっぱり行けなかったあの超有名観光地~

今回訪れたバルセロナの観光地の記録。有名観光地ばかりだけど。ここで誰もいかないような秘密のスポットでも紹介できたらカッコいいかもしれんが、そんなとこ知らないのだな。

そもそもバルセロナは観光都市だが、その観光地がたくさんある。一度行ったくらいじゃ回り切れない。バルセロナを訪問するのはこれで3回目の気がするが、まだ行ったことないスポットは多い。だってあの超有名観光地のサ***・フ****もまだ見れてないし。

そんなわけで、最初の観光地は、


まずは、何はなくてもラ・ボケリアからじゃないと始まらんだろう。バルセロナといえばこの市場。ここしかないのである、と言ったら言い過ぎだろうか?別名「サン・ジョセップ市場」という名前でもあるが、通称ボケリア。要は市場だ。

ここがバルセロナの究極の観光名所ではないだろうか。

上の写真はランブラス通りから見た入口のところだが、側面がちょっと工事中みたいだ。ここから下はボケリア内部の写真を見ていこう。


ボケリアでは1ユーロから1.5ユーロ、2ユーロでフルーツジュースが売られている。買い方はとっても簡単。お金を渡してコップを取るだけ。これが美味いことこの上なし。フルーツの美味しさに開眼してしまう。不肖私、バルセロナでフルーツ食べて飲んで、初めてフルーツの良さが分かった気がした。



市場なんで、フルーツ以外にもいろんなものがある。バルもあって、タパスも食べられるが、だいたい満員。私は利用しなかったが、美味しいらしい。けどお値段も高いらしい?他にテイクアウトのお店も豊富で小品から弁当みたいなものまでいろいろ楽しめる。

食の殿堂、ボケリアを見ずして何を見る。バルセロナに行くたびに、訪れたくなる場所。それがボケリア。


ご存じ、ガウディの建築にて世界遺産、カサ・ミラ。全体像は取り損ねたのでこのGOOGLE 画像リンクを参照。カサ・ミラのすぐ近くに同じくガウディの建築であるカサ・バトリョというのがある。これも世界遺産だ。今でこそ慣れたが、最初はどっちがどっちだかよく分からんかった。「ガウディの建築の一つ」としか覚えていなかった。キュートなのがカサ・バトリョ、お城っぽいのがカサ・ミラ。

今回、カサ・ミラは初訪問。以前カサ・バトリョを訪れ、その奇想天外さに衝撃を受けたので、カサ・ミラも楽しみにしていた、WEBでチケットを購入。スマホを見せて入場する。オーディオガイドは日本語をもらう。これ重要。絶対もらおう。エレベータに乗ってまずは屋上へ。


これが、カサ・ミラの屋上。屋上をグルグル回ってるだけで飽きない、というかオーディオガイドの解説がいちいち強力。意図と意匠には唸らされる。普通に見ただけじゃ理解できないもんが、解説を聞くとすげーと思えてしまうんだな。



屋上を階下に降りるとエスパイ・ガウディという(※エスパイはカタルーニャ語でスペース。つまりガウディ空間ということ)、ガウディの博物館みたいな場所がある。カサ・ミラだけでなく、バルセロナの街にある他ののガウディ建築についても解説している。ここでもオーディオガイドの解説が強力で、ガウディがいかに細やかに配慮して設計しているか、よく分かる。自然界の生き物の造形にインスパイアされたなど、みんなが喜びそうなエピソードが満載。ガウディがちょっと聖人に描かれすぎている気もするけど、まあ許容範囲。


更に階下に降りると、今度は居住スペースを模した展示がある。往時の生活様式が垣間見れて面白い。カサ・ミラは今でも現実に住居として使用している人がいて、そこは立入禁止なんだけど、現代ではどんなスタイルで生活しているのか気になるな。カサ・ミラはサクッと観光するつもりでいっても、優に90分以上は費やした。見応えありまくりだった。





サグラダ・ファミリア、実は未だに内部に入ったことない。今回こそと思って現地まで行ったんだけど、チケットが取れず、またしても中に入れず。どうやら全てWEB予約になったっぽい。そして、WEB予約は結構前に完売してしまうようだ。なので航空券の手配と同時くらいにサグラダ・ファミリアのチケットは手配するべきだなと。カサ・バトリョやカサ・ミラは当日でも買えるくらいなんだけどね。さすがに超有名観光地だけあるわ。

なのでサグラダ・ファミリアは外側から写真を撮るだけで終わってしまった・・・。ちなみに、アクセスは超簡単で地下鉄のサグラダ・ファミリア駅で降車するだけ。



ボルン地区にあるピカソ美術館に行くと、長蛇の列。入場するのに骨折りそうだった。だが、夜に行ったら比較的スムーズに入場できた。ここ美術館、その名の通りピカソの作品が大量に展示されている。年代別に展示されているが、どの時代、どのスタイルでもピカソの突出ぶりが堪能できる。

10代の頃の作品(Science and Charity)、布地の生地の質感に感興、少年が書いたとは思えない。テーマも渋い。若さが感じられない、既に老境の域に達しているかのようだった。他にも山盛りで楽しめたな。個人的に心打たれたのは、ベラスケスの「ラス・メニーナス」にインスパイアされたという作品群。このリンクの絵です。

ずーっと見続けたくなった。プラド美術館にある本家の作品より見飽きない、かもしれない。改めてピカソの偉大さに感服。この美術館は、閉館時間になったらすぐクローズするのではなく、観客がいる限り、オープンしているようだった。また再訪したい美術館だな。


たまたまバスに乗ってたらバルセロナの凱旋門の近くを通りかかったので、降りてみた。B級っぽい観光地なので、ここを目当てでバルセロナに行く人はいないとは思うけど、何気に結構楽しめる。門の前ではブレイクダンスのパフォーマンスが行われていた。妙に落ち着く場所なんだよな。S級観光地が立ち並ぶバルセロナの中で、すっと心の隙間に入ってくるというかね。騒々しくないし、有名でないから、さすが私の嗅覚、いいとこに来ちゃったぜ、ニヤリ、って感じになる。多分ここに来たツーリストはみんなそう思うんだろうが。




高層建築物が少ないバルセロナでは結構目立つ、この建物。街中のいろんなとこから見える。上海あたりにありそうな建築物だ。気になるので間近で見てきた。実際に見た感じ、凛々しいなあ、ていうところ。ひたすら凛々しいなと思う。

中に入れるわけじゃないので、行く価値があるかというと微妙だが、目の前はトラムが走っており、トラムに乗車できるのということだけでも行く価値はあるかもしれない。トラム良いよね。


バルセロナの海岸通り。バルセロネータ。奥にある舟のマストみたいな建物はWホテル。ドバイのブルジュ・アル・アラブ、あるいは横浜のインターコンチネンタルと同じ形状だ。横には自転車専用のような並木道がある。

これが横にある自転車専用道路みたいな並木道。自転車以外にもセグウェイが走ってた。

街中に設置されているbicingというレンタルサイクルシステム。ここで好きな時に自転車に乗って、好きなbicingのスポットで降りて返却するという夢のようなシステムだ。しかし、旅行者は利用できない。あくまでもバルセロナ市民向け。。。残念。利用したいんだけどなぁ。自転車でバルセロナの街を移動したら気分良さそうじゃない?


裏側を振り返ると、OPIUMPACHAといったナイトクラブがお目見え。PACHAはNYEパーティはLUCIANOだったらしい。面白うそうだねえ。年越し関係なく、LUCIANOならきっと面白い内容だろう。

海岸でもWi-Fi使えるようだった。私はSIMフリースマホあるから利用しなかったけど、こんなとこまで電柱にアンテナ設置して使えるようにしてるとはさすがだなと。


冬なんだけど、かなりの人出で賑わい。泳いでる人はいないが、みんな日向ぼっこしている感じ。冬でも晴れてれば屋外で過ごしても快適。この温暖な気候こそスペインの魅力。バルセロネータ、夏は全く違うんだろうけど、こんな感じだった。


久々にカンプ・ノウ行きたいし、久々にグエル公園も行きたかったのだけど、以前行ったことあるからパス。いつかまた行きたい。でも、行ったらまた別の場所(今回取り上げたような別の場所)に行きたくなるだろうな。なんか今後もこのままずーっとバルセロナを観光してるだけで楽しめそうな気もしたわ。

つーわけで、バルセロナ観光でした。

訪問時期2016年12月頃

 

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