訪問時期:2024年12月
年末年始は東京から、エア・カナダのトロント経由でオランダへ行きました。
カナダ経由となれば必要なのはeTA。カナダ入国のみならず国際線の乗継利用でも必要という代物です。今回は事前の申請時に誤った期限を入力してしまい、すったもんだあって再取得するはめになりました。ちょっとびくびくしていましたが、無事通り抜けることができました。
エア・カナダは機内手荷物に重量制限なしという太っ腹ぶりで、スマホのアプリでボーディングパスがいとも簡単に表示され、紙の搭乗券は必要なしという便利さでした。
トロント・ピアソン空港の国際線のコンコースEには、リチャード・セラの作品が展示されています。
スキポール空港へ着。羽田を飛び立ってからちょうど24時間経過。特に問題もなく平穏だったとはいえ、やはり12時間 + 7時間のフライトは疲れます。
フライトは帰りより行きのほうが疲れますよね。
クレジットカードのタッチ決済が凄い!
今更ながらクレジットカードのタッチ決済に震えました。
オランダ鉄道では公式には2023年1月からサービス開始ということで以前からそうだったのかもしれませんが、電車、トラム、バス、全てがタッチ決済で乗車可能です。
スキポール空港からアムステルダムのホテルへ向かうときに恐る恐るタッチしてみたら無事OKとなりました。カード会社のロゴマークがないので、一抹の不安がありましたけど問題ありませんでした。
しかもオランダ鉄道のNSだけでなく、地下鉄、トラム、バス、全てがタッチ決済で乗車可能でした。アムステルダムだけでなく、運営会社が異なるロッテルダムのトラムもタッチ決済で乗車OKでした。
ここまでくるとOVチップカールトはもはや不要ですね。OVチップカールトだと乗車前に一定額がチャージされてないと乗車不可なんですが、タッチ決済ではそれがありませんので便利です。
更に隣国ベルギーのアントワープでもタッチ決済でトラムの乗車がOKでしたし、帰りに立ち寄ったカナダのトロントでもタッチ決済で空港からのユニオンエクスプレス、およびトラム、地下鉄がタッチ決済で乗車可能でした。タッチ決済のパワーが凄すぎて、びっくりしました。
もはや世界では交通系ICカードは息絶えたようです。日本でも手数料が高すぎるという理由でSUICAなど交通系ICが一部では下火になっているようですが、既に海外では完全にタッチ決済の天下になっていました。日本お得意のガラパゴス化がまたしても進行中です。
交通機関だけでなく、店舗での買い物や飲食、施設の入場料なども全てタッチ決済でOKでした。おかげで今回の旅は現金を使う機会が全くなし。以前よりますますキャッシュレスが普及している気がします。
というわけでお世話になったOVチップカールトは返却してデポジットを取り戻そうかと考えたけど、以前返却して再取得したこともあるので、取りあえずまだ保持しております。